NAVERまとめサービス終了!キュレーター生活の終わり
NAVERまとめは、2010年にインセンティブが始まった時から10年も使い続けてきました。それが2ヶ月後の2020年9月末で終了です。
いずれ終わると思っていたNAVERまとめ
NAVERまとめが稼げなくなったのは、2015年~2016年頃からでした。その稼げない状況に追い討ちをかけたのは、2016年末に発生した「Welq問題」でした。検索上位に書き換えサイトが出てくることが「検索の汚染」とされて、攻撃される事態となりました。
2017年頃からは、収益が激減してNAVERまとめだけの生活など、夢のまた夢という状況になっていきました。そして2019年頃には、振込み収益である3000円に達するのに何ヶ月もかかるような状況になっていき、サービス終了は時間の問題だと思われていました。
NAVERまとめの何が問題だったのか?
NAVERまとめが流行り始めて急成長していた2013年、2014年頃の方向性に問題があったと思っています。当時、内部に「お気に入り機能」などが付いたりしましたが、その機能自体がほとんど使われませんでした。また、途中でコメント機能がなくなるなど、コミュニケーション機能はほとんどなくなりました。
NAVERまとめのプラットフォーム自体は優れたものだったので、そのシステム使って普段の画像、ショート動画のアップロードサービスに展開していければ良かったのだと思います。つまり、画像などオリジナルのものをもっと簡単にアップロードするシステムに改変していければ良かったのですが、それができませんでした。
結局、NAVERまとめのプラットフォーム自体は、2010年に開始された当初からほとんど変化がないまま、2020年9月末に終了となります。環境が変化する中で、プラットフォーム自体は変化できませんでした。
全く稼げなくなっていた末期
NAVERまとめで情報をまとめるには、それなりに時間がかかる作業が必要になります。それでも、あまりアクセスが集まらない状況になっていて、ほとんど稼げないプラットフォームになっていました。2017年頃からは、NAVERまとめのまとめ数をいくら増加させても、収益はどんどん落ちていきました。NAVERまとめでいくらまとめてもお金にならない状況は、キュレーターがまとめる気力を奪い取ります。
NAVERまとめに対して時間を投入しても全く稼げなくなっていた状態だったので、終わるのは時間の問題だと思って心の準備をしていました。
お金を稼ぐことに手間がかかる時代
2010年頃よりも、画像、動画が大量にアップロードされるようになって、お金を稼ぐことに手間がかかるようになってきました。2010年と最も大きく変化したのは、動画が大量に出回るようになってきたことです。スマホの画質もここ10年で大幅に高画質化されて、YouTubeにアップロードされる動画の画質も向上しています。