NAVERまとめ

NAVERまとめとは、韓国のIT企業ネイバーの日本法人、LINE株式会社が運営するCGM型Webキュレーションサービスである。様々な情報をユーザーが独自に収集して組み合わせ、ひとつのページにまとめてインターネット上に公開。アクセス数に応じてユーザーが広告収入を得られる独自のシステムを展開している。

NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/

NAVERまとめにおける「旬のトレンド」と「過去の話題」の融合

  • 2 April 2013
  • のぶやん

このブログもキーワード「NAVERまとめ」で上位表示を狙ってみているのですが、ブログの記事が200記事ぐらいしかないボリューム不足で、なかなかGoogle上位表示されないですね。上位表示狙うならば、最低でも1000記事、出来れば1万記事ほど必要になりそうですね。さて、NAVERまとめのトレンドについて書いてみたいと思います。

NAVERまとめでは、単なるロボットができる作業ではなくて、人間だからこそ感じられる「楽しい」、「面白い」、「感動した」など感情豊かな検索エンジンを目指しているとされています。kizasi.jpは、今日注目の話題ランキングがありますが、これも「楽しかった」「感動した」「驚いた」「怒った」などに分かれています。どのような事象に対して多くの人が反応して、それに興味を持っているかを示すものと言えます。

kizasi.jpのトレンド
トレンドのキーワード
 

例えば、「東京」「おいしい店」と検索した時には、今話題となっている美味しい店をトップの方に出してきて、東京の美味しい店の一覧が次に出てくるような構造が検索エンジンとしては優秀かもしれません。NAVERまとめにおいては、時事ネタでありながらも、それをまとめた形のものを奨励しています。

人々が知りたい今の旬と「新鮮さ」

多くの人は、お金を持て余していて、常に良いネタを探しています。例えば、「おいしいものが食べたい」「おもしろいゲームをやりたい」「どこかに旅行に行きたい」と思っていながらも、古い情報ばかりしか手に入らないのでは、新鮮さが手に入らないかもしれません。そこで、検索エンジンで、その新鮮さを持たせた回答ができれば凄く喜ばれるという事になります。

「今、面白いビジネス映画が見たい」と思った人に対して、今が旬のビジネス映画を提供出来れば最高です。今が旬のものと、昔のビジネス映画の提案を同時にできれば最高という形になるでしょう。

今の旬と過去を結びつける作業

新聞記事を見ていると分かるのですが、「安倍さんが総理大臣になりました」という事実報道だけで終わってしまったのでは、何も面白い記事ではありません。どうして安倍さんが総理大臣になったのだろうか?安倍さんは、どういう考え方を持っているのだろうか?という過去の事実も含めて、総合的に旬の情報が提供されれば、雑誌のような面白い情報を見ることができます。

旬の情報というのは、過去の情報と結びつきながら、価値を強めると考える事ができるでしょう。現在の情報だけだと、断片的すぎて面白みに欠けるし、過去の情報だと旬が感じられずに面白みに欠けるという事になります。もっと簡単に言ってしまえば、旬のトレンドを見た時には、過去のニュースを含めて、その分野に知らない人に対して「これは面白そうだ」と思わせたら勝ちです。

NAVERまとめでどうまとめるか?

NAVERまとめでも、旬の情報と過去の情報を結びつける事は可能です。旬の情報としては、Twitterなどから「現在の話題」を取り込んだ上で、過去の情報としてはWikipadiaなど整理されたサイトからとって来るという手法があるでしょう。現在は、Twitterが主体となって「現在の話題」を取り込みますが、今後はもう少しバリエーションが期待できればいいですけどね。2ちゃんねるの取り込みは、問題が大きそうですけど。

「少女時代ニュース」のように少女時代に対しての追求を強めていく形式であれば、少女時代の過去のニュースから現在のニュースまでをずっと見ていく事ができます。古い情報を付け加えながら「少女時代ニュース」が積み上がっていくのが少女時代ファンには嬉しくあるでしょう。

常に新しい話題を提供し続ける工夫

池袋のサンシャイン水族館がリニューアルしたニュースなどで言えば、サンシャイン水族館なんて単なる水族館な訳ですけど、それがリニューアルしただけで話題になって、ウェブサイトやTwitter上に出回ります。NAVERまとめも、今まで何度もリニューアルしたり、ニュースサイトのインタビューに応じたりと、新鮮な感じを出そうと努力しています。

ブログなどは、更新がとまった瞬間に訪問者が激減するのは誰もが知っている事ですが、FacebookやTwitterは、それを気軽にする事によって、更新を途絶えさせないようにしたという所がポイントになるかもしれません。発信者の負担を軽減して、情報のハードルを低下させています。

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NAVERまとめを止めるキュレーターの方々

  • 31 March 2013
  • のぶやん

最近、Twitterなどで「NAVERまとめの更新をやめて、自分のブログやサイトを立ち上げてみよう」という人を数人ほど見かけました。悪くない取り組みだと思いますが、NAVERまとめをやめなくても(NAVERまとめを継続しながらでも)、自分のブログやサイトを行う事は可能です。NAVERまとめをやめないで、NAVERまとめを継続しながらも、自分のブログやサイトを運営してみてはどうかなと思います。

自分でアクセス集めるのは結構大変

私もいろいろなブログもサイトも自分でも数え切れないぐらい運営していますが、どのサイトもアクセス集めるのはそれなりに苦労しています。比較的簡単にアクセスが集まるサイトもあれば、頑張って更新をしてもアクセスが集まらないサイトもあります。また、このブログのようにほとんどアクセスが集まらずお金にならなくても、とりあえず継続してメモ帳代わりにしているような場所も幾つかあります。

インターネット上において、個人のブログが力を持ったような時代は既に過去の話で、多くのブログはアクセスが集まらずに更新を停止しています。アクセスが集まるブログというのは、ブログ専業にやっていてそれなりに話題になっていたり、ライブドアのBLOGOSなどからリンクされていたりするサイトだったり、他にいわゆる「まとめサイト」で成功していたりするサイトと言えるでしょう。

アクセス集めには時間がかかる

自分のブログやサイトを開始した所で、アクセス集めには1年-2年もの大変な時間がかかります。NHN社が社員の力をかけて、インセンティブまで配布して頑張ってきたNAVERまとめでさえ、12億PVを集めるのに3年もの時間を要しています。個人で大したスキルも持ち合わせていないのにブログやサイトを立ち上げて、それで100万PVを出せるのであれば、誰も会社なんかに苦労して勤める事はなくなるでしょう。アクセスを集めるにはそれなりに時間がかかりますし、時間がかかるというのは費用でもある訳です。

NAVERまとめでは、インセンティブの水準がそこそこに保たれていて、自分でアクセス集めにそれほど苦労しなくても、NAVERまとめ自体が検索エンジンに強かったり、ソーシャルネットワークの相性の良さなどでアクセスを集める力を持っています。個人でNAVERまとめの保有するアカウント水準までアクセスを集めようと思うのならば、実際にブログでも作って試してみれば良いと思います。多くの人は、アクセスが全く集まらずに挫折するでしょう。

今さらになってアドセンスのアカウントをとって始めるとかいうレベルじゃあ、稼げないですよ。稼いでいる人の多くは、アドセンスが日本で開始された直後からサイト作りまくって、技術的にもそれなりにある人たちが多いです。

NAVERまとめもブログもやればいい

NAVERまとめもやって、ブログもやって、サイトもやればいいと思います。何でも手をつけてみれば、お互いの長所、短所が分かって、いろいろな事に活用できそうです。例えば、NAVERまとめのタイトルの付け方に関しては、SEOを意識してタイトルを付けたりできれば、後からGoogle検索で有利になるかもしれません。こういったノウハウなどは、ブログであっても、NAVERまとめであっても同じようなところがあります。

NHN社は、ライブドアブログというブログを提供するサイトを保有していながら、どうしてNAVERまとめに手を出してきたかを考える必要もあるでしょう。それは、ブログというプラットフォーム自体でお金があまり動かなくなってきているという事と、所詮はGoogleなどの検索エンジンに依存していて、プラットフォームとまでは言えないと感じていたのかもしれません。NAVERまとめが大きなプラットフォームになれば、もしかしたらキュレーターでも大きな存在になれるかもしれない。そんな思いの中でキュレーターをコツコツ続けてみるのも悪くないでしょう。

自分の知識としてのキュレーション

NAVERまとめでキュレーションを行う時には、少しでも「自分の為になりそうなこと」についてまとめておけば良いと思います。ブログでもそうですが、嫌いな事は長続きしませんし、何よりも自分の為になりそうなまとめというのは、人の為にも役に立つ事が多いです。自分の知識、教養などを向上させる意味でNAVERまとめを少しずつキューレーションしていけば、1,2年を経ていけば相当な知識を身につける事ができるでしょう。身に付いた知識というものが後から、いろいろな情報資産として活用できるかもしれません。

結論とすれば、NAVERまとめを止めるのではなくて、休憩したりしながらも、継続していけば、いいこともあると思っていれば良いと思います。ブログなどをやりたければ、ブログなどでも情報発信しながら、いろいろなメディアやツールを試してみると良いのだと思います。

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NAVERまとめとYahoo JAPAN提携の衝撃!

  • 30 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめとYahoo JAPANの提携の話題は、インターネット上でも思わぬほど大きな話題になっています。今までは、NAVERまとめが何かのプレスリリースを発表したところでそれほど大きな話題にならなかった(ニュースでも2,3のニュースサイトに取り上げられる程度だった)のですが、2013年1月に新制度が開始される頃からニュースに取り上げるサイトが増えて、今回のNAVERまとめとYahoo JAPANの提携では、かなり大きな話題になっている気がします。

まあ、相手が日本を代表するウェブサイトを運営しているYahoo JAPANという事もあるのですが、私がNAVERまとめの利用を開始した時には、NAVERまとめ全体で1000万PVぐらい(1まとめ数万PVが多い方でしたね)のサイトだったと思うので、こんなに存在が大きくなった事に驚きを感じます。しかしながら、単にまとめサイトを作るだけではなくて、インセンティブの配布を開始するという非常にコントロールが難しい前例がないような事まで行って、事業として成立させようとするNHN JAPAN社の経営手腕が優れていたのは、他の会社が真似しようとして失敗(Yahoo!くくる、はてなまとめ)した事でも良く分かります。

新感覚の知識共有サイト

従来であれば、自分が持っている知識というのは、共有しようと思ったところで簡単に共有する事はできませんでした。ブログで共有するという方法はありますが、ブログで共有するには、ブログにアクセスを集めなければなりません。また、ブログで共有するのは、統一されたプラットフォームで美しく見せるのは難易度が高くなってしまいます。また、写真を入れたり、リンクを挿入したりするのも、ブログであれば大変に面倒な事です。

NAVERまとめでは、最近の流行であるJavascript主体としたサクサクと動くプラットフォーム上で、写真の挿入であったり、リンクの挿入がシンプルで簡単に行う事ができます。これによって、ブログなどで面倒なまとめであっても、NAVERまとめのプラットフォーム上ではシンプルで美しくまとめあげる事ができるようになっています。また、自分のまとめに対して、アクセス流入もとであったり、TwitterやFacebookの共有数を見れるなど、まとめ作成者支援のシステムも整っています。これだけシステムをゼロから作って動かすのは、並大抵の作業ではなく、NHN社の技術力の高さとマネジメントの高さがに驚きます。

知識共有がお金になる

従来のFaQサイト(例えば、Yahoo知恵袋)などにおいては、素晴らしい回答したからと言ってお金が貰える訳ではありませんでした。しかし、NAVERまとめでは、自分が多くの人に共有されるようなまとめを作ると、インセンティブが貰えるシステムになっています。たとえ、インセンティブの金額が多くなかったとしても、たとえ1円であったとしても、自分の作ったものに対してお金が発生するという事は、情報を発信していく大きな動機になります。良い情報を作り出そうと思えば、一般的にはそれに対してある程度の労力が必要になったりするからです。

NHN社は、「1億総キュレーター」を目指しているという事で、Yahoo JAPANの検索エンジンに採用されてNAVERまとめの認知度が高まっていけば、今まで以上にNAVERまとめ上で「まとめを作成する人」が増えて、NAVERまとめの成長の原動力となる事が期待できるのかもしれません。知識、情報を共有するという事が(少しでも)お金になるという事が多くの人の認識になれば、NAVERまとめ上で情報発信する人が増えるし、高額の電子書籍を安価にする圧力にもなる可能性があるでしょう。

検索エンジンのあり方を変えるサイト

Google検索で「六本木」を検索する人は、どのような回答を求めて六本木を検索するでしょうか?過半数以上の人は、六本木のタウン情報を検索したいと思って検索しているに違いありません。そして、もう過半数の人は、六本木についての最新の時事話題について調べたいと思っている人が多いかもしれない。「六本木」について検索した人が欲しい情報というのは、六本木のタウン情報であるカフェ、レストラン、そして六本木の遊び場スポット、ホテルなどが大半でしょう。

しかし、現在のGoogle検索で「六本木」を検索した結果として出てくるのは、1番目に「六本木とは何か」のWikipadia、六本木ヒルズの公式サイト、六本木経済新聞というニュースサイト、そして「マスコミが報じない!六本木クラブ「フラワー」襲撃殺人の犯人情報まとめ」という既に過去のもにになりつつある非常に古い共有数が多いニュースであったり、Yahooの知恵袋の回答などが出てきます。こうした人々が「六本木」について知りたいと思っているのとは、全然別の次元の検索結果がずらりと並んでしまうので、検索エンジンのサイトを1ページめから数多くのサイトを開いて、自分が欲しい情報に到達するまで時間のロスをしなければいけないという事が起こっています。

NAVERまとめにおいては、少なくとも「六本木」とくれば、六本木のタウン情報、レストラン、カフェが出てくるような作りになっていくと考えられます。また、時事のニュースにつていもGoogleよりも的確な情報が手に入ることが期待できます。六本木のおしゃれカフェなんて20店舗ぐらいのものでしょうし、皆が行きたいレストランだって30店舗ほどしかないでしょうし、六本木のショッピングスポットだって10ヶ所あればいいところです。その僅かな情報がまとまったサイトをGoogleで探すのが今までは困難だったのです。たった20店舗のオススメカフェを探したり、30店舗のオシャレなレストランを探したり、10ヶ所のショッピングスポットを探すのに何時間もかかっているのは本当に馬鹿馬鹿しくなってきます。

Google八分の危険性を排除

私がNAVERまとめで、数十万PVほど集めた1つのまとめ(以前に最も成功していたまとめ)に関して、アクセスがほとんど無くなったと思って確認してみると、Googleの検索上位からいつの間にか消えていました。以前は、検索するとほとんどトップに出ていたにも関わらず、検索の順位でかなり下の方に下落してしまいました。Googleの検索エンジンがどうして私のまとめを下位に落としたのかは不明ですが、NAVERまとめにおいても、ブログなどのコンテンツと同じようにこうしたGoogleから順位を下落させられるという事が起こりうるという事を実感しました。

Googleのシステムが変更されて、NAVERまとめが上位に表示されなくなった場合には、NAVERまとめ自体のPV数が大幅に減少するビジネスモデルの危険を内在していました。そこで、NAVERまとめ側もYahoo JAPANと提携することで、万が一にもGoogle八分されてもビジネスとしてしっかりと成立するようにと裏をとっておいたものと考えられます。日本の検索の8割を占めるとされるYahoo JAPANの方でしっかりと検索で表示されるようになれば、NAVERまとめがGoogleに無視されたところで、その影響は軽微で済むからです。今回のYahoo JAPANとの提携は、そういった意味でもビジネスを安定させる上で重要だったと考えます。

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少しずつTwitterを侵食しはじめたNAVERまとめ

  • 29 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめのPCにおけるユニークユーザー数がTwitterを抜いたという事がニュースになっていました。ニッセンが2013年2月25日に発表したデーターによると、「NAVERまとめ」の訪問者数が前年同月の2.3倍となる1335万人に達して、Twitter(前年同日6%減の1278万人)を超えたという事です。急成長したNAVERまとめに対して、Twitterは、この1年間でほとんどユーザーを増やさなかったという事です。

TwitterとNAVERまとめは、全く異なったタイプのウェブサービスなので、単純に比較する事は難しいと言えます。しかしながら、ユニークユーザー数は、日本国内のどれだけ多くの人にアプローチできているかという点では重要な指標に間違いないでしょう。

TwitterとNAVERまとめの違い

以前は新型SNSと言われたTwitterですが、利用者の増加が既に止まっている所をみると、これから爆発的にユーザーを増やすのは不可能と考えられます。そろそろTwitterも飽きられてきたのかもしれません。Twitterが飽きられてきてしまった背景はいろいろありますが、フォロワーを増やしたユーザーが「Twitter疲れ」を起こしてやめたり、Botや業者などのアカウントが乱立して不要な情報が増えた事が背景にありそうです。

また、Twitterが情報発信に対して無償で動くのに対してNAVERまとめの場合には、情報の作り手がインセンティブで動いているという違いもあります。いずれにしても、2013年にTwitterが更に衰退していき、NAVERまとめの勢いが更に増加していく事だけは間違いなさそうです。

情報の速さを重視するNAVERまとめ

NAVERまとめでは、インセンティブ制度(トピックピッカー)があるように、今まで情報の速さを重視しています。NAVERまとめに行けば新しくて面白い情報が常に更新されているとすれば、人々はTwitterをフォローするのではなくて、NAVERまとめそのものをフォローしていく形になっていくでしょう。多種多様な人が最新の「話題の情報」を発信する場所になっていくのがNAVERまとめの狙いであると考えます。

Twitterは、非常にスピード感があるサービスだったのですが、「どこかにリンクする」というサービスであり、情報そのものではありませんでした。NAVERまとめは、事件が起こってから誰かがまとめるまでの時間差が非常に短くなってきており、1時間ほどで新着情報が出るようになってきています。そうなると、TwitterなどでNAVERまとめが拡散されるのを待たなくても、直接NAVERまとめで情報を取り入れる事ができます。

情報作成はNAVERまとめで、共有はLINEへ

日本において、Twitterのユーザーが増加していかない背景としては、もうひとつ競合としてLINEの存在をあげる人が多いかもしれません。LINEは、友達とメッセージをやり取りする事を主力としたサービス(電話も可能)ですが、Twitterよりも人に見られる心配もなくて、友達と気楽にメッセージをやり取りできます。情報のコミュニケーションの仕方は、TwitterからNHN社の提供するLINEに移ってきていると感じます。

NHN社がLINEとNAVERまとめをどのように連動させるか、もしくは連動させない予定なのかは分からないですが、素早く出てくる情報をNAVERまとめからLINEに流せれば、もっとユーザーが拡大していく可能性はあるでしょう。その為には、NAVERまとめ自体の国際化をはかる必要性もあり、NAVERまとめの国際化をどのように進めていくかも腕の見せ所になってきそうです。

情報が早くなれば2ちゃんねるも食える

NAVERまとめの参加者が増えるにしたがって、ニュースの「情報提供のスピード」が以前よりも早くなってきました。2ちゃんねるの特徴が「情報提供のスピード」にあると考える人は多いのですが、いよいよNAVERまとめが2ちゃんねるを食える可能性が出てきました。2ちゃんねるは、ニュースサイトをコピペしたのに対してコメントしていく形で展開していきますが、この2ちゃんねるという「ごちゃごちゃした場所」を見るよりは、NAVERまとめの整理された情報を見たいと考える人は多い事でしょう。

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NAVERまとめで訪問者を満足させるには?

  • 29 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめとYahoo JAPANの記者会見は、用事があってリアルタイムでみる事ができなかったのですが、報道を見る限りでは、Yahoo JAPANとNHN JAPAN社は、日本人のユーザーニーズに合った形での検索を提供しようという目標で一致したようです。

従来の検索エンジンの問題点

Googleのような従来の検索エンジンの問題点は、自分が何かの問題が起こって解決したいと思った時にホームページを上から順に見ていって、全てを読んで、解決策を自分でノートにとって考えなくてはいけないという所にありました。例えば、子供が風邪をひいて、医者に行くまでの間の対処方法が知りたいとして、「子供」「風邪」と検索しても、なかなか解決策に至らない事が多かったのです。

NAVERまとめの会見にもありましたが、「東京でお花見する為のレストランを探したい」というだけで、検索で「花が見えるレストラン」を探して、それを1つ1つメモしながら検証してからお花見に行っていました。この検索の問題点は、時間がかかるという事ばかりではなくて、検索上位に出てきたお店が「必ずしも良いお店とは限らない」という問題点がありました。NAVERまとめでは、お店の一覧を見ながら比較してお店を決定できるようなまとめも出てきています。

経験に基づいたコンテンツ作成

NHN社の森川氏は、検索については「キーワード検索は限定的、あいまいな情報を検索するのが弱点。ユーザーの知識、体験、趣味嗜好を合わせて検索の満足度を高めようとした。美しい、美味しい、楽しいなどの経験でコンテンツがつくられている」と、NAVERまとめこそが検索品質を向上させられる唯一のサービスであると説明。(参照元)したという事で、経験に基づいたNAVERまとめを重視している姿勢が分かります。

NAVERまとめというのは、確かに検索エンジンでは得られない回答を準備してくれるので大変に有益なサービスです。以前であれば、「人力検索はてな」のようなものがありましたが、人力検索はてなの場合には、体系化された答えというものが用意されていた訳ではありません。NAVERまとめでは、NAVERまとめという統一されたプラットフォームの上で、見やすくてしっかりとした回答が最初から準備されているのが大変に魅力的です。

キュレーターとしての楽しみ方

私がまとめを作る時は、単に「さくらの花が見えるレストラン」で、食べログなどから取ってくるのでなはくて、お店の内部が分かる写真を入れてみたり、そのお店の評判が分かるようなまとめを作るように心がけています。自分がレストランを訪問する時には、単に外見だけではなくて、味であったり、雰囲気なども重視したいと思うのは当然です。

実際に自分が行った感想はもちろん、口コミなども参考にして書けば、素敵なまとめが出来上がります。しかし、それだけ膨大な労力が必要になり、時間をかければかけるほど、お金では割りに合わない可能性も出てくるのですけどね。「お金だけではなくて、皆の役に立ちたい」と思ったり、自分の知識をウェブ上にメモしたり共有したいという同期も含んだ上でNAVERまとめに取り組めば、素晴らしいまとめが出来上がる事でしょう。
 

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NAVERまとめとスマートフォンの相性

  • 28 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめをスマートフォンで見ると、PCで見る時とは違った印象をうけます。NAVERまとめのキュレーター(作り手)の多くは、PC上にてまとめを作るので、スマートフォンで作り終えたまとめを確認する事は少ないでしょう。しかし、実際には閲覧者の半分がスマートフォンからの閲覧で、スマートフォンを意識したまとめというのも、キューレターとしては大切になってきます。

NAVERまとめは、スマートフォンを意識してだと思いますが、以前にあった引用文章に小さい写真を挿入するのをやめて、大きい画像だけに統一しています。スマートフォンでは、画面が小さいので、大きな写真でないとユーザーが見づらくなってしまうからです。また、スマートフォンは、複雑なまとめを閲覧するには、画面が小さすぎるので、単純なまとめが子とまれます。

スマートフォン


スマートフォンで好まれるまとめ

(1)インパクトのある写真が前半にある

スマートフォンでは、画面が小さくて指でスクロールするので、最初の方にインパクトある写真がないと読む気をなくしてしまいます。最初の方が文章だらけというのでは、スマートフォンユーザーにとっては苦痛以外の何者でもありません。前半に写真を多めに持ってくる事で、スマートフォンユーザーに「読みたい」と思わせるようにしましょう。

(2)シンプルな内容にする

複雑な構造、構成にすると、スマートフォンでは実に読みづらくなってしまいます。写真、説明、説明、写真、説明、説明ぐらいのシンプルな内容の方がスマートフォンユーザーに好まれる構成です。シンプルな構成にする事で、スマートフォンユーザーがしっかりと読んでくれる可能性が高まります。

スマートフォンのユーザーに合わせたキュレーション

PCでまとめの作成を行っていると、どうしてもPCから見た目線になってしまいますが、閲覧者を考えると「スマートフォンユーザーを意識したまとめ」を作る事も必要になってきていると思います。

(1)スマートフォンでまとめをチェック

キュレーターは、スマートフォンの「NAVERまとめアプリ」を使って、自分が作ったNAVERまとめの記事をチェックして、見やすいかどうかを確認する必要がありそうです。見づらい場所があったら、修正を加えて、スマホユーザーが見やすいような記事スタイルを追求していく必要があるでしょう。

画面に統一感を持たせる為に画像に統一感を出す事も大切で、出来れば横長の画像に統一するようにすべきでしょう。縦長の画像は、スマートフォンなどでは幅をとって見づらくなる可能性が高いです。

(2)スマートフォンで話題になるトピック選び

PCからの閲覧者とスマートフォンの閲覧者では、見たいコンテンツが異なっているかもしれません。例えば、スマートフォンは通勤の途中に読むサラリーマン、授業の合間に読む女子高生が多いかもしれません。そうしたユーザー向けの「話題になりそうなコンテンツ」を探してスマートフォン向けに提供するという事も考えられるでしょう。

 

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NAVERまとめは、将来Google検索ランキングで他サービスを抜いて上位表示が可能か?

  • 27 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめは、個人サイトではないので、最終的にGoogle検索上位を目指したサービスではないのですが、少なくとも現段階においては、Google検索上位も意識してPVを伸ばしていく段階である事は確かです。自社サービスが100億PVほどまで成長していく過程においては、まだまだGoogle検索の上位表示を重視していく姿勢が必要になっていくでしょう。そして、Google検索上位を沢山確保していく事は、現段階においては、日本のコンテンツ産業を支配する事にも繋がっていきます。

WikipadiaとAll About Japan

NAVERまとめの現在の強力なライバルと言えば、WikipadiaやAll About Japanと言えるかもしれません。もしくは、Nanapiのようなライフハックサイトという人もいるでしょう。いずれにしても、現状においてGoogle検索で上位に出てくるコンテンツは、NAVERまとめでも少しずつ増えてきました。NAVERまとめが1000億PVを目指すのであれば、Googleを検索した時に「どのキーワードでも上位に」出てくるような形を目指す事になるでしょう。

現在は、ニッチのキーワードでは、Wikipadiaの強さは圧倒的で、まさに辞書の役割を果たしていると言えるでしょう。また、専門分野におけるAll Aboutの強さも非常に際立っていて、専門分野においてはAll Aboutが大量のニッチキーワードを押さえています。この状況を打破していく為には、NAVERまとめも「キーワードを意識したコンテンツ制作」を行わざるえない状況でしょう。そこで、インセンティブ制度は、検索エンジン流入も意識したものに変わってきています。

NAVERまとめのキュレーターは、独自性のあるまとめを作りながらも、多少なりともインセンティブを意識しながら、Googleなどの検索流入を意識したキーワードに基づいたタイトルや内容設計を行っていく事になるでしょう。

検索エンジンの上位に出る事の意味

Wikipadiaは総合辞書を目指していて、All Aboutの場合には専門的な事柄で全てのキーワードを押さえようとしています。NAVERまとめの現在の欠点としては、以前のPV尊重主義があった為に専門キーワードが非常に少なくなっており、ニッチ市場の検索市場を押さえられていないという事です。多くのGoogle検索などにおいて、Wikipadia, All About Japanが上位表示されるのにNAVERまとめが出てこないという事が発生しています。

NAVERまとめは、今まではサービスをとにかく軌道に乗せなければいけないという理由からPV重視でやってきましたが、ここまで来たらWikipadiaもALL About Japanも、ついでにNanapiも圧倒していかなければPVが伸びません。現在は、ライフハック系の記事は充実してきており、その点ではNanapiを打倒する事はできそうです。問題はWikipadia, All about Japanの方で、Wikipadiaのニッチキーワードを自由にユーザーが作るNAVERまとめが押さえられるかは、本当に疑問です。同じように専門性が高いAll Aboutに専門性のキーワードで今のところ対抗できていません。

様々なタイプでビックキーワードを取る

面白い画像であったり、女優系であったり、Twitter系が得意な人は、確かに一時的にアクセスが伸びやすいですが、もっと様々なジャンルを全体的に強化していかないと、Googleのビックで上位を独占する事はできません。ビックキーワードとは、例えば「不動産」「証券会社」「自動車」など検索が頻繁に行われて、なおかつ広告単価も高いようなビックキーワードを沢山持っていれば、NAVERまとめのサービス強化に役立つ事は間違いなさそうです。

現在のNAVERまとめは、総合サービスというよりは、どちらかと言えば閲覧者の突破口として10代-20代女性を重視してきているので、コンテンツにもかなりの偏りが見られています。コンテンツの偏り事態は何も悪いことではなくて、サービスの特徴でもあるのですが、1000億PVを目標とするならば、全てのユーザー層で幅広く支持される必要性がでてくるでしょう。そうした事を考えると、今後はジャンルの多様化が求められていきそうです。

NAVERまとめを核としてリンクする

Google検索のキーワードからNAVERまとめに流入してきた所で、期待以上のコンテンツが得られれば、それを「共有」、「保存」、「ブックマーク」したりするという行動が発生します。そういった行動が発生する事で、NAVERまとめがGoogle検索以上の価値を持つ事ができたと考える事もできます。つまり、次回からGoogle検索を通じてではなくて、NAVERまとめを核としてリンク先を探す行動が始まるかもしれないという事です。

現在のGoogle検索は、はっきり言えばボロボロの状態で、1つのサイトだけを表示する限界が見えています。1つのサイトに全ての情報が掲載されている事は稀であり、多くのユーザーが膨大な検索結果のページを1つ1つ見て回って、自分でまとめる作業を行っているのが現状です。キュレーターと呼ばれる「まとめのプロ」によってまとめられた情報によって、Google検索のページを1つ1つ巡る必要がなくなるのです!これはユーザーにとって多大なメ時間の節約をもたらします。

ライフハックと相性が良いNAVERまとめ

NAVERまとめは、ニュース系の相性もまずまずですが、ライフハック系の情報と相性が良いと考えられます。例えば、ダイエットの方法を見たい時には、Google検索で全てのページを上からダイエットについて検索する時間など多くの人は持ち合わせていません。NAVERまとめで、ダイエットの方法を検索して、ダイエットの方法の一覧でも見た方がずっと時間を節約できる可能性が大きい訳です。

どこかに個人で旅行に行きたい時には、観光地を探しまわすという事を個人旅行が好きな人はウンザリするほど経験している事でしょう。多くの素敵な観光地のサイトは、情報が多すぎたり、少なすぎたりして「結局どの観光地に行けばいいの?」と検索に膨大な時間を費やします。しかし、NAVERまとめであれば、観光地情報も沢山あるので、行きたい場所を検索して、その場所についての観光地一覧をみて行きたい場所を探すだけです。旅行に行く前の情報検索の時間を大幅に節約できます。

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NAVERまとめは、1000億PVを稼ぎ出せるか?

  • 23 March 2013
  • のぶやん

NHN JAPANウェブサービス本部サービス企画1室室長の島村武志氏は、インタビューで「目指すのは1000億PVです」と答えています。これは、Yahoo Japanの500億PVを目標として、NAVERまとめにおいて、それ以上のアクセスを稼ぎ出したいという目標が読み取れます。1日平均して20億のPVを稼ぎ出す必要があるので、達成するのはかなり大変と思う反面で、今の速度でNAVERまとめのアクセス数が伸び続ければ、500億PV、1000億PVを稼ぎ出すのも「夢のような話」ではないと言えます。

日本のウェブサイトは、「Yahoo Japan」と「その他のサイト」に分類されます。それほどまでにYahoo Japanのポータルサイトとしての影響力が強くて、Googleの検索を凌いでおり、世界最大で最強のサービスと言われています。Yahoo Japanは、日本のウェブサービスの半分以上を保有していると言っても過言ではありません。インターネット先進国の日本において、2007年時点でインターネットユーザーの約9割が月に1度はYahoo! JAPANが運営するいずれかのWebサイトを利用しています。

年間1000億円の利益を叩き出すYahoo Japanの利益を利用して、孫社長がソフトバンク購入を行えた理由もわかります。こういった状況は、歪んだウェブの情報を生み出していると言えるので、早急に解決される必要があるでしょう。そのYahoo Japanに対抗できるサービスとして、NAVERまとめが注目されます。

存在しないものを存在するものへ

Google検索のランキングでは、サイトごとにランキングされるので、1ページ目にないサイトは「存在しないサイト」として扱われます。どんなに歪んだ情報であっても、Googleの1ページ目に表示されれば「社会に注目される情報」となる訳です。NAVERまとめでは、少なくとも引用形式で少しずつ情報を拾ってくるので、多数のウェブサイトの「良い所をつまんでくる」という事で、情報にかかる歪みはGoogle検索よりも少なくなります。Google検索で「存在しません」とされた優良なサイトは、NAVERまとめでは、目立つ優良サイトとして掲載する事が可能になるのです。

2013年はNAVERまとめ勝負の年

2013年1月時点におけるNAVERまとめのPV数は、10億PVほどですので、Yahoo Japanの20分の1、下手をすれば50分の1ぐらいしかありません。これをYahoo Japan並に高めていくには、物凄いスピードでPV数を増やしていく必要性に迫られます。Googleの上位表示をとったり、TwitterやFacebookで拡散したり、Wikipadiaの地位を奪うなど、ありとあらゆる考えられる策を全て打って、PV数を伸ばす必要性が出てくるでしょう。2013年にアクセスをどれだけ伸ばせるかという事は、NAVERまとめにとって非常に重要になりそうです。

1つのコンテンツで100万PV以上のコンテンツ量産

普通にまとめを作っても、10万PVも集まれば「優秀なまとめ」と言う事ができるでしょう。100万PV以上のアクセスを集めるコンテンツというのは、NAVERまとめ内部においても、それほど多くありません。現段階で数百といったところでしょう。1つのコンテンツで100万PVを集めるには、毎日数万PVを集め続ける必要があり、そうしたコンテンツを生産するのは簡単な事ではありません。今後は、数百万PVのコンテンツをいかに沢山NAVER内部に抱え込むかというのが1つの重要な課題となってきます。

億単位のキュレーターの育成

アイドルまとめを量産した卍郎さんを奨励者にしていたようにNAVERまとめでは、PVを稼いでくるキュレーターの育成に力を入れていました。商売でやっているので、PV数が必要な事は理解できますが、サービスの質の低下を招きすぎると、今度はサービスとしての存続が危うくなってしまいます。何故なら、アイドルまとめを量産したところで、広告単価をあげる事は不可能だからです。PVばかり集まって広告単価が落ちたのでは、商売になりません。広告の単価をあげようと思えば、金を持ったビジネスマン・高学歴者をウェブサイト内部に抱え込む必要があります。つまり、金融などの情報が金を運んでくるには良い情報なのです。

卍朗さんなどは、NAVERの計測で1500万PVほどでしたが、NAVER全体でNAVERまとめが目標とする1000億PVを達成する為には、トップキュレーターに億単位のアクセスをとってきて貰う必要があります。何故なら、現在数千名のキュレーターがいるなかで、ほとんどのアクセスをトップ100人ほどが稼ぎ出している可能性が高いからです。NAVERまとめのアクセスの多くは、トップ100人ほどのキュレータによって稼ぎ出されているでしょう。このキュレータの1人あたりのPV数を10倍ずつに伸ばされば、100億PVを超えてくる見込みが出てきます。

キュレーター側としても、現在の状況で月額数千円ー数万円のインセンティブの人が多い仲で、PV数が増えて、月額数万円ー数十万円になってくると、NAVERまとめに対する意欲や方法も大きく変化してくる事でしょう。何故なら、月額数十万円の収入といえば、NAVERまとめだけで生活できるレベルになってくるからです。

専門性の高いまとめも重視する姿勢

NAVERまとめの過去のインセンティブ制度では、PVだけが評価されていたので、広告単価が低い「おもしろ系まとめ」などPVだけが集まってお金にならないまとめに対して、沢山のお金が配分されるという問題点がありました。そこで、NAVERまとめの運営者である島村室長さんも、インタビューの中で「ユーザーが楽しく使える場にしたいというのは前提にありますが、それとは別に、専門知識を世の中に役立ててもらう場、知見を交換できる場としたいですね。」と答えています。専門知識、知見を交換できる場とした方が、様々な広告に対応できる可能性が高まるでしょう。

NAVERまとめは、特に10代、20代が多い訳ですが、巨大サービスにしていく為には、そういった層を限定せずに、日本のどの層にも利用者層を広げていく必要があります。特にお金をたっぷり持っていて、高額の単価を落としてくれる高齢者層にNAVERまとめのユーザーが広がっていけば、NAVERまとめも1000億PVに近づく事ができるでしょう。その為には、高齢者にも対応できる専門知識や知見の交換の場となっていく必要もあります。

ALL ABOUT JAPAN並みの情報量に

現在のNAVERまとめでは、ALL ABOUT JAPANの専門性に太刀打ちできていません。専門分野においては、ライターが執筆したとされるALL ABOUT JAPANがまだ優勢です。しかし、NAVERまとめでは、少しずつ専門的なまとめも作られてきていますので、これからはALL ABOUT JAPANの専門分野も脅かすほどの潜在的な成長力を持っている事は確かです。現段階においては、まだNAVERまとめの情報力は不足しており、まとまっていない情報が散在しているように見受けられます。

今後、NAVERまとめがALL ABOUT JAPANのように専門的な情報を重視して、情報が充実してくる事が期待されます。数千人が活動しているまとめ作成者に対して、「NAVERまとめで欲している情報は、専門知識なども欲していますよ」というメッセージを積極的に発信していく事で、NAVERまとめにおいて専門知識が少しずつ充実していくのかもしれません。卍朗さんのようにアイドルまとめ量産したところで、大きなお金を動かせない上にALL ABOUT Japanに勝てるようなサイトには仕上がりませんからね。

ALL AOBUT JAPANの特徴としては、フリーランスの「ガイド」と呼ばれている人を用いていて、非常に強力な専門知識を繰り出して、独自の有益な情報を提供しています。NAVERまとめでは、そこまで専門的な情報を提供している人は多くありません。しかしながら、ALL ABOUT JAPANにない「誰でもまとめができる」という強みもあるので、フリーランスで情報をもて余している人、もしくは「書籍も出版したけど、NAVERまとめにも情報を出しておくか」という積極的な情報提屋さんをいかに取り込むかというのは、課題になってきそうですね。

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