チャンスがあっても活かしきれない
NAVERまとめの「編集コンペ」に応募している作品をみると、今までNAVERまとめで編集をやってきた人が応募しているように思います。NAVERまとめ運営側の目標としては、編集者になりたい人で、NAVERまとめをやった事がない人も積極的に応募して貰って、編集能力を高めてほしいと思うのは当然です。
本当は、「編集者になりたい人」というのは、世の中に沢山いるはずで、私が大学生の時だって周囲に雑誌を自主編集している人が沢山いたので、「将来は編集者」にと思っている人が沢山いるはずなんです。それなのにNAVERまとめのコンペは応募が300点しかあつまっていない。300点の中で実際に審査にかけられるのは100点以下で入賞は10点ほどなので、チャンスは非常に大きい訳です。
NAVERまとめ編集コンペ2013
http://matome.naver.jp/competition/june2013
チャンスは、チャレンジした奴にしか来ない
NAVERまとめ運営側は、「編集者志望のあなたにチャンスをあげましょう」と言ってきた。しかし、多くのキュレーターもしくは、自称編集者志望の方々は、「自分には無理だ」と思ってチャレンジもしなかった。結果として、受賞を逃すというどころではなくて、そもそも自分の能力を高めるというチャンスにすら出会うことはできませんでした。
そもそも、編集コンペに応募しなければ、NAVREまとめの編集について考える機会もなければ、過去のコンペや他の人の作品を真剣に眺めるという事もないでしょう。東京キュレーターズの会場には、現役の編集者ばかりではなくて、編集者志望?の人も参加していたと思うのですが、その人たちは参加したのでしょうか。
この曲を聴きながら見てください。記事に関係ない曲ですがコンペで見つけたいい曲
Katie Herzig - Best Day Of Your Life
努力する方向が違うのでは?
多くの人は、「編集者になりたい」と言いながら、自分で編集技術を磨く訳でもなくて、単に専門学校に行ったり大学で勉強したりしているだけです。専門学校や大学を出て、就職する時になって、雑誌を発行する会社に入ろうと思って就職試験でいくら気合を伝えたところで、その気合が評価されるほど現在の社会はあまくはないでしょう。
編集者になりたい大学生がNAVERまとめ編集コンペに応募して、そして残念ながら強豪の大人たちに負けて落選してしまいました。その時に履歴書にどう書けば良いかと言えば、「NAVERまとめ編集コンペに2年連続で応募」作品のタイトルは、「これ」「あれ」だけど、残念ながら実力不足で落ちました。入社してから能力を高めてNAVERまとめ編集コンペで負けないような人材になりたいですと言えばいい。
失敗したのをネタにしていくぐらいじゃないと。
雑誌の編集者になりたいんでしょ?じゃあ、その為に何をやってきたのよ?と尋ねてしまうわけです。自分で努力も何もせずに、単に会社に頼って「編集者になりたいです」と言ってくるような人を編集に加わらせても、大した戦力にならないんですね、これが。
賞金が少ないから応募しないのか?
前にも書いたのですけど、NAVERまとめの編集コンペなどというものには、私みたいな社会に出た人が応募するのではなくて、現役の「編集者になりたいと思っている大学生」に応募してほしいです。賞金が30万円とか関係なくて、賞金が1万円でもいいから、とにかく編集者になりたいという夢がある奴に出してほしいと思います。NAVERまとめのコンペだって、入賞すれば、確実に就職に有利になりますよ。
大学生とか若手の編集者になりたい人にとっては、NAVERまとめの編集コンペはチャンスだと思うのです。そのチャンスに「どれだけ本気でチャレンジできるか」というのが試されるのです。そういう過程を踏めない人は、実は何をやっても駄目なんですね。私は編集者志望ではないのですが、それでも何かのチャンスを掴もうと思って、全力で取り組んで応募してみました。時間の制約などから出来が完璧にならなかったのですが、それはそれで仕方ないです。とにかく「チャレンジしていくこと」からチャンスがくるのです。
ピア映画コンペ
http://pff.jp/jp/index.html
この映画コンペは優勝しても100万円、準優勝だと20万円で、制作費にしかなりません。
金でコンペ応募する奴は、その時点で負けている。
このピア映画編集コンペには500本近い作品が寄せられるといいます。製作する時間も、お金も、そして1人で作るという手軽さを考えても、NAVERの編集コンペというのは、ピアの映画コンペよりも「ずっと気楽に」応募できます。それなのにNAVERまとめの編集コンペの優勝賞金は30万で、準優勝で10万が2本と手間に対する報酬は高いです。その気軽に応募できるコンテストに全く応募していないというのは、「人生を無駄にすごす」ようなものです。
チャンスは降ってこない
私が学生の時にもいろいろコンテストにチャレンジ(ほとんどが失敗)しましたけど、そういう経験があとから様々な場面で応用したりできます。例えば、文章を書く能力が高くなっていったり、人と話すのが得意になったりなど。いろいろな能力を高めるのに「全力で取り組んだ」コンペの応募が役に立ってくるのです。
自分からいろいろとインターネットを使って調べて、何かに向かって突進して、それで能力をどんどん高めていかないと、人生なんてあっという間に終わってしまうよ。そう自分に言い聞かせていますね。
いつまでもアツい人生にすべきだね!!
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