日本の実態を知っているのは国民自身!政治家と大企業にカネを盗まれて貧困に陥っている国民
若者の間において、「会社に縛られない働き方」みたいなのを模索する動きが少しずつ広まってきていると感じています。ノマドワーカーとして取り上げられる女性が出てきたりしています。1つの会社が倒産しないという時には、その会社をプラットフォームとしてずっと働き続ける事にメリットが生じると考えられますが、その会社がなくなってしまった事を想定すると、自分で様々な生き方を想定しておかないといけない時代になってきているのかなと思う人が増えているのかもしれません。
今の時代というのは、右肩上がりで成長する時代ではありませんので、1つの会社の中で昇進を競うということは、NAVERまとめという1つのプラットフォームで競争しているのとあまり変わらないのです。共通している事は、そのサービスに対する依存体質であって、そのサービスが失われると自分の働き場所を失うというリスクが内在していると考えた方が良いでしょう。
・自分のリスクを見つめなおす
・1つの会社、プラットフォームの依存をやめる
・自己のプラットフォーム保有を考える
時間の使い方に関する自由
特に会社員の時間の使い方というのは、経営者、フリーランスなどの人と違って、自分で決定する事が非常に難しい場合が多いのです。週休二日が導入されたとはいっても、月曜日から金曜日まで決まった時間に出社して、決まった時間に退社するというスタイルが一般的で、労働者が「歯車」と言われる要因ともなっています。
労働者の多くが労働する事を時給などで考えますが、時給がどんなに高くても労働者として働いた状態では、稼げる限界が生じてしまいます。自分が労働者として時給を意識して働くような働き方をやめて、もう少し時間にとらわれないような働き方をしていく必要があるでしょう。もっと簡単に言えば、自分が管理業務だけしていれば、ある程度の収入を得られるようなプラットフォームか何かを保有する事ができれば、ある程度の時間的な自由が手に入る可能性があります。
・健康がもたらす労働性資産(若さ)
・労働する時間に対する考え方(時給)
資産に対する概念
多くの庶民というものは、経済・会計について何ら勉強を行った事がないので、資産について何ら概念を持ち合わせていません。このことは、単に労働性資産(若さ)であったり、お金の貯金のみが資産という考え方をする人が多いという事でもあります。「金持ち父さん」にも書かれているのですが、お金を生み出すものが「収益性資産」であり、収益性資産以外のものは、資産として保有する事にあまり意味がありません。
マイホームを購入したとしても、自分の精神的満足感は得られるのですが、それが収益性資産とはならないので、マイホームは持つべきではないと説明する人もいます。不動産のような形でのVisible Asset(目に見える資産)というものは、保有すると税金や管理料が膨大にかかるので扱いが難しいアセットです。現代社会では、電子化されたコンテンツなどの無形資産(Invisible Asset)も資産になる時代なので、
出生率が大幅に低下している日本
第二次世界大戦の戦勝国と敗戦国では、現在では特殊出生率の推移に差が出ています。戦勝国であるアメリカ、イギリス、フランスは、移民を積極的に受け入れるなどして特殊出生率を高めて国力保持を行ってきました。それに対して敗戦国である、ドイツ、日本、イタリアに関して言えば、出生率が2.0を割り込んでいて、人口減少が起こって高齢化も加速しています。
このような結果になった理由は明らかではありませんが、戦勝国と敗戦国に何らかの違いがある事は明らかです。考えられる要因としては、戦勝国は敗戦国よりも復興が早くて少子化対策などを行うのに余裕があった反面で、敗戦国は戦勝国のレベルに追いつくまでに時間がかかってしまったという事でしょう。
何も理解する必要がない兵士という存在
日露戦争の当時の書籍などを読むと分かる事なのですが、日本側の兵士、ロシア側の兵士ともに地理の感覚などをほとんど保有しておらず、世界の地図で日本がどこにあるのか、ロシアがどこにあるのかさえ知らずに戦争を行っていたという事です。多くの兵士が相手に恨みもないにも関わらず、とりあえず戦争するというの事は恐ろしい話ですが、このような傾向は歴史で良くある事だったのかもしれません。
第二次世界大戦でも、ある程度の地理の概念を持っていたのは、現地の司令官クラスぐらいもので、階級が下の方になってくると、単に命令通りに動いて居れば良いという考え方が当然になっていました。詳しい事は理解していなくても、単に駒になって目の前の敵を倒せばいいのだという考え方です。
自分で調べる事の重要性
例が良いかどうかは分かりませんけど、日本から当時の旧満州に送られた「満州開拓団」などに参加した人の多くは、満州がどこにあるのか、どんな場所なのかというのをほとんど知らないで、政府が言うままに「鵜呑み」の状態で、旧満州に送り込まれました。そこでの生活はとても豊かと言えるものではなくて、かなり悲惨な末路をたどる事になっていきます。政府情報の鵜呑みがいけないとは言っても、当時はインターネットなんてないので、自分で調べる事ができず、政府の言う事を鵜呑みにするのもやむなかったので、当時の人に何も罪はありません。特に貧しい農村部で何かの情報を持つ人がいたとは思えません。
満州開拓団というものは、満州の土地を開墾すると言う目的だったのですが、日本人が慣れている土地と違って、満州というのは冬に零下30度を下回るという極寒の地です。また、良い土地と言うのは既に中国人の現地の方々がおられるわけで、それを強奪して恨みをかうことになってしまったのです。また、戦況の悪化によって働ける15歳以上の男性がほとんど徴兵されて、満州開拓団の男性がソ連と戦う事になります。開拓団が女性と子供だけになり、日本に逃げ帰る事となります。
収益性資産に対する理解
今では大企業かつ優良企業として名高いユニクロですが、そのユニクロが公表しているグレード表を見ると、絶望感すら感じてしまいます。大学を卒業した入社時が22歳で年収400万円。頑張れば30代で年収500-800万円。更に上級になれば30代で1000万円-2000万円の年収も夢じゃないという事ですが、スーパースターで1000万-2000万というのは、さすがにサラリーマンだなと思わせてくれます。サラリーマンには本当に夢なしです。
ユニクロ店舗の社員というのは、質がそれほど高い接客が出来ていないと思っていた(少なくとも要望以上のことをしてくれるような社員はいなかった)のですが、ビックカメラとユニクロが結合したビックロに行った時には、接客が丁寧になっていてびっくりしました。最初に店内でビジネス服の場所を聞いたらそこまで案内してくれて、近くに居る店員をつかまえて洋服のサイズがあっているか聞いたら、丁寧に応じてくれました。ユニクロの店舗によって相当に接客にばらつきがありそうです。あれだけ大型店のビックロの店長が優秀なのでしょう。
新宿のH&Mは世界でも類を見ないほど最低の接客であるにも関わらず、明治神宮・原宿にあるH&Mの接客は丁寧です。このように店舗によって違いがでるのは、店長のやる気などにかかっているのかもしれません。
ユニクロの公表しているグレード表
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