NAVERまとめでアクセスが集まる記事の傾向

  • 22 October 2013
  • のぶやん

NAVERまとめで記事が集まる傾向がはっきりしてきています。その傾向に沿った形でまとめる事はある程度の範囲までは有効であると考えます。傾向通りにある程度のまとめを作りまくれば、頑張り方で1ヶ月で100万Viewぐらいはあげる事ができるようになるでしょう。ちなみにNAVERまとめにおける100万View=2万円ぐらいなので、生活なんてとてもできませんが、とりあえず「まとめを作る」ことは、いろいろな勉強になります。

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NAVERまとめでアクセスを集められそうなコンテンツ

・ジャニーズ系(嵐)
・AKB48系(その中で人気のメンバーなど)
・災害・現場速報系(Twitterで拡散を狙う)
・ツィッターの話題(Twitterの拡散狙い)
・その他の炎上系のネタ(バカッター系など)

(芸能関係を狙うにしても、ある程度の知名度がある俳優・女優系でないと、アクセスをそれほど伸ばす事は厳しいと考えられます。)

トレンド話題と背景の組み合わせ

NAVERまとめで今まで盛んに注目記事に取り上げられていた「ニュース系の記事」が、9月頃から取り上げられなくなったと言われています。NAVERまとめが速報系のニュースを注目まとめから外してくる事が増えた背景としては、ニュース記事というのは、そもそもまとめるリソースが少ないので、まとめたとしても元のニュースサイトとほとんど変わらない内容になるからでしょう。

早い話が速報ニュースをまとめても、元の記事を見るのとあまり変わらないような状況になるので、速報系ニュースではまとめと呼べないと考えられます。速報系ニュースから、更に掘り下げて、どのようにそのニュースが発生したのかという背景を探る部分まで踏み込めれば、優秀なまとめという事になって、注目まとめに掲載する価値が存在するものと考えます。

2013年のNAVERまとめ

NAVERまとめが2013年3月頃にYahooと提携を発表して、2013年7月10日頃からYahoo Japanの検索結果にNAVERまとめが表示されるようになりました。この提携の意義は大きくて、NAVERまとめのPV数が20-30%ほど伸びたと考えられます。また、その後に2013年9月頃からは、NAVERまとめの注目記事の傾向も変化して、注目記事の回転率が減少して、1つの記事あたりのPVを増やすような傾向になっています。

現在のNAVERまとめは、良いまとめのView数を伸ばしてあげたいという意図が見てとれて、他の人と観点が違うような内容のものを積極的に取り上げていくようなスタイルに変わってきています。以前の奨励者が目立っていたところから変化して、特徴のある(いわゆるネットの鋭く尖った記事というやつ)記事に対して報酬配分をしていきたいという意図が見て取れます。

発展途上のNAVERまとめ

NAVERまとめは、開始されてから約3年ほどで巨大サイト(20億View)と言われるレベルにまで成長していますが、開発側のLINEからすると、「こんな小さなレベルでは全然満足できない」というのが本音かと思います。もともと、Google社の検索エンジンを全部乗っ取ってやりたいぐらいの勢いを持ちたいと思って始めているサービスだと思うので、100億、200億PVレベルを狙いたいと思っているに違いないでしょう。

現在は、キュレーターと言っても、10万円以上稼ぐような人は数えるほどしかおらず、ほとんどのキュレーターが数万円どまりとなっています。Google社の検索エンジンを全部乗っ取るような形で100億、200億PVになれば、10万円を超えるキュレーター数が多くなって、キューレーション記者として生活が成立する人も出てくるかもしれません。既にYahoo Japanとの提携も終えて、これからどのように成長させていくのだろうか?に非常に興味があります。

ここからアクセスを伸ばす方法

LINE社は、2013年7月から「LINEニュース」というものも配信していますが、このLINEニュースの方をスマートフォンから見ると、カテゴリがあって「エンタメ」「トレンド」「スポーツ」「時事」に分かれています。NAVERまとめの方をスマートフォンで見ると、「カテゴリ」をクリックしないとカテゴリの一覧が見れないようになっているので、カテゴリのアクセスはそれほど多くありません。

このような構造にしている理由としては、LINEニュースは、全体のニュースを気軽にチェックするという感じで見るのに対して、NAVERまとめでは「まとめられた記事」を「探す」「検索する」というのを意識させるような構造になっているように感じます。NAVERまとめには、スマートフォンから見た時にGoogleのような大きな検索窓がありません。検索するには、右上のアイコンをクリックして検索する必要があり、カテゴリと同じで一段階ほど奥になっています。

2014年のNAVERまとめ

NAVERまとめとしては、更にNAVERまとめ上に「見れるコンテンツ」を大量に準備したいと考えているようです。ただし、既にサービス開始から3年も経っているので、見れるコンテンツをもっと凄いペースで作っていかないと、サービス自体が時代に対応できなくなってくる可能性もあるのかなと思ったりしています。2014年にどういった形でNAVERまとめが伸びていくのか楽しみです。

 

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