DeNAの会見を見ての感想は、DeNAが自分だけ儲けようとしてた事実が社会の怒りをかったから。

  • 7 December 2016
  • WEB情報屋

DeNAが記者会見を開催して、オンランで記者会見見たのですが、テレビ局、新聞社、フリーランスの記者まで、100人以上が会場にぎっしりと入っていて、凄い事になっていました。時間は、15時30分頃から始まったのですが、質問が続いて3時間以上も会見が行われました。

DeNAが炎上したのは、DeNAが自分だけ儲けようとしたからです。ライターをしっかり自社で採用して大量に書かせていたら、こんな炎上はしなかったはずです。

ライターを安く使った事が最大の問題

今回のDeNAの最大の問題点は、ライターを外注して安く使おうとした事で、『広告主以外の誰も味方にできなくなった』という事でしょう。ライターをやっていた人たちが1500人ほどいたようですが、彼らがDeNAの記事を書いていたにも関わらず、彼らに対する報酬というのは、非常に低く抑えられていました。

非常に安い金額でライターに発注して記事を仕上げて、それを全く検証を行わずに掲載する事で多くのユーザーを集めて、そこに広告を掲載してぼろ儲けする仕組みでした。こうした仕組みでは、リライトされた側が全く報酬を受け取らず、安い金額で発注を受けたライターは底辺労働者としてこき使われます。儲かるのはDeNAだけという非常に歪んだ構造が炎上になる原因となりました。

インフルーエンサ―を味方に付けるべき

アメリカの大手の会社は、多くの『インフルエンサー』を味方に付けようとしています。マーケティングの手法として、インフルエンサーをいかに味方に付けるかという事が非常に重要になります。インフルーエンサ―を味方に付ける最も良い方法は、お金を渡す事です。YoutubeがYoutuberなどにインセンティブを配るのは、彼らを味方に付けることによって、『Youtubeだけが儲けている』という批判を回避する狙いがある訳です。

自社が採用したアルバイトであったり、雇い入れた派遣社員なんて、全く影響力なくて使い物にならないのです。外部の影響力がある人は、1発の情報発信で、1万人~100万人にアプローチ出来る人もいて、こういう人たちをどうやって味方にするかというのは、マーケティングにとって非常に大切です。

インターネットメディアの影響力

今回の件では、インターネットメディアがDeNAの問題を取り上げた事で、それがジワジワとインターネット上で波及していきました。このような傾向は、1回で1000万人の視聴者と言われるテレビとは別の傾向があります。インターネットでは、当初は小さい問題が少しずつ拡大して大きな社会問題になるという事例を示しました。

NAVERまとめの場合には、2chまとめサイト系の人物であったり、インターネットの影響力が非常に強い人も結構やっています。稼ぎは1,2万でお小遣いにしかならない金額なのですが、とりあえずアカウントを作って参入している事で味方になっているケースが多いです。

東京五輪のマーケティング失敗

東京五輪のマーケティングの失敗は、電通などの大手ばかり優遇をしていて、インフルーエンサ―から東京五輪の話が全く聞こえなかった事があります。東京五輪のマーケティングは、大手が主導していましたが、こうした大手だけが税金からお金を貰って、肝心のインターネット上にいるイフルーエンサーが全くメリットを受けないようになっていた事が問題でした。

多くの人を巻き込むというのは、予算を多くのインフルーエンサ―に配分する事です。ひと昔前のように大手に金を渡せば世間を動かせる時代ではなくなっています。

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