変化

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唯一生き残れるのは、変化できるもの(ダーウィンの進化論)

  • 18 February 2016
  • のぶやん

人間というものは、『環境にうまく適用する』ということができるわけです。しかしながら、それは時として自分を危険に晒すことにもなりかねません。
 

ガラパゴス諸島の生物が絶滅した例

ガラパゴス諸島においては、多くの固有生物が環境に合わせて自分たちを変化させて、隔離された島ごとに固有の生物を生み出しました。ガラパゴスのゾウガメなどがその典型だった訳ですけど、何故か隔離されたゾウガメは、いずれも海に乗り出すことをしませんでした。エクアドルからしばらく離れたこの島々は、それぞれの島が固有の変化を遂げていくのに十分なある程度の大きさがあった訳ですけど、外敵の侵入に対しては無防備で弱いものでした。

日本のガラパゴス携帯がスマホに代替

日本では『ガラパゴス携帯(ガラゲー)』と呼ばれる独自の携帯システムが発達しましたが、アメリカからスマートフォンが襲来して、ほとんどのガラパゴス携帯は、事実上の『全滅』を強いられてしまいました。今でも、細々と生き残っているガラパゴス携帯がありますが、独自OSを使っているなど汎用性に乏しかった事から、大量のソフトを使えるスマートフォンに対して太刀打ちできませんでした。

ガラパゴス携帯が教えてくれる事は、汎用性が高いものが生き残りに長けているという事です。人間にしても、あまりに特殊過ぎる技術をみにつけても、その技術が使い物にならなくなった時には、価値を失ってしまいます。原子力発電などがその典型と言えるでしょう。すでにソーラーパネルなどで発電が十分に採算があうようになった現代において、原子力発電が割に合わない発電技術であることは否定のしようもありません。

エネルギーが転換される時期

石油が枯渇すると言われてから久しいのですけど、最近の原油価格が大暴落しており、原油が枯渇するどころか生産過剰で余り初めています。この背景にあるのは、『発電の効率化』などが進んでおり、同じ石油でも発電できる量が変わって来たことがあります。もっと分かりやすいのが自動車なんですけど、自動車だって燃費が良くなって、同じ燃料で以前の2倍ほど走行距離が長くなっています。

変化に対応する為に情報を集めて考える

変化に柔軟に対応していく人を見ると、情報を常に集めていて、その先を読み取る力があると感じます。今の段階で強いか・弱いかではなくて、将来的にどのように変化していけば強くなれるかということを読み取っていくのです。例えば、株式市場で行っても、ある会社の業績がこれから『良くなるか・悪くなるか』を予測していくのと同じでしょう。経営者を見たり、会社を客観的に見て、洞察力から判断する事になります。

柔軟に変化できる考え方を持った人であるかどうかというのは、生き残っていくうえで非常に重要でしょう。ビジネスで成功している会社というは、常に情報を集め続けて、その中で変化に応じた決断を繰り返しています。

非正規雇用・派遣社員が増えている現状

非正規雇用・派遣社員が増えて格差が国力を落とすことから、社会問題になっています。非正規雇用・派遣社員が増えてしまった事に対して、『正社員にすればいい』みたいな議論がありますが、そんな事は単なる慰めにしかなりません。正社員にしたところで、待遇が悪かったら『名ばかり正社員』となってしまうからです。こうした時代において、人から雇用されるという事が時代に対応するうえで『いかに不利に働くか』という事をよく考える必要があるでしょう。

会社の内部にいて、何も考えずに能力が伸ばせなければ、10年後にリストラされてオワコンになってしまうだけでしょう。それを防ぐためには、自分から何かを生み出していく必要性があります。言い換えれば、会社員も自営業者だと思ってやるぐらいの覚悟が必要になっているので、能力があるなら自分で独立して仕事をとって来たほうが明らかに稼げるということでもあります。

高齢者に足を引っ張られないようにする

会社で能力がなさそうな人が周囲に多ければ、自分の能力を高めることもできませんので、自分がもっと力を発揮したいと思うのであれば、退社して自分の力を試してみるのも良いでしょう。その代わり、会社で大した成績をあげていない人は、仕事に対する姿勢も今ひとつの場合が多いので、独立しても生計を立てられないという人も多いです。
 

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