青森市商店街のアウガがようやく閉鎖へ!コンパクトシティの失敗で負債まみれ
【アウガ、ショッピングフロア閉店へ】
— 都市商業研究所(都商研) (@toshouken) 2016年2月19日
青森駅前の「アウガ」経営再建で地階以外は退店へ。
市役所建替を契機に分庁舎に。
市内唯一のファッションビル。
青森市から消えるブランドも多そう。https://t.co/NQdTXilZED pic.twitter.com/UgZS7D1XUw
開館当時のアウガは青森市初のファッションビルとして大いに賑わい、中心市街地の活性化に一役かったものの、当初(2001年度、12ヶ月間)の売上は予想の半分程度となる23億円、全館での集客数は約282万人。
更に、郊外ショッピングセンターとの競争に加え、少子高齢化、鉄道利用客の減少などにより経営が悪化。2008年には「青森駅前再開発ビル」の債務を青森市が買い取り、青森市が運営主体となっていた。その後、経営効率化などにより2012年上半期には初の黒字を計上したものの、2011年の東北新幹線青森駅開業後の青森駅の地位低下も重なり、同年からは空き床が1割を超える状態が続いていた。2013年度の年商は約16億円、全館での集客数は242万人となっている。
http://toshoken.com/news/5566
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青森市では、以前より老朽化した市庁舎の建て替えが問題となっており、特に庁舎の最も古い部分は1956年に建設されたもので、新庁舎の整備が喫緊の課題となっていた。そこに、アウガの経営問題が浮上。青森市は、市役所の機能の一部をアウガに移し、新築する新庁舎の規模を縮小する考えを表明した。
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