組織を崩壊させるテイカーの特徴とは?
テイカーを見抜く最も良い方法は、「組織のために動いてくれているかどうか」です。口ばかりではなくて、何か行動しているかどうか?ということになります。
テイカーはギバーに近づく
テイカーは、ギバーに近づいて、その成果・果実をとろうとしてきます。テイカーは、ギバーの自己犠牲を求めて、その犠牲を自分のものにしようとします。対策としては、テイカーの前でギバーをやめるということが大切になります。そうすれば、テイカーはギバーに近づいても何も得られないということになります。
ギバーであり続けると、自分の疲弊を招くことになるので、きちんと人を選んでギバーになる必要があるということです。
他人の手柄を横取りしようとする
他の誰かが作業を統べてやって、自分は何もしていないのに、あたかも自分が全てやったかのように周囲に言って回るというのは、テイカーの典型的な特徴であると言えるでしょう。このような人は、絶対に信用してはいけない人になります。
メンドクサイ仕事を押し付けてくる
細かい作業であったり、メンドクサイ仕事を全て押し付けておいて、自分は楽しい所だけ欲しいというタイプの人間です。面倒な仕事、忙しい仕事を押し付けてくる人は、テイカーであると言えるでしょう。
自分の興味ある話しか聞かない
自分が興味ある話しか聞かないような人は、相手に対して全く興味がありません。興味、関心が向いているのが自分自身で、自己中心的なのです。そういう人に合わせていると、ギバーが養分として全て吸い取られてしまいます。吸血鬼のような存在です。
テイカーは嫌われる
大人と大人の関係では、テイカーはどんどん嫌われていくことになります。誰からも好かれずに距離を取られていき、孤立していくことになります。自分の利益だけを考えて、人を動かそうとする人を好く人はいません。そんな振る舞いをしても、自分のところに集まってくる人は誰もいないでしょう。
隠れテイカーの存在
自分がギバーのように振る舞い、装いをしておきながら、それは表面の姿であり、テイカーとして待ち構えている時があります。隠れテイカーは、こちらのことをお構いなしに、自分の要求ばかりを押し付けてくる人です。簡単に言ってしまえば、こちらを利用しようとするばかりで、こちらのメリットをまるで考えてくれない人ということになります。
自分は相手のことを考えていないからこそ、「自分は相手を助ける存在だ」と思い込んでいます。このような人は厄介ですので、距離をおいた方が良いでしょう。相手が全く喜んでもいないことを、相手のためにしてやった気になっている押し付けがましい人ということになります。
自分自身がテイカーにならないこと
最も大切な事は、自分自身がテイカーにならないことです。テイカーは、長期的に見るとほとんど損をしてしまいます。友達もテイカーだらけになって、本当に良いことは何もありません。ギバーの人を友達に持ちたいのであれば、自分がギバーであり続けるということです。徳のある人間の所に、徳のある人が集まるということなのです。