ホテル業界で「役に立たないとされた社員」が行う業務とは?システム化できる単純作業

  • 18 January 2020
  • のぶやん

ホテル業界においては、役に立たないと会社から勝手に烙印を押された社員が行く先は3つあります。

役に立たないというのは、例えば「インバウンドのお客様が急増しているのに英語が話せない」という社員(日本ではインバウンド客が多いにも関わらず、総支配人が英語を話せないことすらある)であったり、幹部で高給取りであるのに給与に見合った働きをしていないので首になるケースなどがあります。会社としては、高給取り1人を雇うぐらいならば、能力地が高い派遣さんでも雇った方が会社に有益であると考えてしまうのです。

外国人が日本にどんどん流入してくるような状況において、ホテル業界で英語が話せない古い社員は「必要のない社員」としての烙印を押されるにいたっています。英語を話せることは当たり前のことであり、英語のほかに中国語などが話せる必要があります。

職場の求める能力に達していない

ホテル業界で英語が求められる職場であるにも関わらず、英語を全く理解することができないような社員は、ホテルで働いているのは迷惑ということになります。また、フロント業務などで頻繁にミスを繰り返す場合にも、フロントの単純作業に不向きということで、職場で使えない人材の烙印を押されることになります。

ホテル業界などでは、「客からの評判がよい状況」が重要になります。顧客からのクレームが多ければ、会社として本人の処遇を考えなければいけない状況になります。

解雇規定に接触しない

解雇する規定と言うのは、主に「上司の言うことに従わないことが多い」ということ(上司への意図的な反抗・反発)であったり、遅刻・欠勤が多いなどの勤務態度を問題にされることがあります。こうした規定に接触すると、解雇対象にもされかねないので、特に注意が必要です。

会社が従業員を解雇するのは、容易なことではありません。処遇を悪くして「自主的に退職して貰うように仕向ける」というのは、今でも頻繁に行われていることです。

役に立たない烙印を押された社員の行く末

1、全く関係ない部署の「応援」で単純業務
2、深夜の勤務ばかりの割り当てになる
3、今まで経験したことない部署に移動

役に立たないと烙印を押されるのは、50代の社員が多いという特徴があります。ホテル業界において、50代社員にもなると幹部として給料が高くなりますが、それに見合った働きができていないとなると首の対象になります。ただ、リストラすることは簡単ではないので、誰もやりたくない厳しい業務を押し付けることになります。

1、全く関係ない部署の応援

レストランのホールであったり、荷物運びのクローク業務など、普通はアルバイトがやるような部署を担当させられることになります。簡単に言えば、「もう、あなたにできる仕事は、アルバイトと同じものです」ということで、辞めてくれという合図です。

業務支援という言い訳の中で、アルバイトがする「単調業務」を行わされます。アルバイトは容易に辞める事ができますが、正社員であれば辞めることができずにしがみつくことになるので、周囲の大学生に囲まれながら「レストランの配膳係」をやる中高年の姿があります。様々な業務を経験するといういいわけの下で、誰でもできる単純作業を行わせるのです。

2、深夜の勤務ばかり割り当て

深夜勤務という誰もやりたがらない業務ばかり割り当てられるということは、日中に必要ないと言われているようなもので、将来を期待されていないということです。「いつ辞めてくれてもいいから、使い捨てにされている」と考えても良い状態であると言えるでしょう。

例えば、ホテルで夜勤ばかりの割り当てになってしまう社員というのは、「大事にされていない社員」と判断することもできます。優秀な社員に夜勤ばかりをやらせる会社というのは、ほとんどないと考えて良いでしょう。最近では、社員の負担が非常に大きいナイト業務は、アルバイトなどにやらせる事例も増えてきています。アルバイトなどにやらせることで、社員の離職率を減らす狙いがあります。

3、今まで経験したことない部署に移動

今までずっと行ってきていた部署と全く関係のない部署に移動が発令されるということは、簡単に言えば「今すぐにでも辞めてくれてもいい」と言われているようなものでしょう。辞めて欲しいけど、なかなか辞めてくれない社員に対して、会社が全く畑違いの場所で単純労働をやらせることがよくあります。

短銃作業のシステム化

単純作業をシステム化することで、アルバイトなどの数を極限まで減らして、高度人材を雇い入れることができるようになります。例えば、コンビニがシステム化されることで、1人~2人の店員だけで店舗の運営ができるようになっています。

雇い入れなければいけないのは、特定分野で活躍できる人材であり、そのような人材を企業が企業の内部に居ることは、企業の競争力に繋がります。それは、単なる安売りからの脱却を意味しています。ユニークであるということは、企業が客にお金を払って貰う上で非常に大切になる要素になります。

 

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