お年寄り中心主義の日本社会がヤバい!少子高齢化で老化する日本の行く末

  • 10 September 2017
  • のぶやん

安倍政権が行うアベノミクスというのは、大規模な金融緩和と言って日銀に市中の国債を買わせて、株式を買わせて、バブルを引き起こすというやり方です。この麻薬を打って痛みを緩和するようなやり方は、もう長くは続きません。日本人の多くが自立心を失って、30年前のやり方を続けていこうとしていますが、それは長続きするものではありません。

それでも30年前の重工業中心主義みたいなやり方になってしまっているのは、少子高齢化で高齢者が多くなり過ぎて、その高齢者に合わせた社会構造に若者も合わせざる得ない状況になっているからです。高齢者の方が多いので、若い人が何を言っても社会に響きません。また、高齢者の方が社会の権力とお金を握っています。

大衆と逆を行くストレス

周囲の人と逆を行くという事は、非常に大きなストレスがかかります。特に日本のようにヤマト民族が非常に強い国において、同調圧力は非常に強いものがあり、周囲の人と別の事をやろうとすると、それが正しいことかどうかに関わらず非難の対象になりかねません。

親世代のやり方で『ストレスがかからないやり方』をやっていたのでは、グローバルの競争の中でどんどん負けていく事になってしまいます。グローバル競争の中に逆行した事を日本でやろうとしたところで、それが長続きする事はあるでしょう。

無意識で堕落する日本企業

企業の社員は、もともとストレスがない環境で高い給料だけを得られると良いと考えるのが当たり前なのです。ただ、それでは企業が破綻してしまうので、ある程度のストレスをかけないと経営が堕落してしまいます。

先進国で起こる世代間抗争

楽天を創業している三木谷さんは、ツィッターで『世代間抗争』と述べています。その上で、2013年時点で『こんな図式はもう通用しない』と述べていますが、アベノミクスはその図式をなるべく長引かせる延命措置で日銀を使い始めました。そうした強引な延命措置は、日本が立ち直るチャンスを失わて、現在の40代以下の多くの人を地獄に付き落とすことになるでしょう。

既得権益が長引く日本

日本では、国による『既得権益を長引かせる政策』が取られている事によって、新しい産業の発達などが妨害されています。

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