日本の絶望的なデーターを無視する人々!少子高齢化で年金は絶対に貰えなくなる

  • 5 October 2014
  • のぶやん

人というものは、誰もが楽しく生きたいと思っているに違いありません。悪い情報なんて誰も聞きたくないんです。人間は、楽観的に生きる為に悪い情報を無視して、良い情報だけを聞きかじるという性質を持っています。それはそれでいいんですけど、客観的な判断ができなくなったり、感情的な判断になってしまうという事が良くあります。

政治家は、夢を語らないと当選できないのですが、現実を直視することができない(もしくはデーターを読むことができない)民衆にとってみると、甘い言葉に騙されやすいという性質があります。

年金の枯渇問題

現実的な試算では、国民年金が2037年に枯渇、厚生年金が2033年に枯渇します。それ以降は、財源の取り崩しが不可能になるので、「年金の掛け金値上げ」が確実に行われて、「税金の更なる投入」も必要になります。それでも全く財源が不足してしまうので、「給付の削減」が行われる訳です。給付される年金については、財源から考えると、国民年金が現在の半額で月額5万円程度、更に給付が70歳以上からという状況になる事が予想されます。


 

財政破綻する市町村

夕張市が財政破綻した訳ですけど、財政破綻するような市町村は日本中に数多くあります。こういった市町村が次々と連鎖破綻しても、国は救済する財源を既に持っておりません。国が救済できないという事になってくると、財政破綻した市町村がデトロイトのように空洞化していく事が容易に予想されます。

夕張市は、移動が可能な若者は、札幌市、東京都などの大都市に移住してしまって、残っているのは高齢者ばかりで、高齢化率が全国でも最も高い市町村の1つになっています。財政破綻したからと言って、財政健全化と言って税率を上昇させたりすると、別の市町村に住んでいる高齢者などとの福利厚生の格差が大きな問題になります。彼らは、単に夕張市に住んでいたというだけで、大きな負担を強いられます。

正直な話をすれば、夕張の破綻なんて、全国の人から見れば北海道の小さなひとつの市町村が破綻したにすぎず、全くどうでもいいことではあります。そこに住む人たちは僅か1万人ほどであり、日本の人口減少から見ても大した数字じゃないのです。しかし、この夕張市の破綻から見えてくることは、日本の将来の姿です。


ここから引用

結婚の平均年齢が上昇

結婚の平均年齢ですけど、2012年の時点において、男性が31歳、女性が29歳となっています。つまり、男女共に30歳前後にならないと、ほとんどの人が結婚していない状況となっているわけです。少子高齢化に拍車がかかっている事になります。子供というものは、年齢が高くなると出産できない可能性もあるので、特に女性の場合には、30歳までの結婚が奨励される訳ですけど、それが現実的に難しくなっている状況を見ることができます。


 

35歳が限界説

日本人女性が35歳までに結婚が出来なければ、5年後にもほとんど未婚の状態が保たれるというデーターが出ています。これを簡単に言ってしまえば、35歳以上の女性の結婚というのは、誰もが驚くほどに難しいということなんです。

実は、男性も女性をバカにしていることはできなくて、男性だって5年後に結婚できている可能性と言うのは、35歳を超えると一気に減少するのです。男性であっても、女性であっても、30代前半ぐらいまでがチャンスで、そこで婚期を逃してしまうと、既に一生涯結婚できない可能性と言うのが大きく高まってしまう事になります。

どうしても結婚できないとなると、人は結婚相談所などで条件だけで結婚を模索するようになってしまいます。実際には、そうなる前に周囲にいる人と結婚しておいた方が良い人に当たる可能性は高いのです。困ってから行動したとしても、良い人材に当たる可能性というのは少ないですからね。「話が合わないから」という事であったり、「条件が今ひとつだから」などとケチを付けていると、すぐに結婚できなくなってしまいます。

テレビ漬けになる高齢者

日本の高齢者の多くが毎日テレビばかりを見て、テレビ漬けになって過ごしている事がわかります。テレビの長寿番組の多くは、こうした高齢者が支えていると考えられており、お金を持った高齢者がテレビを見ている事によって、消費活動にも大きな影響を与えられていると考えられています。

テレビを視聴する時間というものは、高齢者では大幅に伸びており、1日に300分以上(即ち5時間以上)がテレビの視聴に当てられているという結果が出ています。このテレビを見ている時間というものは、全く生産活動が行われていない事が多いので、ダラダラと無駄にテレビばかりを見る高齢者の姿が浮かび上がります。


 

テレビの観戦と巨人戦

私が子供の頃にずっとテレビが付けっぱなしで、巨人戦を観戦するというスタイルがあって、おじいさん・おばあさんが巨人ファンになりきっていたので、巨人を応援するというのがありました。私は大学から全くテレビを見なくなってしまったので、巨人なんてどうでも良くなりました。その代わりとして、シアトルマリナーズにイチローがいたので、大リーグの試合結果などは見ていたと思います。

巨人戦のナイターのテレビ視聴率は、ピークの時には20%を超えていましたが、最近では10%を割って推移しています。これはつまり、スター選手以外の巨人の選手の名前をほとんど誰も知らないと言うような状況になってくるわけで、巨人戦のチケットの売り上げにも影響する事になります。日本のプロ野球の人気自体が低迷する事を意味しています。

 

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