企業の内部で誰が研究・開発を行うのか?新しいサービスを作れない人たちが年収100万円時代

  • 16 August 2018
  • のぶやん

スマートフォンの利用人口も飽和状態になって、スマホアプリの競争がますます激化してきています。ブラウザを使ったウェブサービスから、スマートフォンのアプリまで、戦国時代と言えるような状況になってきています。そんな中で、従来の新聞メディアの収入源をスマホアプリが食い始めるなど、旧事業体を巻き込んでスマホ競争が激しいバトルになっています。

新しいサービスを生み出して、それを大きく成長させられない人は、人材としての価値が低いとされて年収100万円にされてしまいそうです。高度な知的労働が求められる時代、特に高度エンジニアになってサービスを生み出す人が生き残る社会になっていくことは、誰の目にも空らかでしょう。

サービスを作る側になる

ユニクロの社長が『会社で年収100万円と1億円に分かれる』と言ってますけど、要は『ほとんど全ての社員を年収100万円にしますね』と言ってるのと同じ事です。年収1億円プレーヤーなんて、アメリカの企業にだってそれほど多い訳ではありませんので、ほとんど全社員が年収100万円の方に行っちゃうわけです。どうしてそうなるかと言えば、会社の歯車は誰でも良くなったからです。

ウェブシステムで考えると、ウェブシステムを作れる人材は必要ですが、サポート業務・営業業務の人間は誰でもいい、外国にカスタマーセンターがあっても良いという事になります。ユニクロで年収1億円になりたければ、お店の店長ではなくて、ユニクロのオンライン部門で天才的な能力を発揮していくのが良いかもしれません。そんな能力あれば、ユニクロじゃなくて対抗する企業を自分で作るよ、というぐらいの人が企業の中で高給で生き残るのでしょう。対抗企業を作られたら市場が減って困るユニクロは、1億円を払って人材をつなぎとめる訳です。

ウェブサービスを使って稼げない

インターネット上で『Noteを使って稼ぐ』という人たちがいますが、10万円以上稼ぐ人は本当に僅かで、ほとんどの人は5000円以下な訳です。NAVERまとめだって、最初のうちは稼げたんでしょうけど、今では本当に僅かなトッププレーヤーでないと10万円は超えないでしょう。ほとんどの人にとって、NotoもNAVERまとめも稼ぐためにやるのではなくて、遊び、一時的な技術向上を目的にやるのが賢明です。

イケダハヤト氏やはあちゅう氏ののようなカリスマ個人の位置取りになれば、十分に食べる以上の収入を自営業・もしくは会社社長としてやっていけるのでしょうけど、そんな人は本当にごく僅かです。Youtuberで稼いでいる人も、その多くが初期参入の人たちばかりで、後から参入した人たちで知名度を上げている人は、本当に僅かです。

ウェブサービスで稼ごうと思うならば、人のサービスを使うのではなくて、自分でサービスを生み出す側に回る方が賢明です。もちろん、Wordpressをインストールしてブログを書くとかそういうレベルだとどうしようもありませんけど。

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