楽天の株価が暴落しているのは、日本企業が弱い証明?
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楽天はグローバル化を進めようとして、社内公用語を英語にしたり、海外進出を進めたりしました。残念ながら、楽天の海外事業の多くがうまくいっていません。そして、国内事業はアマゾンとの競争にさらされており、金融事業が利益を上げる体質に変貌してきました。
株価は迷走しており、2015年に2000円を超えていた株価は、700円まで価格を下げています。楽天のグローバル事業は今一つうまくいっておらず、金融事業で利益を上げる体質は、金融事業の環境が変わると利益が生み出せなくなる可能性がある不安定なものです。
日本のGDP6割を占める消費が非常に弱くなってきており、消費の弱さの中で『同じパイを競合他社と奪い合う』状況が続いています。このような中において、楽天の古いスタイルのショッピングモールのビジネスは、いつまで持つのかという事が投資家に不安視されています。
携帯電話事業に参入
2017年12月には、楽天が携帯電話事業に参入する事を発表しています。携帯電話事業には、投資家の期待よりも不安が先行しており、『楽天はかなりの賭けに出た』との見方が広がっています。楽天自体は、多額の有利子負債を抱えている状況で、多額の有利子負債をさらに借り入れるとなると、将来的に経営が不安定になる可能性が出てくるからです。
楽天は、楽天経済圏で楽天市場を中核に楽天トラベル、楽天デンワ、楽天モバイルなど様々な事業を抱えています。これらの事業で多くのユーザーを抱えていますが、それでも楽天の電話事業は前途多難なものだと思われています。
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