Youtuberの厳しすぎる懐事情!動画だけでは儲からない

  • 6 December 2023
  • のぶやん
Youtuberの厳しすぎる懐事情!動画だけでは儲からない

Youtuberが稼げたのは、Youtuberが「動画の世界で市場独占」できていたからでした。しかし、動画を簡単に出しまくるTiktokの出現によって、「食えなくなるYoutuber」が続出してしまうことになったのです。

動画配信市場は飽和している

世界の動画市場は既に飽和状態であり、アクセス数を奪い合うような状況になってきています。その状況で、真っ先にヤバいのが「今まで広告市場をとっていたテレビ」です。テレビの視聴時間は、インターネットの動画視聴時間が伸びるにしたがって、どんどん減少しています。

動画配信市場では、Netflix, Amazon, Apple, ディズニーなど巨大企業が競争しています。フリーでは、Youtube, Tiktokに加えて、さらにFacebook(instagram)なども動画を強化しています。日本市場だけでは、既に勝負ができなくなっているのです。Yahoo系となったGyao!は、2023年3月31日に18年の歴史に幕を閉じました。競争激化で既にアクセスが集められなくなってきたのです。

2020年の5G開始で動画が加速

動画は、2020年3月にスマートフォン5Gが始まったことで、サクサク再生できるようになりました。少なくとも日本国内では、動画を視聴する時には、簡単に視聴できるようになった訳です。

youtuberは儲からなくなっている

Youtubeで儲かるためには、1本の動画で10万再生は出したいところです。1本の動画で10万再生も出せないと、そもそも稼ぎになりません。数十万再生も出せる「当たり動画」を月に何本か出していなければ、そもそも「生活すら厳しい状況」になるでしょう。そういった当たり動画を出すことが難しくなってきているのです。

Youtuberは、アクセス数が減っていたとしても、前年度の税金も支払わないといけません。

カネよりもアイディア勝負

カネを使ったものが「面白いもの」であるならば、テレビ局に勝てる訳がありません。しかし、Youtuberの多くが「金をかけないで面白さ」を追求しています。その中には、家にいるだけで「面白いキャラ」で勝負している「になに」(恋愛系)のようなものもあります。カネをかけ始めると、ラファエルのように「ユーザー年齢との乖離」が生じてしまって、うまく再生数が伸びないようになってしまいます。

何でカネで勝負しても、面白さで勝てないか?と言えば、専門性などがないとみる人が飽きてしまうからです。面白い動画というのは沢山あって、その中でも「特に面白い」と思う何かがないと、勝負にならないのです。

金持ちの後ろにスポンサー

金持ちの後ろには、ほとんど確実にスポンサーが存在しているのです。金持ちになった人は、商売人であって、商売人の言うことは偽りになります。例えば、証券会社が言っていることは、ほとんどが「広告」であって、証券会社がお客に商品を売りつけるための「宣伝」としての話になります。良い情報は、自分で集めてきた情報ということになります。

ショート動画の流行

Tiktokは、ショート動画を中心にして、フォロワー数に依存しない新しいアルゴリズムを導入することにより、Youtubeからアクセスを奪い続けました。Tiktokのシステムは、ショート動画でユーザーがスワイプによって簡単に動画を切り替えられることを実現しています。サクサクとユーザーが好きな動画を視聴できるので、どんどん動画を推薦していくわけです。

ショート動画の収益化

YoutubeもTiktokのようにショート動画の収益化を進めていきました。結果、Youtubeでもショート動画が乱立することになりましたが、今度は長編動画が儲からなくなりました。テンポが悪い1分以上の動画などは、もはや見られなくなってしまったのです。

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