フリーライダーを阻止する方法

何かを要求する

フリーライダーに対しては、『相手に対して何かを要求する』ことが有効になります。フリーライダーは、自分が人の財を使う時には調子が良く乗ってきますが、自分が誰かに財を提供することについて嫌がります。リスクは人にとって貰おうとする傾向があります。

世の中に美味しい話は存在しない

誰かと知り合いたいけど、貢献はしたくないと考えるのであれば、それは「フリーライド的な行動」と判断することになります。大人になれば、フリーライダーはとにかく嫌われる存在になります。自分の方が少しぐらい与える量が多いぐらいの方が良い付き合いをすることができます。

フリーライダーに対する制裁

相手が何もする気がない、フリーライダーだと分かった時点で、制裁を加えるようにする人が多いでしょう。長期的に人間関係を構築しないようにするという方法です。コミュニティは、誰かが負担を取らないと成立しないものであり、フリーライダーにサービスを提供しづ付けるような形になれば、コミュニティは機能しなくなります。

どこにも所属しない生き方

所属しない生き方と言えば聞こえはいいですが、それは「孤立していく」ということでもあります。人間は、もともと孤立しては生きるのが難しくなるので、孤立しないように様々な工夫を行います。

1人で到達できない場所に行く

1人では到達できない場所に行くには、チームを組む必要があります。単独がいいのであれば、1人でやっていれば簡単なのですが、チームで到達するとなると話が違ってきます。先ずは、相手に乗るのではなくて、自分の価値を理解して貰う必要があります。何もしてくれない人に対して親切にするほど、社会は甘くありません。

皆がやるから「コミュニティとして盛り上がる」のであって、皆が何もしないで見ているだけでは、コミュニティが盛り上がることはありません。お互いに力を出し合えるからこそ、良いコミュニティに成長できるのであって、何もしない「フリーライダーが多いコミュニティ」は、活性化することはありません。

コミュニティ形成に時間がかかる

人間の信頼関係を構築するのは、時間がかかるものです。時間をかけなければ、信頼関係を構築することはできません。また、一方的にサービスするような関係は、対等な人間関係とは言えませんし、お互いに成長することもできません。

コミュニティは、すぐにできるものではありません。1人で仕上げるものではないので、複数人が何度も顔を合わせる必要があり、それには時間がかかります。コミュニティは、共有財であるので、それを維持するために「みんなが少しずつパワーを出し合う」ことがないと、維持することができません。

個人の繋がりの必要性

日本においても、個人間の繋がりというものが極めて重要なものになってくりょうになりました。町内会のような「全体の繋がり」が少なくなると、いかに個人間の貸し借りで繋がるかというのが非常に大事になってくるからです。

場所に適していない人

コミュニティは、その場所に適していない人を嫌う傾向があります。例えば、スポーツをやる目的の社会人サークルなのに「スポーツは苦手だけど出会いが欲しい」という場合には、その場所に適していないということになります。