ユニクロよりもネット通販の方が圧倒的に安い!2割の値上げで高すぎるユニクロ

  • 11 April 2016
  • のぶやん

ユニクロで買うような商品であれば、ネット通販でもかなり買えるようになってきていて、相当に安いです。靴下、パンツ、帽子などであれば、インターネットの方が圧倒的に安くて、比較する事もできます。ユニクロでこれらの商品は、今では決して安いものではなくなってきています。ユニクロに行く手間や交通費を考えると店舗で買うメリットがある服というのは、ユニクロには多くありません。

2014年から平均して2割も値上げしているユニクロは、今では3000円以上の服を販売する高級ファッション店舗になってしまいました。価格に敏感である女性などから客離れを起こしており、2015年に前年度比で1~3割も客が減少したというデーターが公開されています。ユニクロが安いと信じている昔からの消費者は、騙されてはいけません。

1等地と広告料金の上乗せ

アマゾンで購入する場合には、広告料金であったり、場所代などが相当に安く抑えられています。その為に価格は限界まで下げられています。それに比べると、ユニクロは銀座・新宿などの一等地に店舗を構えていて、その場所代を洋服に上乗せしないといけません。また、CMやチラシなどを大量に出す事によって、そのコストを洋服代に上乗せしていかないといけないのです。

ユニクロのお店に対する地代、そして人件費というのは、相当に高いものと考えられ、それを維持する為に洋服を大量に販売しなくてはいけないビジネスモデルになっています。言い換えれば、ユニクロと全く同じレベルの服を別の場所で見つけることができれば、もしかしたらユニクロの広告費と店舗代金を支払わなくて済むかもしれないという事なのです。ユニクロのビジネスモデルは、マクドナルドと同じで一等地に立てて安いものを売るというモデルなので、値上げなどで消費者が高いと感じる事があれば、一気に客離れを起こす可能性があるという事でもあります。

安いの感覚も変化してきている

ユニクロで洋服を買ってみると分かるのですが、とにかく『手に取ると思った以上に会計が高い』という事が起こっています。何か高いけど、高い割には、記事やデザインが良くないと感じる事が多くなったのです。消費者が安いと感じる金額も、消費税の値上げなどによって消費マインドが冷え込んだ事によって変化してきています。とにかく安い服が欲しいという事であれば、インターネットを通じて注文すれば、1000円~2000円ぐらいで中国から輸入した『そこそこのデザイン』が手に入るようになってきたのです。品質はそれほど良くないですけど、安くファッションを楽しみたい20~30代にとってこういった価格が受けています。

ユニクロの競合は、かつてしまむらでしたが、高級ブランド路線を目指して値上げした結果として、競合するのが、少し価格帯が高めのアローズであったり、SHIPSなどになってしまいました。しかし、ユニクロのデザインは画一で、とてもこうしたセンスの良いセレクトショップと並べられるものではありません。結果として、ユニクロは『価格の割に品質が悪い』とか『デザインが画一で面白くない』という事になって、客離れを起こす事になっています。

安い服と言うのは1500円の服装

若者の可処分所得が大幅に落ち込んでいる中で、安い服装で『手に取りやすい服装』というのは、メンズで1500円、レディースで2000円ぐらいのものです。これは、ユニクロのジーンズの価格帯である2000円~3000円の価格帯よりも更に安くないといけないという事でもあります。僅か500円ですけど、それぐらいに消費者がシビアになってきているという事でもあるでしょう。H&Mでは、記事は大した事ないですけど、1500円~2000円ぐらいの価格帯でも種類が豊富なので、ファッションを楽しむことができます。

単なるダサいパーカーで何で2000円もするのかなと思う訳です。パーカーならば、1500円以下でネットでそこそこの物が買えて、それでいいかなと思っちゃう。アマゾンとかだと、中国で生産された服が500円~1000円ぐらいで買えちゃって、ユニクロに売っているものと、見た目では大差がないです。確かに細かい縫い目などはユニクロはいいのだけど、選択をすればダメになるのはどちらも一緒です。

ユニクロにファッションの楽しさがない

ユニクロは、いつ行っても似たような商品しか置いてないのです。下手をすれば、1~2年も同じようなズボンとか、似たようなパーカーばかり置いていると感じてしまって、一通り購入してしまうと、もう要らないんです。清潔感のある服装を着ていくというには良いので、オッサン向けかもしれませんけど、若者が着るには『高くてダサい』というのが正直なところです。

ユニクロの店舗に行っても、新しい発見もなければ、楽しさもない。単に今まで見慣れた光景で、ファッションともならない高い服が置いてあって、手に取れないでそのまま帰るという感じです。買い物の楽しさというものを感じることがないですね。一方で、H&Mなどは、買い物の楽しさというか、様々な服装が置いてあったり、激安で500円になっていたりするので、簡単に手に取って買う事も出来るわけです。

 

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