インターネットにおけるコンテンツのマーケティングとセルフブランディング


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  • 24 June 2015
  • のぶやん

phaさんなどを見ると、10年前だったら多分、phaさんの書籍が売れるという事は絶対にあり得ない話だったと思うのです。それでも、phaさんの書籍が売れるというのは、インターネットの「無職ニート」のマーケティングに成功して、そこから書籍出版の流れとなっています。「無職ニート」という肩書きですが、それを10年も続けて、書籍の出版まで持ち込む所は本当に素晴らしいと思います。

日本人の場合には、誰かに会った場合に名刺交換とかしますけど、その名刺代わりとして検索エンジンで採用するような流れも出てきています。面白法人カヤックでは、エゴサーチ採用というものを取り入れていて、検索キーワードで自分を主張するという大変にユニークな試みを行っています。phaさんが「pha」などで応募したら、面白法人カヤックに採用されるかもしれません。そしたら、ニートを卒業できるかも?!なんて冗談を考えたり。

ツィッターによるリツィート拡散の効果

ツィッターでは、インターネット上における有名人同士で繋がる事が多いので、有名人のフォロワーが万単位でいた場合には、それがリツィートされる事によって拡散される効果というものが非常に大きい事が分かります。インターネット上の有名人(はあちゅう、イケダハヤトなど)が5万人単位のフォロワーを抱えているので、それが有名人に何度かリツィートされると、かなり大きな効果を発揮する事が分かります。

安藤美冬さんが有名になったのも、ある有名人にリツィートされてからと言われています。そして、それに乗っかる形で情熱大陸のテレビ出演などのいわゆる「大型メディア」に取り上げられるようになって知名度が急上昇しました。インターネット上で有名になってから、テレビで取り上げられるというのは、最近の流れになってきています。話題の人物もグループもインターネット上で決まってくるのです。

先日のミュージックステーションを見ていても、かつてであれば「人気のタレント」というのは、誰もが知っているタレントが出演していたのですが、最近のミュージックステーションで出演しているのは、誰も知らないアイドルばかりです。CDの売り上げなんて全く当てにならないので、最近は「コンテンツのダウンロード数」などを評価軸にしてテレビ出演にタレントを持ってきたりしている例が多くなってきています。

ダウンロードから有名になった青山テルマ


Youtube動画から話題になったラッスンゴレライ



マーケティングプラットフォームの発達

10年前までも「面白い人物」であったり、「面白いことをやる人」というのは存在していた訳ですけど、そういう人は注目されない人が多かったのです。どうしてかと言えば、メディアと言えば、テレビとかラジオぐらいしかなかったので、そういった所のプロデューサーが面白いと思わなければ、どんなに面白い人でも取り上げられる事はありませんでした。phaさんなんて、10年前だったら誰も取り上げてくれなかったでしょうね。しかし、今ではphaさんに同調する人がいれば、インターネットで話題になる事ができます。

ソーシャルメディアというのは、インターネット上におけるマーケティングのプラットフォームでもある訳です。誰もがインターネット上において情報を発信する事ができるようになった社会においては、10年前と比較した場合において個人の意見がより反映されやすいシステムになっている事だけは間違いありません。自分が面白いと思う事に対して、リツィートという形で支持を表明したりする意思表示を行う事も容易にできるようになっています。多くの人の共感を得る為にどうすれば良いかを必死で考える必要がでてくる訳です。

注目して貰えるようにするメディアの役割

いかに良い診療をしても患者が集まらなければ、医者だって商売にならないでしょう。良いものというものを拾い上げて注目するに値するものだと、その価値を強調するのは、メディアとしての役割となっています。そのメディアとしての役割がインターネットで誰でも出来るようになっているという事で、「万人がメディアになる時代」になっています。誰でもメディアになれる時代だからこそ、自分の意見をネットで発信しなければいけないのかなと思います。

2003年頃からウェブ上でミクシィであったり、ブログのプラットフォームが発達して、誰でもブログでメディアとして情報発信が行えるようになりました。ブログメディアとしての発信は、インターネット上においてある文章なので、書籍などに比べるとインターネットで拡散されやすいという事があります。逆に言えば、拡散されない文章などというものは、書いてもアクセスが集まらない時代になってしまったのです。言い換えれば、アクセスを集める為に報酬を必要とする、いわゆるブログがセミプロかしているという時代になりました。そして、現在はブログのセミプロの時代から、少しずつブログのプロの時代に向かってきていると言えるでしょう。

素人では通用しないメディアのコンテンツ

はあちゅうさんが「フリーランスは、絶対に成功してやろうという野望みたいなものが必要」と話しているのを見て分かるとおり、ブログもプロ化が著しくなってきているので、副業で稼げるとか、そういう時代ではなくなってきています。ブログだって、少し書いて儲かるわけもなく、既にビジネスとして真剣に取り組んで、それでも儲かるか儲からないか分からないような状況となっています。Youtuberだって「僕の仕事はYoutube」というように、Youtuberまでもがそれを仕事にするようになってきて、クオリティが少しずつ上昇するようになってきています。今後も、この流れが加速していく事は間違いないでしょう。

言い換えれば、既存のメディア領域に対して、今まで素人とされてきた若手がインターネットを通じて戦いを挑んでいるような状況になってきており、その流れが今後も加速するという事になっています。NAVERまとめにしても、Youtubeにしても、金銭を配分してプロとして挑んで来て下さいという事をやっていて、PVに応じてそれを加算している訳です。

フォローとかRTはアイドル投票と同じ

AKBでアイドルの投票権利をCDで購入してから、投票するとアイドルを目立たせる事ができます。インターネット上にもフォローとかRTとかする流れというものがある訳ですけど、インターネット上で誰かをフォローするのも、誰かを目立たせる活動という事で、アイドルの投票と同じ意味を持ちます。ブログで誰かの名前を書いたり、NAVERまとめで誰かの記事を作ったりするのも、その人物を注目させるという意味では、投票と同じです。投票を多く集める為の方法は?それは、今、目だっている人を見れば勉強できます。

秋元康さんは、「今、いるAKB48の真似をするのではなくて、別の個性を発揮してほしい」と言っています。個性とは何だろう?それは、周囲と同調せず、周囲を無視して自分を突っ走る事だと思います。それに同調者を集めて、むちゃくちゃだけど何だか面白いと言わせられれば、インターネット上でも人気になれるのかもしれません。だって、ニートだとかいうキャラクターで一般のサラリーマンから見たら生活が無茶苦茶のphaさんだって、書籍を2.5冊出版しているし、自分の道を突っ走る事の大事さが分かります。

セルフメディアの発展と考え方

アメーバブログとかそうなんですけど、芸能人ブログというのは、10年前までほとんど見る事がなかったのです。今では、芸能人がブログやツィッターで情報発信するのは当たり前の時代になってきています。実際、そのメディアの読者数、フォロワー数で現在の人気がどれぐらいあるのかどうかというのも推し量る事ができるようになってきています。例えば、有吉とか450万人もフォロワーがいて、芸能事務所なんて辞めたってフォロワーだけで食べていけるような、そんな状態になっています。有吉と友達になったとするじゃなですか、それでツィッターで一言「この人はいい人だった」と発言されれば、それで数十万人の人に届く可能性があるという・・・・そういうメディア力が有吉にあります。

芸能人などは、芸能事務所などで内部に気を使わないとテレビなどに出演させて貰えない事も多いのですが、セルフブランディングをする事ができれば、セルフメディアとして外部から応援して貰う事が可能になるので、自分の立場を強くすることができます。言い換えれば、芸能事務所などでいじめられたり、変な接待やセクハラをされる事もなくなる訳です。セルフブランディングが出来る人というのは、応援してくれる人がいる訳ですから、それ自体が自分の生きる強みとなる訳です。

お笑い芸人になるのに学校に行く必要はない

お笑い芸人になろうと思って、大阪で吉本の学校に学費を払って入学する人もいるかもしれないですけど、それは悪い方法ではないでしょうけど、それで売れる芸人になるのは大変な事です。ほとんどの芸人というのは、食べるのも難しい状況で、アルバイトで生計を立てながら食事をするような状況になっています。それだったら、お笑い芸人としてYoutubeで情報を発信していった方が売れる近道になると思うのですが、そういったマーケティングを自分から積極的にやろうという芸人は多くありません。

今さら芸人が単にブログを書いて情報発信したって、インパクトも薄いし、プロの記事に勝てるわけもないし、そもそも面白さが伝わる訳でもありません。動画で自分たちのネタをどんどん披露して、ようやく面白さを理解して貰えるのだと思います。芸能事務所に注目して貰うのもいいですけど、マーケティングの力を持っているのは、芸能事務所だけではないのです。誰かインターネットで影響力を持った人に拡散して貰うというのが非常に良い方法です。

大量の情報の中から「選ばれる情報」へ

AKB48でも、選抜メンバーの下に選ばれない80名以上のメンバーが在籍しているとされています。その1人1人にファンがいる訳ですが、メンバーの数が膨大になると、ファンの数も膨大になって、結果的にそのグループの拡散能力、知名度が非常に高い状態に保たれるという好循環を生み出しています。それを競争力としてチームに所属する人たちの知名度を保つような仕組みになっています。AKB48としてのブランディングで活動しながら、知名度が上がって単独でも活動できるようなメンバーが「卒業」して女優などで活躍しています。

AKB48のそれぞれのメンバーの所属事務所も異なっているので、それぞれの事務所とメンバーが相談しながら、自分の個性を発揮すべく日々努力を重ねているような状況で、競争力の原理も働いています。個性を出して、多くの人からどうやってファンを獲得すべきなのかと。日本では、今まで「いじめ」とか腐った文化が浸透してきたわけですけど、個性を多くの人が支えるという・・・そういう文化をAKB48が作り出してきたというか。総選挙のYoutube動画の再生回数が多いほど投票数が伸びるなど、ほんと民主的でいい感じ。

ファンが応援するという行動をとる事で、実際にアイドルの位置が上がるというシステムが素晴らしい。誰もが主体的に行動するのであるという民主的すぎる素晴らしい「透明度が高いシステム」(テレビで田原総一郎が言う)だと。

影響力あるファン獲得の重要性

個性を出す事は重要だとしても、最後に目立つには、影響力あるファンに「持ち上げて貰う」というのが重要かなと思ったりする訳です。じゃあ、影響力ある人とどうやって出会って、どうやって持ち上げて貰うのか?はあちゅうが霜田さんを持ち上げているように、有名人が持ち上げようとしても、大して面白くなければ、持ち上がっていかない。誰かが持ち上げてくれた時に、その波に乗れるかどうかというのも、本人の実力しだいかなと思う訳です。

2014年渡辺麻友の中国人ファンが180万人民元(約3600万円)を集めて渡辺麻友に大量投票したという事が明らかになりましたが、3600万円をつぎ込めるだけの情熱?を中国ファンに持たせた実力?かなにか知らないですけど、他のメンバーに投票せずに渡辺麻友に投票したのだから、影響力を持ったファンの行動というのはあなどれません。それにしても、3600万円とは凄い。

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