漂流家族

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とりあえず行動してみればいい!という奴は馬鹿

  • 19 January 2015
  • のぶやん

イケダハヤト氏は、やらない理由を探さずにとりあえず行動してみればいいとブログで述べています。高知に移住したいと思うから、とりあえず移住しようと言うイケダハヤト氏の選択は、私にとっては本当に馬鹿げた選択にしか見えません。田舎に期間限定で行くなら良いのですが、移住して何年も田舎に住むなんて。

「高知がいいと思ったから、高知に移住しよう」という事では、どうして高知に移住するかが良く見えてこないんですね。そういう所は、1年ぐらい熟考した上で決めるべき事もあると思うのです。しっかりと考えてから決めないと、後から時間やお金をロスする危険が大きくなります。

田舎で生まれて、田舎で育って、田舎の厳しさが身にしみて分かる私から言わせてもらうわ。

イケダさん、田舎をなめてんじゃねぇよ!と声を小さくして言いたい。

田舎はのんびりしていて、楽しくて、その上にイケダハヤト氏がブログを書けば、貯金も出来ますという理想論を並べるのはいいでしょうけど、そんなの長続きしないと思いますよ。田舎なんて、高齢者に囲まれて、情報に偏りがある中で刺激ない暮らしをしないといけないんです。
 

イケダハヤトは流行についてこれない

イケダハヤト氏は、東京から移住したばかりだから、今は都会の情報もあるので、1-2年ぐらいは何とかなるでしょう。その先はどうするんでしょうかね?!田舎の情報を発信したところで、誰から注目を集める事は出来ません。

最もヤバいのは、田舎に住む事によって、人脈形成がなされないという事です。人脈というのは、それ自体が自分に新しい情報であったり、発見を与えてくれる事でもあります。インターネットで働くからと言って、人脈なしでビジネスを長時間やっていくなんてとても無理です。

行動する前に良く考える

何かを行動する前には、良く考えて、しっかりと準備してから行動するのが良いと考えています。職場を辞めるのであれば、最低でも1年ぐらい前から準備する必要があります。「辞めたくなったから辞める」という事では困るんですね。若いうちにそういった無計画な事を繰り返していると、中高年になってから困る事になりかねません。

行動する前に良く考えておけば、お金をしっかりと蓄えてから行動をしたり、移住先の事を良く調べたりするという事ができるようになってきます。少なくとも、移住する前に何度も視察して様子を見たりするぐらいの努力が必要でしょう。移住先をいくつか候補を並べて、その中から選ぶような形もよいでしょう。とにかく情報を集めるところをしっかりやっておかないと、後からどんなトラブルに巻き込まれるかわかりません。

漂流家族というの知ってる?

ブログをやっているイケダハヤト氏であれば、「漂流家族」「竹下家」というワードで検索をすると、動画を見ることができます。6人家族を抱えて、北海道の浜頓別(はまとんべつ)という田舎町に引っ越すとうい決断をします。そこでローンを組んで2000万円の家を建てます。

それを桜庭さんという方が僅か3年の付き合いで保証人を引き受けるんですね。頭金なしの2000万円 30年ローンの保証人を引き受ける桜庭さんも人が良過ぎです。43歳で頭金無しの30年のローンは、金利3%として元利均等で月85000円で払い終わるのが70歳を超えるという現実があります。

この家族はいつもいきあたりばったりですね。だから上手くいかないのです。計画性がなく移住してみたり、計画性がなく仕事を辞めてみたり、計画性がなくローンを組んだりというのは、後から大変な事になる原因になるのです。北海道の超ド田舎にローンを組んで家を買って、数年後にその家を出て埼玉に戻る事になります。退職金100万円は、埼玉に引っ越すけど、敷金・礼金と家具で退職金を使い果たして、家賃9万円を払えなくなり、家が保証人の持ち物になります。

北海道にあるほとんど無価値の家のローンの為に子供までが勉強を放棄して労働するなんて。


借金を背負った人の特徴は、「今はそんなに考えても仕方ない」とか言うんですよ。お父さんは、仕事が決まらない子供に怒っていますけど、もともとは親父が自分で作り出した借金なのにね。パパからすると、「子供がお金を入れてくれる人」としか思ってないんじゃないかとか。

お父さんが仕事を辞める都度、トラブルになっている事が分かります。お父さんが成人していない子供の収入を当てにするという非常に暴走した状況になっていきます。子供は高校を退学するという事は、人生の先がもう無いということを意味しています。高校すら卒業していない人を雇ってくれる企業は、ほとんど皆無です。北海道から埼玉に出てきて以降、半年間ほどローンを支払っていないという事です。ローン残高はほとんど減ってなくて1800万円。

この家族のテレビを見た人の感想
竹下家のビデオ

大事なのは人生の計画性なんですよ。

有吉を見てみるとわかるのですが、彼が芸人として復帰できたのは、彼が売れっ子だった時にも家賃が安い場所に住み続けて、コツコツと貯金していたからです。7000万円の貯金があったから、ニート状態にある時でも何とか耐えられて、芸能界に復帰する事ができていました。

都会から逃げてきたイケダハヤト氏だって、田舎の方たちは暖かい目で見つめているかもしれないけど、生活がしっかりしていればですよ。ブログ「だけ」で稼ぐというのは長く続かないので、外部の人としっかりとコンタクトを取りながら、安定した職業にしていく事が大事ですね。

最後の桜庭さんの言った言葉が印象的ですわ。「謝罪なんていらないから、誠意の金を1万でも2万円でも出してくれ」と言われていました。」無計画に借金なんてすれば、オワリなんですね。

お金のトラブルが大きい

人生に絶対に計画性が必要になるというのは、お金に関するトラブルが起こる可能性があるという事です。例えば、貯金もなくて大した実力も無いにも関わらず、田舎から都会に引っ越してくればいいじゃないというでしょう?それで、無計画に何か大きな買い物(旅行とかパソコンとかね)をしたとするでしょう?そういう知り合いがいて、その人は結局、お金が足りなくなって夜の世界で働くハメになったんですね。それでいいのか?という話です。

親が都会についてアドバイスできれば、お金を工面したり、準備ぐらいできるのでしょうけど、親も都会でかかる費用や事情も理解していないのでしょう。そういった無計画さを周囲が見てしまうと、「ああ、この人はお金にルーズな人なんだな」と思われちゃうかもしれないですよ。そんな事をしていたら、友達付き合いだってうまくいかなくなる可能性があります。

イケダハヤトがビットコインに夢中

イケダハヤト氏は、ビットコインに夢中なようで、ビットコイン取引所であるQUOINEX取引所を使って、多額の取引を行っているという事です。ビットコインというのは、上下が激しくてスリルがありますが、1000万円以上の資金投下を行っていて、ピーク時より500万円下げた事をブログで報告するなど騒ぎ立てています。

1000万円も投資しなくても、普通にお小遣いでビットコインの投資を楽しむぐらいであれば、やってみるのは経験値を上げる上で良い事かもしれません。


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