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『消費税の減税』を叫ばない政党は、支持を集める事ができない

  • 24 June 2018
  • のぶやん

今の立憲民主党の支持が頭打ちになっているのは、立憲民主党を結党してから半年以上もたっているのに、民主党時代の形を何も変えようとしないからです。

草の根だ、有権者の声を聞くというスローガンばかりを繰り返さなくても良いので、消費税の引き下げ防衛費の引き下げ辺野古新基地建設の反対などを明確に叫んで有権者の支持を得れば良いでしょう。

それが簡単でない事は、有権者でも良く分かっていますが、その政策を約束して実行するのが能力ある政治家であり、それが約束できないという事であれば、政治家の能力不足なので辞めた方がいいでしょう。

 

立憲民主党に対する有権者の視線

立憲民主党に対しては、有権者は既に冷静に見る事ができるようになってきています。

立憲民主党・国民民主党は、政党交付金を受けて『カネを持つ政党』になったので、選挙では立候補者を多く立てる事はできるし、連合などの支援も得られるでしょう。しかし、市民の需要に応える政党にならなければ、支持率を上げる事はできません。カネの問題ではなくて、政策の問題であり、実行力の問題です。

あたらしい未来のデザイン力

新しい未来をデザインするには、古い考え方を持った人たちでは難しいでしょう。旧民主党の議員は、ツィッターなどのSNS上でも人気を取る事ができません。ツィッタ―で人気を取れるのは、山本太郎議員、森ゆうこ議員などになっています。それは、現在の政治状況を非常に良く表していると言えるでしょう。

英国で動労等の党首にコービンが選ばれたように、『新しい風』を思わせる人が代表にならないと、期待感を持たせられない時代になってきています。『まっとうな政治』を言いながら、『庶民の声を聞く』と言いながら、提案内容が従来通りでは誰も納得しないでしょう。


立憲民主党が代替政党にならない

小池百合子の希望の党に『排除された』立憲民主党が支持を集めたのは、その同情票、期待感があったからですが、立憲民主党が民進党と同じ政策を掲げて、同じ事をやろうとしている事が明らかになるにつれて、その期待感も薄れつつあります。

公文書の改ざん事件を引き起こした安倍政権を退陣に追い込めなかったのは、立憲民主党が受け皿にならない事を証明しました。民主党と同じやり方、同じ手法を突き通そうとする立憲民主党は、国民が求めている政党ではなかったのです。

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