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大学生の卒業論文は、Wikipadiaよりレベルが低いという事実

  • 16 December 2018
  • のぶやん
大学生の卒業論文は、Wikipadiaよりレベルが低いという事実

大学生には、卒業論文というものがあって、大学4年時に書くということになっています。大学のゼミナールに所属すると指導教官というものがいて、論文の書き方を指導する事になっていますけど、ほとんどの大学で『論文の書き方』というものを指導しません。つまり、どうやって書けばいいのか学生は良く分かってない。結果としてコピペだらけの論文が出来上がりです。

大学生の卒業論文は、Wikipadiaよりレベルが低いという事実

高校時代の教育が良くない

高校時代には、暗記教育が優先されるので、文章を自分で仕上げるという教育をほとんど受けません。結果として、文章を自分で書いたり、論文を作ったりするという事が評価されないのです。この結果、大学生になっても、論文を書くというものがどうのようなものかを理解せず、大学生活を終えるという事が良くあります。

大学の入試で小論文などというものがありますが、僅かな行数を書くだけのお遊びにみたいなもので、採点する方の裁量で適当な採点が行われます。本格的な論文に程遠いものになっています。

コピペで完成する論文

ほとんどの大学生の「論文」というのは、自称論文レベルのもので、Wikipadiaとほとんど変わるところがありません。下手をするとWikipadia以下のものになっており、複数の参考文献を組み合わせて書き換えて完成という感じです。おおよそ、大学生が書く論文とされるものは、得意な人が書けば1日なくても仕上がります。

2~3つの参考文献を選んで、それを引用しながら、コピペにならないように『自分の言葉で上手に書き換え』を行って完成します。コピペで書き換えられた論文と称されるものは、文章として「ほとんど無価値」であり、ブログに書くような内容と全く同じで、学術的な価値はほとんどゼロです。

形を整えて世の中にだすまとめ記事

博士課程の論文にしても、単に形を整えて出版レベルに持ち込む『まとめ記事』みたいなものになっています。博士課程の3年で新しいものを研究・開発出来ない場合が多いので、それまでの論文をコピペ・書き換えして切り貼りして、さも『新しものが生まれた』ように表現する表現力の問題になってきます。

STAP細胞で有名になった小保方さんがコピペ論文で早稲田大学の博士学位を剥奪されましたが、小保方さんの責任に押し付けておいて、それを審査して博士号を出した早稲田大学の博士論文の審査自体が否定される事はありませんでした。トップレベルと言われる早稲田大学でもそんなもんです。


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