Drupalは、近い将来に完全マイナー化する。Drupal8リリースに大失敗したCMSの末路。
Drupal7からDrupal8にアップデートしたのは、大きなミスを伴いました。
Drupal7で運用していたサイトは、Drupal8にアップデートするのに膨大な手間と時間がかかり、多くのサイトでは、その技術的なアップデートにかける手間を取れないために、Drupal8の利用を諦めざる得ない結果となりました。それは、Drupalの大規模サイトで商業化して、かなりの時間をかけられるというのであればいいのですが、それほど時間・お金・労力をかけられるサイトは多くないのです。
普及しないDrupal8
Drupal8は、その導入の難易度がDrupal7に比較しても更に高いので、導入ハードルが高すぎて(コストが高い)、それに見合うリターンが得られないという点から、導入しない個人・企業も増えています。モジュールを整理するのも膨大な時間・コストがかかるので、それに対応する時間・人員・お金を出すのにあまりにコストがかかりすぎるのです。
結果として、Drupal8を導入したのは、Drupal7の5分の1ほどのサイトにとどまっています。最盛期に100万サイト以上で運用されていたとDrupal7は、Drupal8になって20万~30万サイトで頭打ちになっている状況です。技術的なハードルが高くなりすぎたおかげで、普及しなくなってしまったのです。
Drupal全体がオワコン化
Drupal7の運用サイトに減少が続いて、その上にDrupal8の運用サイトも減少していくでしょう。