中国の人民元の動きを考える。中国人民元は国際通貨になる?


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  • 26 May 2017
  • のぶやん

2014年頃から中国が景気後退の局面に入っているという見方がアナリストの間で強くなっています。この根拠となっているのは、中国からの資本流出です。

人民元に代わる通貨として日本円が買われる事になり、2016年も円高傾向が強まる動きになっています。中国の景気後退局面につられて、豪ドルの方も売り込まれていく形となっています。

人民元の切り下げで対応

2015年8月にも中国は人民元の切り下げを実施していますが、輸出が促進される一方で、輸入物価が高くなってインフレを招く傾向となります。日本とは逆の事が覆ってしまう訳です。

2013年頃からアベノミクスで日本円が急激に安くなった事もあって、その逃避先として、香港株・人民元が買われる傾向にありましたが、そこから資金流出が起こっているのです。この傾向を受けて、中国人が保有しているとされているビットコインの価格が跳ね上がっています。

中国の金融収支がマイナス

中国では、経常収支(貿易・サービス)は、相変わらずの大幅なプラスで推移していますが、金融収支(直接投資や証券・貸借・預金などの海外とのやり取り)がマイナスになっています。海外に逃げ出した金融収支の金額は、2014年から経常収支に匹敵する金額で、これが人民元安を生み出す要因ともなっています。これをもって『バブルが崩壊した』とする見方をする人もいます。

更には、中国人観光客が海外旅行で大量消費を行うようになり、中国人が日本でお金を使う一方で、日本人の中国人観光客が減少して中国の経常収支のうちでサービス収支に陰りが見え始めています。中国は多くの外国人観光客を受け入れていますが、ビザなしで中国に訪問できる国は限られているからです。

この金融収支がマイナスになる要因としては、中国の銀行預貯金の金利が低く抑えられている上、人民元よりも国際的に通用する外国通貨でお金を保有したいという動きがある事は確かでしょう。人民元は国際化されておらず、今でもマイナー通貨として保有の流動性は確かなものとは言えません。

一帯一路に日米の参加

中国株に対する投資は、日本でも既に下火になってきています。中国経済の成長を支えるには、今でも資本の流入を支えていく必要があり、それで西部にインフラなどを整備していく必要があります。更に通貨のバランスを取る為には、中国1国の出資比率を下げなければ、一帯一路として継続的に発展する事が難しくなってしまいます。一帯一路の継続的な発展には、通貨が強くて安定できる投資国家が加入する必要があります。

人民元は、既に国際通貨になろうとしていますが、今でも国内が発展途上にあって、急激に発展した都市部の見に経済発展が集中している状況になっています。他の場所に積極投資を促すには、外資に開放地区を作るなど、外国から投資を受け入れる環境整備が必要になってくるでしょう。


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