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先進国の通貨不安が現実化!国債を発行しまくり債務だらけの先進国がヤバい

  • 16 June 2017
  • のぶやん

EUROの場合には、ドイツ銀行という爆弾を抱えています。日本の場合には、日本銀行がGDPに匹敵するGDP500兆円という資産(金利が上がった瞬間に暴落する資産)が爆弾になる可能性があります。アメリカの場合には、国債を日本・中国に握られている上、債務残高もGDP比100%を超えています。いずれの国も国債の金利が低い状況にあるのでやっていけますが、金利が高くなった瞬間に危機的な状況に陥る可能性があります。

1997年に起こったアジア通貨危機では、主に後進国がやられた訳ですけど、先進国で似たような同時多発の危機が起こる可能性があるでしょう。

日本の財務状況は危機的

日本は、少子高齢化の対策が全く行われていないので、2020年代には財務が危機的な状況に陥るとみられています。しかし、日本は外貨準備として米国債を100兆円ほど保有しています。この100兆円という規模は、中国と並んで世界最大の国債保有国で、日本・中国が国債を売却するような事態になると、米国債は大暴落する可能性があります。

日本の国債金利が上がるような事態になって、どうしようもなくなったら、日本政府はそれを抑制する為に(自国防衛)で米国債を売る事になるでしょう。そうすると、損失を避ける為に中国も米国債を売りに出す可能性があり、米国債の金利が跳ね上がる事になります。現在の米国の金利は、1.00~1.25となっていますが、米国の金利は更に上がっていく事になるでしょう。

中国が米国債の残高を減らす

オバマ政権で、国債の金額は膨大に増えて、その引受先となっていたのが中国でした。中国が国債をどんどん買ってくれるので、米国はそれに伴ってどんどん米国債を発行する事が可能でした。米国は、中国という安定した買い手が存在していたので、比較的低金利の有利な条件で、米国債を発行できました。しかし、中国が米国債の残高を減らすようになってくると、国債の引き受けてに困る事になり、金利上昇を招く事になります。

実際、中国が米国債を売りに出すに伴って、米国債の金利は上昇しています。これは、『景気が良いから米国債の金利を上げている』という米国のFRBの説明と実態は食い違っていて、実際には『金利を上昇させないと米国債の買い手がいない状況』に陥っている可能性も示唆しています。現在、日本は日銀が国債を買い続ける動きを示す中で、米国はFRBがバランスシートの縮小を示唆しているので、日米の金利差が急拡大しています。

お金を保有しても使い道なし

経済成長がほとんどないにも関わらず、起業が上場している株価ばかりが上昇して、完全にバブルの様相を呈しています。この背景にあるのは、実体経済の収益力の弱さ(特に不動産などが必要とされる状況になくなっている)という事にあり、特に少子高齢化している国においては、お金の使い道に困るという事が出てきています。これは、高齢者は教育支出など将来のお金を使う必要がない為に起こるからです。

収益力のある事業を買収しようと思うと、それだけで非常に高額のプレミアムを付けて買収しないと買収が行えない状況になっています。結果として、価格以上の買収を行う事になる企業が相次いでおり、それで実際には儲からずに損失を出して事業撤退するような事例も相次いでいます。民営化された郵政は、オーストラリアの郵送会社を買収しましたが多額の損失を抱えて撤退しています。

FRBによるバランスシートの縮小

FRBがバランスシートを縮小するとされていますが、バランスシートを縮小してFRBが米国債の購入をやめた場合には、誰が米国債を購入するのか?という事になっていきます。膨大な米国債の引き受けてがいない場合には、米国債の金利はFRBがコントロールを離れて上昇していきます。もちろん、米ドルは世界の基軸通貨として強いので、それなりに需要はあるでしょうけど、今までのように米ドルのみが基軸通貨として認識されるという事は解消に向かっていく可能性が高いでしょう。

米国が世界で一強であった時代は、米国の基軸通貨ドルが強くて、アメリカ企業が海外に進出する際もドルが使われていましたが、今後は新しい枠組みが必要になっていくという事は誰もが認識している事です。その過程において、米国がインフレを起こして、通貨価値がどんどん失われる大幅なドル安が発生する可能性もあるでしょう。

サブプライム問題の長期化

オバマ政権は、サブプライム問題を解消する為にとにかく国債を発行しまくって、株価をどんどん釣り上げる政策を行いました。これによって米国の国債残高はどんどん膨れ上がりました。国債の買い手がいるうちはそれでもいいのですが、永久に国債の買い手がいるという事はあり得ない事です。また、日本のように国内のGDPが伸びなくなってくると、今度は返済が国にとって大きな負担になってくるという問題が起きてしまいます。

サブプライム問題が起こった時に、米国政府が行った行動は、FRBがモルゲージ債を買いいれるという行動と、FRBが国債を発行するという方法で、FRBに負債を買わせるという方法でした。この方法は、長期的に考えると命取りになる可能性を秘めています。

金利の上昇が命取り

GDP比に占める国債の発行額が上昇すると、金利が低いうちはいいのですけど、金利が跳ね上がると国債の金利の支払いが財政に重くのしかかってくる事になり、金利が5%を超えるような事態になってくると、今度はその支払いの為に国債を発行する事になり、国債が信じられないスピードで増えていく可能性があるでしょう。

簡単に言ってしまえば、最終的に『日銀を潰すか日本政府が潰れるか』という選択になり、もちろん日銀をぶっ潰して日本政府は生存する事になる訳ですけど、その時に日銀が発行した『日銀券』たるものは、明らかに信用を失墜してしまう事になります。

代替通貨としての人民元

米ドルが弱くなるという事は、代替通貨として強くなるのはユーロと人民元という事になりうるでしょう。ただし、人民元は国際通貨になっていないので、流通量はドルに比べると極めて小さなものです。ただし、中国人の国際進出が著しく、彼らの多くは、中国で発行されたDebitカードを決済手段として使うので、人民元の流通は今後ともに伸びていく見通しとなっています。

低賃金労働が余っている

先進国では、日米を中心に失業率の低下が見られますが、いずれも低賃金の労働者ばかりです。日本では、派遣社員、アルバイトの需要が非常に高くなっています。何故、日本において『サービス労働者』がこれほど必要になっているかと言えば、日本は移民の受け入れを基本的にほとんど行っていないので、低賃金の労働力が必要になっているからです。

日本以外の先進国においては、元からいる人がやりたくない仕事を流入してくる移民に低賃金で押し付けるというビジネスモデルでしたが、そのモデルが先進各国で崩壊しており、移民排斥運動などに繋がっています。実際には、流入してくる移民は、低賃金労働者が多いので、仕事が重なる事はあまりありません。日本においては、若者のブラック企業における労働などが問題になっています。大学を出て就職したとしても、ほとんど使いものにならないので、高度な知能の労働が要求される事はほとんどありません。

中国においては、銀行員ですら高学歴ですが、やっている仕事は日本の銀行とほとんど同じであり、学歴など必要なく『無駄学歴』になってしまっています。ただし、高度な仕事の適応能力で比較した場合には、学歴があった方がないよりも高度な仕事ができる可能性があると言えるでしょう。

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仮想通貨に対する期待と不安。ビットコインの登場で新興国通貨が大暴落する可能性?

  • 30 May 2017
  • のぶやん
ビットコイン

海外旅行に行って、ATMでお金を引き出すと、3%~4%という手数料が取られて本当に悩ましい問題です。海外で10万円ほど消費したとすると、それに新生銀行だとVISAレートに4%がかかってくると手数料が4000円なんです。海外の手数料が無料と宣伝していたのに、実態としては4%のレートを上乗せして手数料を稼いでいく詐欺まがいの行為を行っていた訳です。

ビットコイン

仮想通貨は海外旅行で使えそう

仮想通貨を使うメリットとしては、海外から引き出す時に有利なレートで引き出せる可能性が高いという事にあるでしょう。日本に居る時は日本円で引き出しますが、アメリカに居る時は米ドルで引き出したり、中国に居る時に人民元で引き出したりできる『可能性』があります。実際には、現段階においてそこまで仮想通貨が進んでいる訳ではなくて引き出しは出来ない訳ですけど、台湾の一部のコンビニでは、ビットコインなど仮想通貨の引き出しに対応しているところもあります。

仮想通貨が普及すると、海外で10万円を消費するのに4%も手数料を上乗せされる事はなくなるでしょう。手数料は取られるかもしれませんが、各国のATM利用手数料ぐらいのもので、多くても1%以下になるでしょう。海外のお金を考えると、ビットコインの可能性は広がるでしょう。オンラインのビットコイン送金であれば、ほとんど手数料がかからない形で瞬時に送金を行う事ができて、しかも安全性も高いとされています。

仮想通貨における法律

従来の仮想通貨と言われていたものは、楽天ポイントのようにポイントがほとんどでした。こうしたポイントは、地域で流通する消費券などに類似する性質を持っているので、日本の法律で実際の日本円に換金される事を想定した保護などが行われるようになっています。実際にポイントを換金しようとした時に換金できないと、消費者は『価値があるはずのポイント』で損害を被ってしまうからです。現在は、未使用通貨が1000万円を超えた場合には、金融庁に届け出ないといけないと定められていててゲーム通貨などは届け出が行われています。また、PASMO、SUICAなどプリペイド式の仮想通貨は、金融庁に登録を行っています。

2016年5月25日に改正資金決済法(仮想通貨法)が成立しています。これによって、ビットコインを扱う業者がFX業者のように届け出が義務化されて、取引所は1年に1回内閣府へ報告書を提出することが義務化されました。現段階では、取引所の開設はそれほど厳しいものではなく、1000万円の資本金、純資産がプラスである事などの要件を満たせば登録できるようになっています。2017年7月から仮想通貨を『購入』する時には、『換金』という定義に改められて消費税はかからなくなります。

新興国の通貨コントロール

新興国においてビットコインが広く流通するようになってしまうと、決済が自国通貨ではなくてビットコインになってしまって、自国通貨を全てビットコインに換金してビットコインで生活するようなスタイルになりかねません。そうすると、庶民も企業も新興国通貨を保有する意味は何もなくなってしまうので、新興国通貨が暴落するようになってしまいます。

従来、新興国通貨というのは、自国の通貨を維持する為にドルに連動させるなどしていました。ドルに新興国通貨を連動させるには、自国内でドルが多めに買われた時にはドルを売るなどして、自国通貨を防衛しながら調整するというものでした。しかし、1997年のアジア通貨危機などは、ヘッジファンドが仕掛けた新興国の通貨売りに中央銀行が対処できない事態が起こりました。新興国の通貨を誰もいらないとビットコインに誰もが換金した場合には、通貨暴落の危険が出てしまいます。

ビットコインを中国人が保有

ビットコインを中国人が保有しているのは、ビットコインの採掘を中国が行っているからです。ビジネスが大好きな中国人は、ビットコインが金になると知ると、競ってビットコイン採掘工場を建設して、ビットコインの採掘を始めました。採掘工場と言っても、安いパソコンを大量に買い揃えて、コンピューターを動かし続けるだけの作業です。ビットコインで大量にお金を稼いで金持ちになった中国人もいると聞いて、更に多くの採掘業者が現れました。

実際、ビットコインを中国人が採掘するのはそればかりではなくて、人民元からビットコインを通じて別の通貨に換金性を持っているからです。中国人は自国通貨である人民元をあまり信用しておらず、他の通貨を持った方が安全と考えています。そこで、外貨を保有できる換金手段としてビットコインを保有しているのです。

中国人が買い支えないとオワリ

ビットコインの価格が上がるのは、人民元の下落とも連動しています。中国人が買い支えなくなると、ビットコインの価格は一気に暴落するものと思われます。つまり、人民元が変動相場制になって、人民元が上がった場合に多くの人はビットコインではなくて人民元を保有した方が外貨を獲得するのに有利だと考えるようになるでしょう。ビットコインは決済通貨として有益ですが、あまりに価格が上下するようだと、決済機能として使いづらくなってしまいます。

中国の人民元が対外開放されていないので中国人がビットコインを買いに走っている訳ですけど、これから変動相場制になって対外開放されると、人民元安になる可能性はあるでしょう。しかし、所得水準、GDPなどを考えると、人民元に需要があるとも考えられ、人民元高になる可能性もあります。人民元がどのようになるかで、ビットコインの将来も変わってくると言えます。

確実に言える事は、人民元は金利のコントロールも可能な事を考えると、当たり前ですが今のところビットコインより人民元を買った方が確実性が高いです。

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中国の人民元の動きを考える。中国人民元は国際通貨になる?

  • 26 May 2017
  • のぶやん

2014年頃から中国が景気後退の局面に入っているという見方がアナリストの間で強くなっています。この根拠となっているのは、中国からの資本流出です。

人民元に代わる通貨として日本円が買われる事になり、2016年も円高傾向が強まる動きになっています。中国の景気後退局面につられて、豪ドルの方も売り込まれていく形となっています。

人民元の切り下げで対応

2015年8月にも中国は人民元の切り下げを実施していますが、輸出が促進される一方で、輸入物価が高くなってインフレを招く傾向となります。日本とは逆の事が覆ってしまう訳です。

2013年頃からアベノミクスで日本円が急激に安くなった事もあって、その逃避先として、香港株・人民元が買われる傾向にありましたが、そこから資金流出が起こっているのです。この傾向を受けて、中国人が保有しているとされているビットコインの価格が跳ね上がっています。

中国の金融収支がマイナス

中国では、経常収支(貿易・サービス)は、相変わらずの大幅なプラスで推移していますが、金融収支(直接投資や証券・貸借・預金などの海外とのやり取り)がマイナスになっています。海外に逃げ出した金融収支の金額は、2014年から経常収支に匹敵する金額で、これが人民元安を生み出す要因ともなっています。これをもって『バブルが崩壊した』とする見方をする人もいます。

更には、中国人観光客が海外旅行で大量消費を行うようになり、中国人が日本でお金を使う一方で、日本人の中国人観光客が減少して中国の経常収支のうちでサービス収支に陰りが見え始めています。中国は多くの外国人観光客を受け入れていますが、ビザなしで中国に訪問できる国は限られているからです。

この金融収支がマイナスになる要因としては、中国の銀行預貯金の金利が低く抑えられている上、人民元よりも国際的に通用する外国通貨でお金を保有したいという動きがある事は確かでしょう。人民元は国際化されておらず、今でもマイナー通貨として保有の流動性は確かなものとは言えません。

一帯一路に日米の参加

中国株に対する投資は、日本でも既に下火になってきています。中国経済の成長を支えるには、今でも資本の流入を支えていく必要があり、それで西部にインフラなどを整備していく必要があります。更に通貨のバランスを取る為には、中国1国の出資比率を下げなければ、一帯一路として継続的に発展する事が難しくなってしまいます。一帯一路の継続的な発展には、通貨が強くて安定できる投資国家が加入する必要があります。

人民元は、既に国際通貨になろうとしていますが、今でも国内が発展途上にあって、急激に発展した都市部の見に経済発展が集中している状況になっています。他の場所に積極投資を促すには、外資に開放地区を作るなど、外国から投資を受け入れる環境整備が必要になってくるでしょう。


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