ビットコイン発掘の中心は、2013年からずっと中国が牽引してきて、仮想通貨=中国が保有するものでした。2016年頃から中国政府が規制に動いた事で流れが変わって、2017年に日本人が仮想通貨の主要なプレーヤーとなりました。
日本人の仮想通貨に対する目覚めは凄まじくて、既に100万人以上が口座開設を行っており、その数が増え続けています。特にインターネットを得意としている30~40代男性の仮想通貨に対する投資が大きいそうです。
激しい動きが人気の理由
仮想通貨の取引は、ボラティリティ(変動幅)が非常に激しくて、1日20%も動いたりしています。少額の資金を運用して大金にするには、ボラティリティ(変動幅)が大きい方が短期で資金を増やす事ができます。この為に少ないお金でリスクを取れる若者世代にも人気となっています。
韓国では、政府が仮想通貨の規制に乗りだそうとしましたが、韓国の若者たちが猛反発しています。韓国の若者は、ボラティリティが大きい仮想通貨に将来の希望を感じているようです。
日本人が世界に勝負する
日本人は、多くの仮想通貨をかなり買っている状況なので、国際的に仮想通貨が広まっていく事で、先行している日本人が『勝ち組』になることができます。今後、日本企業は仮想通貨を国際的に広げていく事に注力してほしいものです。
仮想通貨が暴落するような事態が起こってしまうと、仮想通貨に投資を行っている日本人が大きな損失を出す事になってしまうので、もっと価格が上がるように米国・欧州から仮想通貨に投資する流れが加速していけばいいですね。
取引所を慎重に選ぶ
仮想通貨を取引する場合には、取引所を慎重に選ぶことが重要になります。日本では、過去にも取引所が破産する事件(マウントゴックス事件)が起こっています。
『仮想通貨GMOコインで安全に口座開設する方法』にも書いているとおり、信頼できる上場企業のGMOコインで口座開設を行う事が今の日本で最も安全な取引できる場所であると言えるでしょう。
広がりを見せる仮想通貨
仮想通貨は、三菱東京UFJ銀行が2018年1月に独自のものを採用する事を発表するなど、金融業界において活用が広がりを見せようとしています。日本の電子決済の普及に仮想通貨が役に立ちそうです。
既に国際送金の手数料を引き下げる為に仮想通貨の利用が試験されている段階で、今まで異常な手数料を取っていた国際送金は、国内送金と同じレベルで安価に出来るようになる可能性が指摘されはじめています。
不便すぎた今までの銀行
従来の銀行は、金利が全く付かないにも関わらず、手数料が100円以上もかかる事があります。また、自分の銀行口座にお金を移動するだけで、15時以降になると翌日扱いになる意味不明の『日本ルール』も存在しており、オンラインで買いものをして振り込みを行う時などに非常に不便でした。
海外送金に至っては、3万円を国際送金すれば、4000円以上も手数料が取られる20年前のシステムのままです。このように銀行の古いシステムが非常に非効率で、それが銀行の利用者負担となっていました。
今までの銀行は、高齢者を騙してぼろ儲けしてきましたが、そのビジネスモデルがジワジワと通用しなくなっていくでしょう。