ビットコイン(仮想通貨)が形成する架空のリッチ社会!クラウドと結びついて仮想世界が発達

  • 22 June 2017
  • のぶやん

ビルゲイツのような大金持ちは、もはや毎日のように豪遊しても使いきれないぐらいのお金を手にしているとされており、正確な資産がどれくらいあるのかを計算するのは、自分でも大変なぐらいでしょう。実際、孫正義さんは、自分が保有している会社が数百にも及んでいて、全てがどのような会社であるかを把握している訳ではないと言います。

オンラインの流動性が高まる時

今、オンラインで物を販売しようとすると、凄く手間がかかって、数百円のものであれば『売らない方がいい』と判断する人が多いのです。例えば、数十万円~100万円の価値が付くサイトがあったとしても、それを売買するのに何度も人と会って交渉を重ねていたら、それだけで何万円も損をしてしまう事になります。こうした理由でサイト売買も行われいません。不動産も、販売価格が高くなければ、利ザヤも低いので不動産屋さんも熱心にはなりません。

オンラインの流動性を確保する為には、とにかく気軽に決済ができる必要性があります。前払いのプリペイド式が個人情報をやり取りせずにすむ最も気軽な決済方法なのですが、『犯罪の温床になる』という理由で厳格化が進んで使いづらくなってきていました。しかし、実際には『切手』『商品券』のように事前に購入してプリペイドで使うものは流通しており、現実社会で発展してきたものがオンラインに移っただけの事です。今後は、オンラインの流通をビットコインのような仮想通貨が支えていくものと見らえれています。手数料が非常に安いのでお金の移動を簡単に行う事ができて、それが様々な市場を形成すると考えられているからです。

流動性に価値がある時代

不動産というのは、換金しようと思った時にすぐに換金できません。不動産を売却しようと思った時、換金までに数カ月もかかり、場合によって1年以上も換金できない事があります。不動産をいくつも持つ事は、換金しづらいという点において、非常に問題が大きいという事になります。人間は、衣食住が満たされないと生きていけませんが、その中で不動産は、好立地の場所に1つぐらい保有して、それを貸して自分は田舎にでも住んでいればいいという事になります。

今は、低金利の時代にあるにも関わらず、日本において不動産の供給は満たされているので、いくら金利を下げて不動産を作ったとしても買い手がいないで空室が増えるばかりです。人々の住まい需要という点では、既に満たされていて、これ以上は必要ない。それ以外のサービス分野の需要についても、テレビを持たないでノートパソコンを持つなど、持ち運びが便利なものを重視する方向に変化していきています。

人々の需要が多様化

需要が多様化した社会においては、人々が必ずしも衣食住だけにお金を使うとは限りません。ある人は、携帯のゲームに月額数万円も注ぎこんだり、ある人は風俗に月額数万円もつぎ込むかもしれません。需要がありそうなところにお金を流すことが大切になる中において、不動産のように動かしにくいものを持つ事はリスクになってきているのです。需要がある場所にお金を流していく必要があるのです。

労働者は、銀行を簡単に変化させたり、自分の住まいを簡単に変化させたりすることはできません。それに比べて、お金であれば、オンラインですぐに移動させたりできる時代になりました。こうした時代において、お金もちが資産運用を通じてどんどんお金持ちになるという格差社会になってきました。

要はクラウドサービスが発展

不動産などが都市部以外はほとんど価値を失って、人々がものに対して価値を抱く時代は終わったと言えるでしょう。正確に言えば、少子高齢化で人口減少が起こっている日本で都市部の不動産は希少価値があるので高額ですが、それは都市部のみであって、田舎に行けば行くほど不動産の価値というのは、ほとんど価値を持たなくなっています。その一方で、オンライン仮想世界の競争は激化していて、仮想世界がその価値を高めてきています。

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