ビットコインの適正価格はいくらになるだろうか?
![ビットコインのチャート ビットコインのチャート](https://webplatform.info/sites/default/files/field/image/bitcoinchart.jpg)
ビットコインは、発行の上限が決まっていて、2100万ビットコインと言われています。 取引を承認した人に新規のビットコインが与えられるので、発掘者が懸命に承認する為に凄い頭脳コンピューターを揃えているというのが現在の状況になっています。当初は沢山発行されるビットコインですが、ビットコインの発行は4年で発行の半減期があって((1/2)^n)減少していきます。
既に1500万枚以上が発行されているとされていて、発掘の難易度が非常に高くなってきています。2030年頃には、既に99%のビットコインが発掘されてしまって、新しい発掘が困難となっています。時価総額は、2017年11月の時点で10兆円にも達しており、全ての通貨20兆円の半分にもなります。
日本円の残高100兆円
銀行・一般家庭で年越しをした日本円は100兆円(日本銀行サイト)とされています。これを考えても、仮想通貨の流通量20兆円というのは、大きな数字になってきている事が分かります。
仮想通貨の発行量は、ビットコインに限らず、全ての発行量の総量で決まると考えても良いでしょう。つまり、様々な仮想通貨が混在する中で、日本であれば日本円を基準とした100兆円ぐらいがマックスの流通量になる訳です。それ以降の流通は、コインの希少性・利用状況によって通貨の価値が決まるものと考えられ、それは日本円などの法定通貨を巻き込んで決まるものと見られます。世界中で為替が自由化されたのと同じ効果が見られる可能性があります。
ビットコインが無くなることはないと思いますが、
— Hiroyuki Nisimura (@hiroyuki_ni) November 30, 2017
「1ビットコインの適正価格はいくらか?」という答えが無いので、
買ったときから下がり続けて、二度と元の価格に戻らないって人が51%ぐらいになる気がします。 https://t.co/2oa5sNd38j
ビットコインの値動きヤバい
2017年11月29日から30日にかけて、ビットコインが急落して大変な事になりました。この日は、ジワジワと上げ続けて、一気に上げた130~140万円付近から急落が発生しました。高値が140万円なので、そこから80万円まで40%が瞬時に下落するという恐ろしい展開。逆に言えば、80万円で買えたラッキーな人もいたかもしれません。12時間の間に140万→80万→120万で、下手なギャンブルより楽しめそうですね。
ビットコインそれ自体は、現在はまだ使える場所も少なくて、一般的に流通しているとは言い難い状況です。