今でも良い不動産物件は市場に出回っていない事実

  • 26 May 2017
  • のぶやん
住宅地

情報化が進んだ最近でさえ、良い物件というのは中古市場になかなか出回りません。どうして出回らないかと言えば、不動産屋さん(業者)が先に押さえてしまって出さないからです。売主が良い条件を提示すると、『あ、その条件であればうちが買いますよ』と不動産屋さんが直接的に買い付けて、不動産屋さんが売りに出す事になります。市場に出回る時には、不動産屋の利益を乗せた価格になるので、なかなか儲かりません。

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良い人材は市場に出ない

転職活動も同じで、優秀な人材ほど市場に出回る事が少なくなります。本当に優秀と言うのであれば、その人材を知る人が『うちで働いてほしい』と言ってスカウトをかけるからです。

良い人材を会社に引っ張り込もうと思ったら、積極的にいろいろな場所に顔を出して、知り合いを増やしておく必要があるでしょう。

待つだけで安くなる不動産

日本の不動産は、どんどん供給過剰になっています。90年代に建てられたワンルームなんて、首都圏であったとしても200万円を割り込む価格で取引されていて、ほとんど買い手がいない状況での投げ売りと考えて良いでしょう。あと5年も我慢すれば、2020年を超えた頃には、不動産市場が崩壊とも言える状況になって、誰も買わないような空室の住宅が全国に溢れる事になります。

バブルの頃は毎年のように高くなっていた不動産ですが、今ではその逆が発生しています。買えば損をするので、買わないで待っているのが最も良い投資の選択肢という事になります。中国の不動産であれば、高すぎて利回りが最悪なのに買う人がいますが、人口で少子高齢化が激しくて人口減少に向かう日本で不動産を購入する人はいません。

勝ち組になるにはどうする?

不動産の投資で勝ち組になる為には、どうすればいいかと言えば、日本の不動産に手を出さない事が勝ち組に近づける方法と言えるでしょう。今の日本では、『稼いで使わない』というのが勝ち組になる方法です。政府が庶民から税金を徴収してどんどんカネを浪費するので、自分が浪費せずにお金を吸い上げる側に回らなければいけません。

日本が世界で圧倒的な優位にあった80年代から90年代であれば、日本以外の国で優雅に暮らすというのも選択肢の1つだったかもしれません。しかし、日本に少子高齢化が発生している現状においては、日本の地方都市に住めば、発展途上国の都市圏よりも安く生活できる場合も出てきました。例えば、北海道などは、ワンルームなら2万円で住めますし、一戸建て3万円という場所もあります。

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