郊外の人気が下がって、都心の人気が上がっている!不動産の賃貸事情

  • 9 October 2015
  • のぶやん

日刊ゲンダイから引用 「恵比寿が吉祥寺を蹴落とした――。不動産大手7社が運営するサイト「メジャーセブン」が毎年行っている「住んでみたい街」アンケートで、今年は恵比寿が1位に躍り出た。昨年まで7年連続で1位だった吉祥寺が王座を明け渡した格好だ。2位以下は吉祥寺、麻布十番、表参道、自由が丘の順番になっている。」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/165261

最近の私の周囲でも、センスが良い人ほど都心に住むようになってきているように感じます。恵比寿、麻布十番、表参道などは、いずれも友達の中で人気度が非常に高い地域で、芸能関係者なども職場に近くて住んでいる事が多い地域です。こういった場所が人気が高くなってきている理由は、都心に近いという事以外にも、こうした場所に住んでいる人の仕事というのがクリエイティブな人が多いと言う事も影響していると思います。つまり、こういった場所に住んでいる人というのは、オシャレでセンスの良い人が多いのです。

吉祥寺と言えば、若者に人気だったのは昔の話で、最近はデートスポットから外れる事も多い気がします。六本木・渋谷などに新しいスポットが出来た事で、都心で遊ぶことが多くなったという事が理由として挙げられるでしょう。少しオシャレな女の子と話をすると、恵比寿の話が出てくるし、芸能関係者と話をすると麻布の話が出てきたりします。要は、仕事・友達と飲んでから電車を気にせずにタクシーで数千円で帰れるところに住んでいる事が重要だという事です。

カネがあっても車を持たない

私の友達では、自営業者だったら経費で落とせるので車を持ったりする人もいますけど、サラリーマンで車を持つ人は減っていると感じています。都心で独身の人でも、特に車に興味がなくてお金を口座に入れて放置したり、海外口座に移したり、運用したりと様々ですが、車を持ったけど月に何度かしか乗らないので売り払ったという人も多いです。

車の維持費をかけるのであれば、恵比寿・麻布で10万‐15万ぐらいで住むこともできるので、その周辺を狙うと言う人も多いでしょう。新卒の給与だとさすがに厳しいですが、20代後半から30代ぐらいになってくると、そのぐらいの家賃を出せるぐらいになってきます。むしろ、そういうアクティブさを見せないと、女の子を連れてくるのも難しいという事かもしれません。恵比寿・麻布で少し広い部屋になると、15万円ぐらい出さないとダメで、月収は40万以上は必要になるでしょうね。

郊外に住んでいるだけでダサい

郊外に住んでいるだけで、貧乏人でダサいと思われる時代になってしまいました。それが吉祥寺であったとしても、今では「郊外エリア」とみられてしまう事が多いです。東京だったら、吉祥寺よりも、最近コーヒーなどで話題になっている清澄白河の方がいいのかもしれないですね。ただ、清澄白河などは災害の時に真っ先に水没する地域なので、東京の人はあまり選びたがらないかもしれません。ただ、借家住まいであれば、半蔵門線があって、都心の中央部を通って渋谷まで行く事ができて、かなり便利な立地である事は間違いありません。

過去に私も清澄白河の隣にある住吉のあたりに住んでいた事がありますが、あの周辺も東京駅の方面にアクセスするにはとても良い場所でした。ただし、新宿などにアクセスするのが都営新宿線でも30分もかかってしまうのが欠点でした。そういう点を考えると、都心だとやはり麻布のあたりの立地条件の良さというのは理解できます。

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