どうして労働者よりも投資家の方が優雅な生活ができるのか?先進国における労働依存の危険性
労働者が自分で働くことは、体が1つしかないので限界があります。これに比べると、お金を投資して『誰かを働かせる』事が出来れば、自分が全く働かなくても良くなります。特に日本において労働賃金は下落し続けていますので、
労働者は、土日に働かない
労働者の多くは、時間を基準にした賃金労働を行っているので、土日に休日として働きません。派遣労働者・アルバイトの多くが賃金労働者なので、働かない日に賃金が発生しません。働くのが1週間に5日間で、週休2日だと、月額20日しか働かない事になるので、収入が20×1万円=20万円ぐらいし欠稼げません。さらに、20万円の中から税金・社会保険料をひかれ、消費する時に消費税までかかります。
賃金労働者の働く時間には限界があるので、基本的に働く時間を増やさないと給与が増えない仕組みになっています。
労働者の質より量傾向が加速
男性・正社員の平均賃金が下がり、女性の平均賃金、派遣社員の平均賃金が上昇しているのは、福利厚生などを含んで一定のコストがかかる正社員を切り捨てて、コストが安い(若いうちに辞めてくれる人が多い)女性社員、派遣社員などの方が良いと判断されているためです。賃金労働者であれば、働いている時間以外の給料を支払わなくても良い事になるので、非常に効率が良いコストカットになります。
中国で1年間に大卒600万人も卒業生がいるので、労働市場は特にホワイトカラーを中心に供給過剰に陥っています。ホワイトカラーの労働者は、中国人の新卒を安く採用できるので、一般的に働くようなサラリーマン労働者の給与は、グローバルで正社員で300万円ほどで十分という時代になりつつあります。
お金なら土日も増え続ける
基本的に投資したお金というのは、曜日関係なく増え続けていきます。誰かにお金を貸して、土日だから金利が付かないという事はありません。外国為替FXをやってみると、土日もしっかりと金利が付きます。自分の労働時間がゼロであったとしても、金利からの収入が大きければ十分に暮らしていく事ができます。
投資家の方が税金が安い
労働者に対しては、労働収入に対して累進課税で高額の税金がかかりますが、投資家に対しては20%と固定された税金しかかかりません。労働者で稼ぐよりも、投資家として稼いだ方が税制面において圧倒的に有利になるという事ができるでしょう。
税金の増税は、労働者にとって労働の負担を増大させる極めて大きな影響を持っており、特に消費税の増税などによって可処分所得が奪われる事は、労働者の生活の質を直接的に悪化させます。
長期投資で収益を回収
投資の基本は、長期投資で資金をジワジワと資金を回収する事になります。高いレバレッジをかけて短期決戦を挑むよりは、長期で少しずつ資金を回収しながら、福利投資をした方が確実に投資資金を増やせる可能性が高くなるでしょう。
投資のポートフォリオは、株価などがある程度の水準まで上昇したら見直す必要があります。しかし、現在の日本株のように『日銀が介入してどの株価も高値』という場合には、もはや日本株に投資しても回収は難しく、米ドルを購入して金利を狙うような手法が良いかもしれません。
現在、短期トレードにコンピューターが使われているので、短期トレードで勝つのは容易ではありません。個人の場合には、10年単位の長期トレードが可能なので、出来る限り長期のトレードを行うようにすれば良いでしょう。
貯金で収益が得られない
サラリーマンがいくら貯金して1000万円、2000万円を貯め込んだとしても、金利0%である日本では、貯蓄が増える事をほとんど期待できません。1000万円を優遇金利0.03%で預けたとしても、受け取れる金利は1年で僅か3万円にしかなりません。ちなみに、米ドルであれば、1000万円分を貯金すれば、2%の金利としても1年間に20万円ほどの収益が期待できます。レバレッジを効かせれば40万円にする事も出来て、10年で400万円の金利が期待できます。
外国に投資する場合には、為替の変動を考慮しなければいけませんが、米ドルで投資する場合には、そのまま米ドル保有をしておくのも現実的な方法です。そのまま米国の不動産に投資したり、米国旅行に行った時に宿泊費用として使う、米国留学に使うなど、米ドルのままで使うという用途を想定する事ができます。米ドルは、世界で最も強い通貨ですので、そのまま使えばよいという事もあり、日本円に戻す必要はないでしょう。
ここで重要になるのは、グローバルの環境に対応してお金を動かせるかどうかであり、米ドルに投資・消費を米ドルで行えるかという事も大切になります。現在、通貨が各国で異なっている以上は、現地で消費を行えなければ必然的に大きい為替リスクを背負う事になってしまいます。
労働者の消費力激減を観光客でカヴァー
現在の先進国は、労働者の消費力が激減してきているので、観光客の消費によって補う形になってきています。日本においても、インバウンドと称して中国人など隣国から観光客をどんどん受け入れて、それによって労働者の減少した消費を外国人の観光客で補おうとしているスタイルになってきています。
今後は、移民も受け入れていくという事で、日本人労働者の賃金が上昇するのは「ほぼ絶望的」な状況にあり、いかに長期的に収益を得られる資産を構築するかという事が非常に重要になってきています。
結論
株式投資で配当を得たり、FX投資でスワップ金利を得たりなど、何でも良いので長期投資して労働力以外の収入源を得ないと、労働だけでお金を得ようとするとジリ貧になっていきます。
自分の労働だけに依存する事になれば、物価が高い日本においては、自分の体が悪くなるほど働かないと稼げないようになってきます。
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