リゾートバイトで行うべき時給交渉とは?経験があれば、積極的に交渉すべき

  • 22 November 2019
  • のぶやん
リゾートバイトで行うべき時給交渉
リゾートバイトで行うべき時給交渉

リゾートバイトでは、時給交渉に応じてくれることがあります。時給交渉に応じて貰えないのは、最初のリゾートバイト経験の時です。最初のリゾートバイトでは、経験値が少ないという事で、時給アップを行って貰う事は極めて難しくなります。2年目以降のリゾートバイトでは、時給を上げて貰う事を交渉するのが良いでしょう。

自分の能力が上がっているにも関わらず、時給を上げてくれないような所には、リピートしない方が良いです。自分の頑張りをキチンと高く評価してくれるような場所を求めていくことは、自分の将来に繋がります。たかがリゾートバイトですが、されどリゾバです。

自分の人生を無駄にしないためには、リゾバで働く先を良く考える必要があります。

リゾートバイトで行うべき時給交渉

リゾートバイトならリゾバ.com

リピーター重視の企業が増加中

リピーターになることで、企業側は「即戦力」を採用できることになります。リピーターとして採用される事になれば、時給を100円、200円アップする事も可能になります。同じ場所で働くという事は、その場所の事情を良く知っているという事でもあり、企業にとって大変に重要な即戦力の採用になります。

最近では、リゾートバイトでも人材争奪戦が起こっており、最初から1200円で採用する企業も増えています。リピーターともなれば、プラス200円アップで1400円採用する所も増えています。また、技能に応じた給料調整も行い、英語、中国語などの接客スキルを身に付ける事ができれば、さらに高時給を狙えるようになっています。例えば、『中国語が出来る寿司職人』などは、時給2000円でも欲しい企業があります。

新人を採用して、教えるコストというのは、企業にとって非常に大きな負担になります。何もできない新人に先輩が付き添って、1人でやるべき仕事を2人でこなさないといけないからです。それならば、リピーターの時給を1.5倍にした方が、即戦力になる上に、顧客の満足度が確実に高くなります。

リゾバに求められる能力

今のリゾバに求められる能力は、正確な接客能力と、言語能力などです。最近、企業で中国人の接客機会も増加してきています。ホテルで中国人、台湾人などの観光客を接客できる人材が必要になっていますが、中国語などが出来る人材が不足しています。そこで、例えば『中国語が良く出来る人材』になることができれば、時給1500円以上を目指す事も可能になってきます。自分が時給を交渉する上でも、交渉材料が必要になります。また、大型ドライバーであったり、調理師免許なども重宝されます。

何も特定技能がないからと言って諦めることはありません。毎年のようにリゾバに入って接客能力を磨いて、バイトリーダーを目指すのも良いでしょう。アルバイトのリーダー格になることは、『社員の負担を大幅に減らす』ということになり、社員の人件費を削減したり、サービスの改善に繋がったりします。

簡単に言ってしまえば、言語能力などの技能レベルと、リーダー格の人材が必要とされており、それ以外の人材はどうでも良い人材ということになっていきます。技能レベルを向上させるか、リーダー格の人材になれるようにするように能力を磨いていく必要があるでしょう。

時給200円アップする

時給が100円違うだけで、長期になればなるほど、大きな時給の差に繋がります。時給が100円違う事によって、1ヵ月リゾートバイトで20日×8時間労働×100円=16000円の時給の差になってきます。3ヵ月も働くと、5万円以上の差が出ることになるので、時給の交渉が非常に大切になる事が分かります。

時給200円アップに成功した場合、3ヵ月で何と10万円もの差になることが分かります。時給が低い所を安易に選んでしまうと、大きな損失に繋がることになります。労働者にとって、隣の人と同じ給料という事は、やる気の喪失に繋がります。「自分の方が優秀なのに、どうして給料が同じなのか」という不満をもつ事になるからです。

企業が時給を1000円以下にするなど、低く抑えようとすればするほど、優秀な人材など誰も応募しないということになります。相当に困ってなければ、時給1000円以下で応募する必要など何もないからです。時給1200円の求人も数多くあるなかで、時給1000円以下でも来てくれるのは、ほかに働く選択肢がほとんどない地元の主婦などに限られてしまいます。企業の内部が選択肢がない人ばかりになると、今度は企業の接客の質が大幅に低下することになります。

自分が、その職場でいくらなら働いてもいいのか?というのを要望として企業に伝える必要があります。時給が高く設定されている職場ほどきつい可能性があり、人材も集まらないので時給が高く設定されている可能性もあります。時給が高いからと言って飛びつかず、冷静に判断する目も必要になるでしょう。また、安易に期間を長めに設定せず、最初に短い期間で試してみるのが良い方法です。途中で逃げ出そうとしても、逃げ出せない可能性があるからです。

リゾートバイトで行うべき時給交渉

アルバイトが何を求めるか

リゾートバイトの難しいところは、アルバイトが単に時給を求めていない点にもあります。働きやすさ、人間関係など総合的に判断して、アルバイト先を決める傾向があります。特に長期のアルバイトになれば、人間関係などが悪いと、評判が悪くなることで、次の年から応募者が誰もいなくなる状況が発生しかねません。

社員がアルバイトに対して高圧的に接したり、時代に合わないオッサンの考え方をアルバイトに押し付けたりすることは、アルバイトの離職を招きます。アルバイトのリピーターが減少することは、企業の採用コストが高くなったり、優秀な人が応募してこなくなることを意味しています。そして、企業はアルバイトに対してより高いコストを支払う羽目になってしまいます。

企業の人材部では、アルバイトであったり、パートなどが何を求めているかを知る必要があります。そして、他の企業よりも自分の企業に来て貰えるように評判を良くしておく必要があります。特に長期のアルバイトが求めるものが何かを良く研究しておく必要があります。

人材の奪い合いが起こる理由

人材の奪い合いが起こる理由は、そもそも若い人が減っているからです。しかも、学生だと期間限定になってしまうので、なかなか長期で働いてくれません。さらに、普通に辞めずに働いてくれる人というのは、難易度が高くなるのです。派遣会社は、リゾート経営会社に対して、様々な指導を行います。時給だけではなくて、寮は個室がいいとか、寮の環境にインターネットを付けた方がいいとか、食事の環境を改善した方がいいなどです。

リゾート経営会社は、様々な工夫を行って人材確保に努めていますが、なかなか定着しないという実態があります。当たり前です、1つのリゾートに定着してしまったら、自分の人生が低賃金で働く安い労働者になってしまうかもしれないリスクがあり、誰もそんなリスクを取りたいと思わないからです。優秀な人ほど、そんな場所で長く働きたいとは思わないので、働き続けるのはボロボロの人ばかりになります。

どのホテルでも人材が足りないので、リゾバで来た人が『食事の休憩なし』になるなど、労働環境が良くない場合があります。そして、次の年も新規採用ばかりとなって、接客レベルがどん底まで落ちているホテル、旅館も沢山あります。私が以前に行った某高級旅館は、接客が見た事がないほど最低のレベルでした。働く気がない人達の態度は、客に簡単に見て取れて、ホテルに対するクレームにも繋がります。

リゾバで学べることは何か?

リゾバというのは、ホテルの底辺業務を行うことがほとんどなので、学べる事というのが非常に限られた範囲であるという特徴があります。それは、「若ければとにかく誰でも採用する」というような状況が発生しているからです。体が動けば誰でもできる業務で、そこで人間が何かを学んで成長できる可能性は限定されています。

リゾートバイトで学べるのは、リゾバ自体の業務経験よりも、一緒に働く人からの情報です。リゾバでは、様々な人が来ているので、彼らとの情報交換から学ぶことは非常に多いと言えるでしょう。仕事内容それ自体は、非常に単調でつまらないものなので、人間関係が全ての刺激と楽しみになってくるのです。だからこそ、恋愛が生まれやすいとも言えるでしょう。

リゾバ中抜けを嫌う人が多い

リゾバでは、レストラン、ホテル売店、ホテルベル業務などで中抜けを取りいている企業が多くあります。お客様がいない間は、休んでくださいという企業に都合が良いシステムです。しかし、この中抜けシステムでは、食事の時間が不規則になってしまうことが起こるのです。食事がうまく取れない事は、長期で働けないことを意味しています。朝早く、夜遅い職場に安い賃金で誰も入りたいと思わないので、リゾバに対する応募者が減少する要因になってしまいます。また、リピーターの激減に繋がります。

朝に出勤して、夕方に帰れるというシステムは、それだけで非常に大きなアピールポイントになります。食事をきちんととる事ができるので、それだけでアルバイトの応募者が満足するきっかけになります。1人でも多くのリピーター応募者を得るためには、そうした工夫が必要になります。

人材が足りないからという理由、コストカットで中抜けを強要すると、労働者が働きたくない環境となり、リピーターが激減する要因になります。それでもリピートしてくる人は、そこしか働く場所がないような人になってきます。「どこでも働ける」と思っているような人は、辛い職場に来たがらない傾向があります。

良い人が良い人を呼んでくる

自分の職場が働きやすいと思えば、他の人を誘う事もでてきます。逆に自分の職場が働きづらいと思えば、他の人に紹介することもなくなります。明るく、楽しい職場に人が集まる傾向があります。逆に、暗い雰囲気で厳しそうな雰囲気ばかりの職場では、誰も応募してこなくなります。

良い人を呼べない企業というのは、それだけ誰もこないので採用コストが上昇します。そして、採用コストがあがったところで、良い人材がくるとは限らないのです。企業にとって、良い人材を確保するということは、とてつもなく重要な課題です。

仕事ができる人が稼げる企業に行く

仕事ができる人にきちんと高時給を提示できる企業というのは、優秀な人が集まってきます。仕事ができる人がお金を稼げない企業というのは、仕事が出来る人からどんどん辞めていってしまいます。優秀な人というのは、他社に行った方が待遇が良いのであれば、他社に行って稼ごうとするからです。

企業の中に『仕事ができない人』ばかりが企業に残ってしまっては、企業の競争力がどんどん低下してしまいます。その場合、マネジメントの方法を大幅に変更するなど、組織内の改革も必要になるでしょう。能力がない人の声ばかりが大きくて、能力がある人を他社に弾き飛ばしてしまうようでは、企業が生き残る事などできないからです。

企業の社員が糞人材だらけになると、人事部は優秀な人材を雇うためにさらに人件費と積み増さないといけない状況になります。先輩の糞人材は、優秀な後輩が来ると自分の脅威と考えて追い出そうとするので、後輩の優秀な人材は辞めるか、更に高給を要求するかのどちらかの選択になります。

リゾバの最高時給はいくらか

リゾバの最高時給と言えば、2000円を超えてきます。そして、その最高時給が得られる職業はずばり『寿司職人』です。外国人向けに寿司を握る事の単価が高いので、リゾバの時給も高く設定されているのです。その一方で、レストランの接客、売店などの業務では、時給の上昇を全く期待する事ができません。レストランのサービスなどにおいては、接客レベルに差が出にくいので『低時給で沢山の人材を集めるのが良い』とされているからです。

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