労働収入

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労働収入以外の収益源を確保すること

  • 30 November 2023
  • のぶやん
労働収入以外の収益源を確保すること

生存のためには、労働収入以外の収入源をいかに確保するかということは、重要な課題であると言えるでしょう。

お金を持ち歩かない世界

世の中に存在しているのは、もの(商品)、代替現金(商品券)、各種ポイント、そして通貨。値札は全て「その国の通貨」で付けられているので、どうしても為替の影響を受ける。

お金すら運ばない世界

かつての人は、ぶつぶつ交換を行っていました。例えば、第二次世界大戦中は、日本でも農村に着物を持って行って、その着物と引き換えにして、農作物を貰うという形です。着物は高価なものでしたが、貰えた農作物はそれほど多くなかったでしょう。その時代に高価な着物なんて必要ない訳ですから。

日本では、布が使われたり、中国では貝が使われたりしていました。布・貝などは持ち歩くのが不便という理由で、それは紙幣などに代わっていくことになります。そして、その紙幣などは、今ではデジタル化してスマホの中の数値になってきています。

企業ポイントが銀行化していく

当初の楽天ポイントは、単純に楽天市場で利用されるものでした。それは順次拡大されて、今の楽天ポイントなどは、コンビニなどでも使えるようになっていて、現金と同じように「買い物」をすることができるようになっています。

広がっていくオンラインの収入

オンライン収入も増加する傾向があります。例えば、インターネット上で写真を売って稼いだりする人なども増えてきています。動画に広告を付けているYoutuberなども増えています。オンライン収入を得る人は、収入が増えるほどに借入れなどの信用を得ることができます。

収益性資産が多様化する社会

現代社会においては、収益性資産が多様化した社会でもありました。交易の中心に「情報産業」が置かれるようになって、人々の嗜好を左右するようになっていったのです。

お金に対する洗脳を変えていく

銀行は、100万円の預金に対して、手元に10万円を残して、企業に対して90万円の貸し付けを行うことで利益をあげています。90万円の貸し付けを受けた企業は、それを銀行に預けます。そうすると、銀行は10万円を残して残り80万円を貸し出しに充てます。こうして、お金が信用によって「増加したように見える」現象が起こってきます。

非正規社員であれば、自分でビジネスを考えるべき

  • 28 January 2016
  • のぶやん

このブログのテーマでもありますが、今のようにグローバル化の社会の中で『自分の労働力なんて20代・30代でその価値を失う』という時代には、収益性資産を持つことが何よりも大事になります。

企業の中にいないと稼げない人

企業というのは、資本主義の中で株主の取り分が一番大きくなっているので、株主が半分以上の利益を根こそぎ持って行って、その残った分を少しずつ社員に分け与えるような構造になっています。サラリーマン従業員というのは、企業に対して『自分の労働力』を提供する事によって賃金を受け取るので、ずっと働き続けないと賃金を受け取ることができなくなってしまいます。『体を使って働き続けないといけない』というのは、非常に弱い立場になっており、資本家に使われるのが労働者となるのが資本主義における一般的な考え方です。

企業の中にいて稼いでいると、資本がまるで『自分のものであるかのように』勘違いする『大企業病』に陥る人も多いですが、実際には資本家が資本を出している中で、その資本を動かすための労働力を提供しているにすぎません。だから、大企業を離れると、自分が『大企業の歯車であった』という事実に気がつくのだと思います。


収益性資産が必要になる理由

誰もが『収益性資産』が必要になる理由とは、資本主義がいきすぎると、労働者の立場が今のようにあまりにも弱いものになってしまうからです。現在の世界に言える事は、労働者が完全に弱者になってしまっているという事です。アメリカにおける労働者の実質賃金といのは、75年頃からほとんど変化しておらず、労働者の生活水準は全く向上するどころか、多くの労働者の生活水準がむしろ下がっています。

工場などが海外に移転した結果として、多くの労働者が不要になりました。20代・30代であればまだしも、40代・50代の社員を高賃金で雇い続ける合理的な理由というものは、ほとんどの企業に見いだせなくなってしまっています。日本で言えば、労働組合などに加入する正社員であったり、40代・50代になった労働者は、雇用側から『派遣労働者に比べて賃金が高すぎる』という事でますます圧力が高まるようになってきています。

収益性資産を持つために事業をする

労働者というのは、自分の労働に依存して収益を得る事になります。非正規雇用というのがその典型であり、時給が1500円だとすれば、働いた時間と数分しかお金を受け取る事ができません。こうした労働スタイルでは、休みを自由にとれない上、賃金も安いので非常にプレッシャーがかかる働き方であると言えます。更に言えば、特に技術も身に付かないままで40代・50代を迎えてしまえば、貧困まっしぐらになる危険性も大きいです。

収益性資産というのは、基本的には収益を得られる資産を持つという事です。自分の労働に依存しなくても、収益を得られる方法を持つことは、失業という概念を消失させます。いわゆる『自営業者』になるわけですけど、稼ぎが多ければ会社化もできます。失業して収入がなくなる労働者とは全く違ったアプローチが可能になるわけです。アメリカで格差社会が拡大していますが、能力がある人は『労働者でいたい』などと思わない理由があるわけです。

正社員にある退職金が非正規雇用にない

正社員には、自社で積み上げる『退職金』というものがありますけど、それが非正規雇用には存在していません。退職金が存在しないということは、『後から貰える権利』というものが存在していないという事になってしまいます。積み上げるものが全くないという状況は、失業した時に全く保証がないという状況にあり、大変に棄権な状況です。この状況というのは、個人事業主に比べてもかなり不利な状況と言えるでしょう。個人事業主は、お金を得る方法があるので、収入が減ることはあっても、それが全くなくなるという人は少ないです。

個人事業主であったとしても単なる請負いとして働いている状況では、非正規雇用とそれほど変わらないかもしれません。実際に『個人事業主』『フリーランス』を名乗っていたとしても、実態として派遣会社に派遣された派遣社員ということは良くあります。派遣社員というのは、非正規雇用の一種として分類される不安定な雇用形態です。

インターネット事業で儲けるのは大変

インターネット事業で儲けようとするのは、既に成熟し始めたインターネット業界において非常に大変な事です。『ブログを書いて儲ける』と考えたり、『アフィリエイトで儲ける』などと安易に考える人は多いですが、儲けている人は『ビジネス』として取り組んでいるわけで、遊び半分で取り組んでいる訳ではありません。『ブログを始めて半年で稼げるようになった』という話というのは、そのほとんどが幻想です。特に中高年などになると、ブログのネタがつまらないものになりがちで、アクセス数を集めるのは難しいでしょう。

お金に困って
『ひきこもり』の増加

最近の大人『ひきこもり』の多くは、繊細な性格から会社に合わせることができず、ストレスから夜に眠れなくなったり、そこから朝起きられなくなって、引きこもるのだということです。お金の使い方も様々ありますが、女性の場合にはストレスを感じたらお金を発散して紛らわす人も多いようです。SNS上における『過度の自己開示』などもストレスから起こる場合が多いとされています。散財して、その様子を誰かにみてほしいという欲求です。

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