七原くん

言語: 

ウーマンラッシュアワー村本大輔が政治ネタで大ブレイクした理由は?タブーをぶっ壊すニコ生主の七原くんとの共通点

  • 23 December 2017
  • のぶやん
村本大輔

テレビの芸能人が全く面白くないのは、個性を潰されているからでしょう。プロデューサーとか年上芸人に気を使って、自分の好きな事を言わずに我慢して同調しているだけの芸能人が多いです。だから、掛け合いも単調で、漫才も台本に書いてあるものを単に読み上げるだけのような二番煎じの漫才だらけで全くつまらない。

村本大輔

フジテレビ系THE MANZAIで、ウーマンラッシュアワー村本大輔の政治ネタが話題になったけど、普通の芸人があんな政治ネタ漫才したらドン引きだけど、村本大輔がやれば面白い。皆、彼の性格を知っていて、その魅力的な個性で自己主張する所に漫才の奥深さというか、面白さを感じるんでしょ。いつも会社で我慢してたりする人は、言いたいことをしゃべってる村本大輔に共感するんだ。

今の芸人は、ニコ生主にもユーチューバーにも勝たないといけない。そうすると、ウーマンラッシュアワーの村本大輔みたいに得意の政治ネタで世間に問いかけながら笑わせるというアプローチは、ニコ生主にもユーチューバーにも勝てる所を狙っていけそうな感じがすると思う。

本気で笑わせるニコ生主・七原くん

ニコ生で1000万円を溶かして話題になったハルヒは、単に生活の様子を配信したり、画面の前でしゃべっているだけで人気になった。そして、最近は競馬・競輪・FXでメチャクチャな動画を配信している七原 (ななはら)くんが人気になっている。七原 (ななはら)くんは、画面の前で煩いほど叫びながら、懸命に働いたなけなしの金をギャンブルにつぎ込んで、いつも最後に負けて叫ぶ。

こんな『バカすぎて面白い』動画を見て爆笑すると、もう普通の芸人の様子を見ても満足できない。自分のなけなしの金である1万円、2万円をギャンブルにぶっこんで、それで大負けしてす姿にやらせ要素が全くない。『こいつ、マジで馬鹿だな』と思われながら笑われて、それで視聴者を楽しませるのは、プロの芸人よりも才能ありそうだ。

ギャンブルだけでなくて、脱いだり、詐欺にはまりそうになって警察に連絡したり、もう波乱万丈な人生配信に視聴者が集まっている。バイナリオプションと呼ばれる超ギャンブルのリアクションは、もはや天性と言える領域です。

借金の話をする七原くん

七原くんのドラマは、テレビのドキュメンタリーよりもずっと面白いです。今の日本の20代を代表して、高卒・派遣社員・無職という中で競馬・競輪・FXとギャンブルにはまり、ニコ生を配信して大ブレイクしています。

一応、毎月の収入がある時で12-13万円の手取りの中で、前借り4万で8-9万の振り込みという事なので、まさに『生活保護なみの20代』です。名古屋の家賃3万円×5カ月=15万円を滞納しています。それで保証会社からも断られて、家から出ていく事になりました。このような状況だと、働く意思があるだけマシかもしれないですね。

多くのリスナーが七原くんの生活を反面教師にしてブログを書いたりツィートしている所も面白いです。



七原くんの生き方というのは、不器用そのものだ。お店の人に『ちょっと豚に似てますよね』と言って撮影をやめてほしいと言われた。データ入力会社で人柄で続けられそうになった時に世話役に『派遣社員になりたいから辞めるかもしれない』と決まってもいないのに打ち明けて、上司に説教された上で世話役からも干されてしまった。

ギャンブルをやると、勝てた時もあるけどやめられなくて、最後にいつも損をして終わるパターンばかりだった。これだけ人気になるのであれば、ニコニコ動画ではなくてユーチューブで配信した方がアルバイトよりもはるかに稼げる事は間違いないんだけど、それをせずにニコニコ動画でコミュニケーションしながら配信するのが好きな所も、やっぱり不器用だと思います。

カテゴリ: 

アドセンス広告

関連記事