タダのコンテンツがお金をかけたコンテンツより良い結果が生まれる社会

  • 16 August 2017
  • WEB情報屋

インターネット上では、無料で書きこまれた情報というのが、有料で作られた情報よりもアクセスを集めるという事が良く起こっています。

無料でアクセスを集めるツィッター

ツィッターでは、フォロワー数が多ければ、月間アクセス数が100万~1000万アクセスに達する事も珍しくなくなってきています。ツィッターというのは、基本的に個人や企業が無料で自主的につぶやくツールとして利用されています。ライターがお金を貰って記事を書く雑誌などとは異なりますが、非常に多くのアクセスを集めています。多くの個人や企業は、自分のブランディングを目的にフォロワーを集めます。

ツィッターから発信される情報は、全て無料情報であるにも関わらず、有料の情報よりも精度が高くて信頼できるという事が起こってきています。特に信頼できる学者などは、書籍などのPRの為にツィッターで情報発信を行ったりしていますが、最新の情報に合わせた形で直接発信されるコメントは、リアルタイムで精度の高い情報になっています。

書籍が売れなくなってきている

書籍が売れなくなってきているのは、書籍が高額であるにもかかわらず、それだけの価値を生み出していないからです。多くの人は、書籍を1冊購入したとしても、それを軽く読んだだけで放置しています。その理由としては、そもそも書籍の多くが熟読するべき内容のものではないからです。インターネットがなかった時代においては、情報の取得先として書籍しかなかったので、書籍で情報を仕入れる事は重要な意味を持ちました。それで書籍を熟読したりする人もいましたが、今では価値のない文章のかかれた書籍を読みこむことは時間の無駄でしかなくなっています。

書籍が売れないのは、書籍に1000円を支払って買うだけの価値がないからです。書籍に書かれた内容であったり、新聞に書かれている内容で最も重要なのは、自分に気づきを与えてくれたり、情報を提供してくれる見出し部分であって、中身がペラペラなので、中身を読まなくても良い状況になってきています。つまり、有料で買う書籍よりも、無料で軽く見られるNAVERまとめでも見ていた方がお得である場合が増えてきているという事です。

情報を公開した人が勝つ

学者などが研究室にこもって書籍を書いて出版したところで、書籍が売れる事も少なくなってきています。これからの時代には、優秀な学者というのは、オンラインで多くの情報を公開して共感を得て、それで活動に興味を持って貰って書籍などの販売に繋げたり、講演活動を積極的に行ったりしています。

人の為になる情報を公開した人のところには、注目が集まるようになり、人の注目が集まるようになることでマネタイズが可能になるという事です。

書籍を読むのは効率が悪い

確かに何かの物事について詳しく知りたいと思った時には、書籍を見る方が良い場合も多いですが、時間をかけて書籍を読みこんで見たとしても、半分以上、下手をすれば9割以上の情報が自分に全く参考にならない情報ばかりで、そのような情報を読み込む事が非常に効率の悪い作業になりつつあります。

書籍から情報を抜き出すには、例えば学者のように10冊~30冊も書籍を読みこんで、そこから自分が必要な情報を切りだして、再構築して新しい論文を仕上げる事が価値とされていました。しかし、それにはコストと時間がかかりますが、そのコストと時間を回収できる見通しが立たない時代になってきたのです。それよりは、全ての書籍、論文をオープン化して自由に読めるようにして貰って、それをより多くの人が閲覧したり、分析したりする方が良いという時代になってきています。簡単に言ってしまえば、ビジネスモデルそれ自体が変化を迫られているという事でもあります。

世代による有名人の違い

従来のように大きなメディアが世論を形成するのではなくて、インターネット世論からNHKのようなメディアに注目を集めさせるという例も増えてきました。また、はあちゅう氏のようにインターネットで名前を浸透させて、NHKなど全国区のテレビにも出演するような状況が起こってきています。

テレビ局が作りだした有名人と、インターネット上の有名人が異なってきているという事も良くある事になってきています。例えば、テレビで有名になった高橋一生は、確かにテレビに頻繁に出てブレイクしていますが、インターネットだけをやる人の中には全く知らない人もいます。また、HIKARUのような著名ユーチューバーであったとしても、テレビを見ている高齢者世代の中に知らない人も多いです。かつてのように『日本全国の誰もが知っている』という事がありえなくなってきています。

情報を公開して勝負する時代

多くの企業や政府が情報を公開するのは、情報を公開する方が自分たちにとっても良い事だからです。情報を隠し続ける企業と言うのは信頼されず、情報をどんどん公開していく企業や政府の方が社会に自分たちの正当性を示すことができます。たとえ、自分たちが公開したくない情報であったとしても、情報を積極的に公開していく事で、多くの人から信頼できる企業であったり、政府であるとの認識が広まるからです。

情報を公開しない企業・政府というのは、何かを隠しているという疑心暗鬼が広がる事で、結果的に市場からの信頼を得る事ができなくなります。実際に現在の日本政府は、情報を出さないで隠す姿勢に転じており、その結果として情報が別の場所から次々と漏れだす事によって、信頼性が大きく揺らぐ結果となっています。

カテゴリ: 

関連記事


税金の無駄使い3兆円東京五輪は中止