労働者階級の情報源が限定されているので豊かになれない実態とは?投資について学習していない

  • 25 November 2018
  • のぶやん
労働者階級の情報源が限定されているので豊かになれない

労働者階級である『底辺の家庭』に生まれると、ずっと底辺で居続ける事が増えています。底辺の家庭は、生まれた頃から両親の教育が思わしくないもので、両親事態もあまり勉強に熱心でない家庭が多いです。両親の教育水準(特に母親の教育水準)というのは、子供に大きな影響を及ぼす事になります。

今までの日本であれば、両親の教育が今一つであっても、『村全体で育てていく』ような意識があって、皆で面倒を見るような姿勢というものが存在していました。その結果、両親以外の影響で、村の知識層から学ぶという機会もあったりしたのです。最近では、労働者階級が労働者階級で固まるような動きがあり、隔離された世界で子供が底辺知識にしか接触できないような状況も起こっています。

労働者階級の情報源が限定されているので豊かになれない

家が貧乏で、情報源も限られる中で、突破口を見つけるのは、ますます容易な事ではなくなってきています。

お金の使い方が散財である

資本家になると、お金を使う事(=消費)をする事で、お金を生み出す事に繋げていこうと思う発想があります。常に投資を心がけて、収益を生み出す事を目標にしていきます。これは、労働者階級になると、稼いだお金を投資に回そうとせず、テレビなどに影響されて良く分からない消費活動を行います。まさに、浪費を行うので、いつまでたっても豊かになる事はできません。労働者階級は、投資に対する意識・教育共に欠けているので、金利が全く付かないにも関わらず、『コツコツ貯蓄が良い』などと思い込んだりしています。

労働したお金をコツコツ貯金して増えるというのは、自分の給与がどんどん上昇する局面においてのみです。日本において、労働者の給与がどんどん上昇していく事はありませんので、労働以外で稼ぐ方法を模索していく事が必要になります。労働で稼がないのであれば、自分でビジネスを行うか、他人のビジネスに投資するかという選択肢になります。自分でビジネスを行うのがユニクロの柳井さんのような経営型で、他人に投資してビジネスを行うのがソフトバンクの孫さんのような経営スタイルになります。

日本の田舎で金利3-5%ほどの自動車ローンで自動車を購入したとしても、その自動車が自分にお金をもたらす事はありません。自動車にそれほど大きな資産価値を期待する事はできないので、ほとんどの場合には、自動車を数年で売却すると手元に借金だけが残る事になってしまいます。230万円ほどの自動車で7年ローンを組むと、月額3万円の返済で金利が37万円もかかる事になってしまいます。年間の金利だけで5万円以上です。

労働者階級の特徴

労働者階級の特徴というのは、いくつかあり、例えば(1)話し方に知的水準が感じられない雑である(2)ラーメンなどの不健康職員を食べる(3)甘いものが好きで虫歯が多い(4)ビジネス・投資について理解力が低いか、株式投資に否定的である(5)外国語などを熱心に学ぼうと思っていないなど。

日本では、社会全体が社会全体を持ちあげるという風潮があったので、中産階級が厚かった事によって、知的階級と労働者階級の交流も多くありました。その結果、例えば健康・医療に興味が深くて食事に気を使っているけど、あまり運動してないみたいな「反労働者階級」みたいな人が多かったのです。収入は知識階級なみに800万円あるけど、部屋が凄く散らかっているみたいな。それが今では、少しずつ分断、住み分けが行われるようになってきたのです。

収益性資産の保有

労働者の多くの給与は、僅かな経営者層の労働者と、大勢の低賃金労働者に分離されつつあります。株主は、収益をあげるために労働者の賃金をコストとしてどんどん削って、賃金労働者がどんどん貧しくなってきている状況です。労働以外に収益を持たない労働者階級は、労働を止めた瞬間から完全に無収入となって生活できなくなるという弱みを握られています。このために労働者が低賃金でも甘んじて働き続けるという選択肢を取る訳です。

労働者の数が圧倒的に多いので、低賃金労働者どうしで労働賃金を下落させており、労働者が2倍、3倍も働いても賃金が全く上昇しないという事を招いています。日本の労働者に対するプレッシャーも、中国の大卒が1年で600万人以上もいる事によって、相当の圧力となってきています。

収益になる資産を長期で保有する

投資の基本というのは、『収益になる資産を長期で保有する』という事です。毎月のようにお金を生み出すような仕組みを創り出す事ができれば、ほとんど労働しない状態で収益を得る事ができるようになります。

長期ポートフォリオの中には、子供に対する投資も含んでいて、人生の生きがいを購入したり、将来の介護してくれる保険の意味で子供を育てるという意味を持ち合わせています。

グローバルな視点を持つ

今では、日本企業もどんどん海外に進出して、海外にも非常に多くの投資を行うようになってきて言います。グローバルな視点というのは、誰の目にも欠かせないものになってきています。投資の世界においても、個人であっても海外企業の株を保有できるようになってきました。個人で米国株、中国株、ヨーロッパ株などをインターネットを通じて簡単に購入する事ができます。

自分で海外に出向いていって、海外の実情を確認する事も容易になってきました。特にアジアであれば、航空券・ホテル込みで5万円ぐらいで滞在する事ができるようになっています。そうした中で、グローバルの視点を持つ人、持たない人の格差は、今後はますます拡大していく事が考えられます。企業が海外で活躍するのに合わせて、個人も海外で活躍できるようになっていくべきでしょう。

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