ねとらぼで暴露されたWELQのランサーズ単価が1000文字1600円!どうしてライターというブラック労働をする人がいるのか
ねとらぼでWELQの記事を書いていたライターが暴露していますが、それによるとランサーズであったり、クラウドワークスで請け負う記事というのは、1文字1.6円で1000文字1600円だったという事です。ここからクラウドワークスやランサーズが手数料を何と20%ほど差し引くので、ライターに入る収入というのは、僅か1280円だったというのです。これで生活するとなると、1日何本書けばいいんでしょうね、多分、5、6本以上を毎日のように書かないと生活になりませんから大変です。
クラウドソーシングは1文字1円が相場
クラウドソーシングのライティングというのは、1文字1円が相場というのは、確かにクラウドソーシングのサイトを見ると確認することができます。クラウドソーシングサイトは、クラウドワークスなどが上場していますが、赤字で非常に厳しい状態にあります。何故、赤字かという事については、別の記事でも書いている通りですが、もともと低賃金の人を大量に使ったとしても上がる収益というのは限られているからです。
例えば、1人アルバイトのディレクター日当が1万円だとしても、20%の手数料で売り上げを計上するのであれば、5万円を動かさなければいけませんけど、ライターに大量発注をかけないと5万円に届かない訳です。そういう意味でWELQなど大量に記事を作成するという『大手の案件』というのは、クラウドソーシングサイトにとって貴重な売り上げになる訳ですけど、それでも単価が安すぎて、動く金額があまりに小さいので良い商売にならないのです。
DeNAのWELQ問題でクラウドワークスの業績にも悪影響がありそう
ライターコストを回収不可能
Yahoo!ニュースに掲載されるような記事であれば別ですが、通常のアクセス数のレベルで、ライターに多額のコストを支払っていたのでは、サイトとして大赤字になってしまう事は間違いないでしょう。『スタッフにきちんと教育して、ライターに対しても教育を行って、その上でしっかりした記事を書きましょう』という事は、当然の事なんですけど、そういうやり方をしていたのでは、会社として黒字化するのは至難の業になることは間違いありません。何故なら、外注を安い金額で雇っていたにも関わらず、DeNAが行っていたDeNAパレット自体が黒字化するのに時間がかかっていたからです。
そもそも、今の時代には、誰でもブログなどを簡単に立ちあげられるし、広告だって掲載できる訳だから、『自分のライティングコストを回収できる』という自信がある人は、人のサイトの記事を書かないで、自分のサイトに記事を掲載するでしょう。自分のサイトに記事を掲載しても、アクセスが集まらずに赤字になるので、誰かから確実にお金を貰えるような場所で記事をかいて、時間をお金に変えているという事は間違いありません。
自分のサイトで書いた方がいい
クラウドワークスであったり、ランサーズなどでライターの仕事をする人は、自分のサイトで稼げないからそういう場所で労働時間をお金に変換する人がほとんどです。しかし、自分のサイトで稼げるのであれば、自分のサイトに記事を残しておいた方が後から稼げる可能性が増える訳で素。自分のサイトに広告を掲載する方法としては、Google Adsenseであったり、楽天アフィリエイトなど、稼ぐ方法がいくらでもあります。ただし、競争が激化している中において、1つのブログで1ヶ月で1万円稼ぐだけでも大変でしょう。
インターネット広告というのは、膨大なアクセスの上で効果が得られるものになるので、アクセス数が少ないと広告を掲載してもほとんど意味がありません。そして、激しいインターネット競争の中において、アクセスを取ってくるというのは、非常に難しい事です。