今では、そこそこ撮影が可能なビデオカメラは、5000円で購入できます。パナソニックぐらいのメーカーでも、25000円あれば十分に購入できます。5万円もあれば、相当に良いビデオカメラを購入する事ができる時代になっています。セミプロのカメラであったとしても、15万円ぐらいあれば、セミプロ級のカメラが買えてテレビ放送のドキュメンタリーにも耐えられるレベルの撮影が可能です。
安いもので十分な時代
最近では、スマートフォンでもそれなりの動画が撮影できるようになってきたので、ビデオカメラの必要性も薄れてきました。それでも、ビデオカメラの方がスマホよりは良く撮影出来る事は事実なので、ビデオカメラも売られていますが、製造・郵送コストなどを含めると、この価格で販売する利益率が非常に低い物になっています。利益率が低くても、ある程度のマニュアル通りに型にはまった形であれば量産できるようになっているという感じです。
5500円で買えるビデオカメラ
PowerLead ミニDV C8 16MP高精細デジタルビデオカメラDVR 2.7 'TFT LCD 16倍ズームHDビデオカメラ1280 x 720pデジタルビデオカメラ(黒)
消費者としての選択肢としては、ビデオ撮影を行いたい時に(1)スマートフォンで間に合わせる (2)1万円以下のとりあえず撮影できるものを買う (3)高級仕様のものを購入するという選択肢があります。
労働の安売りが危険
商品の価格が下落していくのに伴って、労働者に付ける価格も同時に下落してきています。具体的に言えば、中国の労働者と日本の労働者がボーダレスに競争する時代になってきているという事です。
労働するにしても、お金がないからとアルバイトをしていると、能力を伸ばすことができません。だからと言って会社に所属すればいいというものでもなくて、自分で必死に何かを勉強する努力というのが必要になっている時代です。あまり勉強しなくても『誰でもできる職業』というのは、自分でも気が付かないうちに労働価値がどんどん下落してきています。
なりたい自分の方向に向かう
どんな自分になりたいかという事が重要になりますが、世の中には実現が不可能である夢というのも存在しています。例えば、野球を全くやった事がない人が20歳になってから『プロ野球選手になりたい』と言っても、100%不可能と言ってよいでしょう。女性が25歳以上になってから『可愛いアイドルになりたい』と思っても、不可能ではないにしても、相当に難しいと言えるでしょう。自己実現は、現実的なところで落とし込む必要があります。
例えば、30歳から『お医者さんになりたい』と言って猛勉強するのは、難易度は高いながらも、努力次第で何とかなりそうです。特にそれまで学習してきた分野が理系であれば、努力して医大に入るという選択肢もあるでしょう。多くの場合には、20代に人生の方向性のかなりの部分が決まっていて、30代にそれを磨くという事が多いです。30代から新しい事をやり始めるのは不可能ではないにせよ、難しい事です。
自分の強みと資産を整理
自分の強みと資産を整理しておくのは、20代の後半から大切になりそうです。情報を集めて、自分なりに整理して後で使えるようにしておく事がマネタイズとして大事になります。それをしておかないと、他の人との差別化が出来なくなって、他の人の真似事になったり、他の人に使われるだけになってしまいます。
接客業であったとしても、ホテルマンとして細部を磨くことはできます。全てをメモして、ありとあらゆる情報を日頃から集めて、接客に活用できるようにしておけば、それが後から別の形で役立つ事もあるでしょう。大切な事は、自分なりに情報を集めて整理する事で、接客の勉強もインターネットで情報を集めて実践するのも良い方法です。
新しい能力を身に付ける事
自分が新しい能力を身に付けていかないと、どんどん自分の知識というのは陳腐化していくでしょう。自分でも気が付かないうちに、全く使いものにならない人材になってしまっていくのです。業界における経験が豊富とか、そういう事は確かに大切ではありますが、今の時代に求められる能力というのは、非常に高い能力で二重、三重の能力が求められるようになっているので、能力を多重に身に付ける事が求められています。
特に語学力は、『誰にとっても重要になる』ので、避けて通るのは辞めた方がいいでしょう。1日少しでもいいので外国語に触れる事で、外国語から逃げない事が大事です。外国語ができないと、それだけで活動の範囲が狭まってしまいますし、外国語をまともに身に付けるには、10年以上かかってしまいます。