スマートフォン

1990年代年代後半から2000年代にかけて普及していたフィーチャーフォンはSMS機能やインターネット閲覧機能を備えるなど十分に高機能だったが、メールやカレンダーなどの基本アプリ以外には使えるアプリが少なく、インターネットも限定的にしか見られなかった。

2010年代に普及しているスマートフォンは、インターネットを自由に使え、またアプリも自由にダウンロードしたり消したりバージョンアップすることができ、OSをバージョンアップすることもできる。またWi-Fi機能も使えるものが一般的である。2010年代中盤以降のスマホでは、高速通信(LTE)機能や、AIを使った音声認識によるバーチャルアシスタント機能を備えるものも多い。

NAVERまとめの注目記事がつまらなすぎる

  • 8 October 2014
  • のぶやん

*2014年10月時点における記事で現在は変化している可能性がありますので注意


NAVERまとめの注目記事の掲載基準が変更になったのか分からないですが、最近の注目記事がクリックするのも気持ち悪いような記事のタイトルばかりです。独自性、方向性が強すぎて、自分には合わないと思うような記事が多すぎるようになってきています。今までは「ごく普通」の記事が注目に入っていましたが、2014年9月頃から「気持ち悪い」記事が注目にどんどん掲載されるようになりました。

楽天ソーシャルニュースの二の舞

楽天ソーシャルニュースも、注目記事に気持ち悪いような「釣り記事」を掲載しまくったんですけど、結果として最初のような人気を失う結果になっています。楽天ソーシャルニュースは、編集部の独自選考で中立性を欠いた記事を選定して注目にしているのですが、その選定が「釣り記事」ばかりになってしまって、読むのに疲れてしまうのです。

NAVERまとめの注目記事も同じで、釣り記事のようなものばかりになって、1個か2個見るともう「おなかいっぱい」と思わせるようなものばかりです。つまり、自分の考え方に合わないような記事が次々と並ぶと、記事をクリックして閲覧するという事に疲れてしまうのです。結果として、記事を閲覧しないという行動を選びます。真面目すぎて、かつ外したコンテンツを集めすぎると、サイトが疲弊するのです。

競合他社を意識して独自性に走る

NAVERまとめがこんなつまらない注目まとめをどんどん掲載する理由としては、競合他社との「差別化」が難しくなってきているという件があります。DeNAがMeryなどを20億円-30億円ほどで買収した事なども手伝って、NAVERまとめは競合他社と差別化しようと躍起になっているように見えます。

NAVERまとめとMeryの大きな違いと言えば、NAVERまとめが「芸能系のまとめ」など幅広いジャンルであるのに対して、Meryのジャンルは非常に幅が狭い事です。また、NAVERまとめがそれぞれのITEMページを持ってページの検索エンジンが強い構造になっているのに対して、Meryは検索エンジンに強くないという違いがあります。

同一プラットフォームの限界

NAVERまとめでは、情報の見せ方が同じになってしまうので、どうしても飽きというものが出てきてしまいます。単に写真を並べただけとか、Twitterのつぶやきだけとかいうものがあってもよいのですけど、そういったものが注目まとめに取り上げられる機会がどうしても少なくなってしまうので、サイトのプラットフォームとして見ていると飽きちゃうのです。

更に画像が公認画像から取ってきたものが多いというところも、どうしても飽きてしまう要因となっているのでしょう。最近では、運営側もそうした単一傾向にならないようにいろいろ工夫してはいますが、どうしても単一傾向から脱却できないというか、同一プラットフォームの限界を見せているような状況です。

スマホページの改善が必要

NAVERまとめでは、トップの注目画像、横にスワイプすると別カテゴリにいけるのですが、縦方向で単調なレイアウトになっています。スマートフォンは、縦方向のスクロールができるので、縦方向を上手に活用する事ができます。広告である「おすすめまとめ」との兼ね合いもあるので、難しいレイアウト設計が求められます。スマートニュースは、ごちゃごちゃしたレイアウトで、立てスクロールは長くありません。これは、横に対したスクロール(スワイプ)を強く意識するものです。スマートニュースは、横スワイプの使い方を強く意識した作りにしています。

NAVERまとめは、お気に入りもあるので、そういった独自指標をそろそろ利用してもいいのではないか?と思うわけです。広告主との兼ね合いもあるでしょうが、もっとアクセスが集まるようなふざけていて、外したコンテンツを集めて見せるページがあっても良いと思うのは、私だけではないでしょう。

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NAVERまとめの「注目まとめ」はオワコンか

  • 28 May 2013
  • のぶやん

NAVERまとめの注目まとめが平均3万PVぐらいになっているという話を別のブログなどで見かけました。

2013年1月からの変化

2013年1月頃から変わったのは、以前も書いたように注目まとめの回転率をあげたという事と、あとは注目まとめに入れる基準を以前の「爆発的にTwitterなどで拡散させるまとめ」から「一定以上の質のまとめ」+「カテゴリ制」に変更したという事でしょうか。

2013年1月頃からTwitterやFacebookの共有を重視する事によって、TwitterやFacebookで共有されるようなまとめは、「必ずしも注目まとめにインされなくてもポイントが稼げる」というシステムとなりました。そこで、新たに注目まとめに一定以上の品質のまとめを入れていく事によって、新規ユーザーのやる気を引き出すと同時に、カテゴリに意味を持たせるという行動をとっているのが現在のNAVERまとめスタイルです。

NAVERまとめがニュースサイトの一角に

このニュース1位はYahooニュースで、ソフトバンクが運営しているので、スマホに乗りやすいのと日本人がYahoo!ニュース馬鹿なので仕方ないです。2位はGoogleニュースで、こちらもアンドロイドという強力な武器を持っているので納得できます。3位、4位がLINE系となっていて、4位にNAVERまとめが付けています。4位にNAVERまとめというのは大健闘でしょう。LINE社は、LINEをひとつのプラットフォームに仕上げようとしていて、NAVERまとめもその戦略の1つとして今後は伸ばしていきたい分野でしょう。

ニュースサイト
上記の図はここから引用したよ

多くのユーザーが去ったNAVERまとめ

2013年1月のインセンティブ制度の改変が要因かどうか知らないですけど、TwitterでNAVERまとめアカウントを公表している人の何人かは、既にNAVERまとめの更新を停止してるようにも見えます。例えば、Akiueoさんであったり、うさぎやなぎさんなどが最近はあまり更新をしていないようです。制度の改変であったり、奨励者にならなかった事などで、更新に疲れが出てしまったのかもしれません。前から書いているように「奨励者システム」というのは、それを原因にやめる人がいるぐらいなので、やる気を出させるどころか、やる気を損なうユーザーの方が多いシステムだと思います。

NAVERまとめは、「アカウントごと」に真面目か不真面目か判断するような話をしているので、アカウントを汚したくないと思えば、自由な活動もそれだけ制限されてしまうのです。そういった意味では、奨励者システムというのは、良い刺激材料になる一方で、多くの人のまとめの幅を狭めているとも言えるでしょう。例えば、画像をまとめたまとめは駄目かどうか?NAVERまとめは既に面白おかしくやってみるのは駄目かどうか?といった新たなチャレンジを行う場所ではなくなってきているかもしれません。

まあ、既に事業化する段階であって、面白いまとめで注目をどんどん集めていく段階ではないのかもしれませんが、Nanapiであったり、Yahoo!ニュースのように「ありきたりのネタ」だらけになってしまうと、サービスとしては詰まらないものになりかねません。

卍さんが文句を言うNAVERまとめ

卍さんは、「20万円稼ぐまでの記録」で専業キュレーターとして有名になりました。しかし、2013年1月に制度改変されるに伴って、「月間1000万PVの私がNAVERまとめをやめる理由」という非常にセンセーショナルなまとめを作って話題になりました。そして、更新を停止する宣言を出した上で、実際に2013年1月頃からほとんど更新を行っていません。はっきり言うと卍さんを奨励者にして、どんどんお金を配った運営者が卍さんを馬鹿にしすぎたところもあると思います。

卍さんは、1000万PVを稼いだと言ってますけど、実態はアイドルまとめの量産と、あとは内部アクセスがかなり多かったので、外部からまともに引っ張ってきたアクセスなんて、100万PVあれば良い方だったでしょう。そのまともに稼いだ100万Pvに対して0.7で計算したところで、月に5万円ぐらいがやっとだったのです。それに何故か分からないですが30万円以上を配分していたのですから、運営側がキュレーター全体をかなり馬鹿にしていたとしか思えません。

更にNAVERまとめの実態に迫った記事では、卍さんが実際にインタビューを受けたような形で答えていますね。「おそらく1万円~10万円程度を稼ぐキュレーターが増えるんじゃないかな、と思っています」という読みをしていて、この読み自体はかなり的を得て当たっていると思います。NAVERまとめ参加者は、ほとんど副業なので1-10万円も貰えれば十分に満足する人が多いでしょうし、逆にNAVERまとめ運営側としては、リスク分散であったり、自分のベストのまとめを作って貰うという意味で、広く多くのキュレーターに参加してほしいと考えるはずです。特定のアカウント(人)に偏ったり、多く配分されすぎたりするのを避ける事は多くの人にとっては良い事で、参加者にも運営側にもメリットがあります。

芸能人・アイドルが一番儲かる

NAVERまとめで一番儲かる分野は、確実に芸能関係・アイドル関係で間違いないです。他に女子系、おでかけ系、レシピ系などは、手間がかかる割りには全く儲かりません。真面目なライフレシピでは稼ぐまでに時間がかかるので、NAVERまとめでサクッと気軽に儲けたいと思う人は、芸能人やアイドルを含んだテレビの内容であったり、芸能人の過去の疑惑などをまとめるのが良いでしょう。

NAVERまとめで、大きな金額を稼いで入る人は、Twitterで拡散されるというよりは、芸能関係に強い人が半分ぐらいになっています。あとの半分ぐらいは、面白い画像であったり、ボケてなどの2ちゃんねるで話題系が多いです。NAVERまとめにおいては、特に芸能人関係で上手にまとめる事ができれば、1つのまとめで50万PVぐらいを狙う事も可能です。

スマホの閲覧においても、芸能・エンタメに需要があります。
スマートフォン
ソースはここからの画像です。


Wikipadiaに勝てそうなNAVERまとめ

NAVERまとめは、インセンティブを配分している分だけ、普通に考えればWikipadiaよりも強いはずです。Wikipadiaで情報をまとめたところで1円も支払われませんが、NAVERまとめでWikipadia並みにまとめれば、注目まとめに掲載されるなど、数百円から数千円のインセンティブを貰う事ができる可能性があります。このような状況でWikipadiaにこだわって情報の編集作業をしようという人は、お金がほとんど気にならない人という事でしょう。

Wikipadiaは、ニッチコンテンツにも結構強くて、検索すると一番上にWikipadiaが出てくるという事は良くあります。逆に言えば、日本語の検索でWikipadiaしか情報が掲載されておらず、他のサイトは情報源としての価値すら全くないというような状況が沢山あります。これほど「情報氾濫社会」と言われてくる中において、インターネット上にニッチな情報が実は本当に僅かしかないという事に多くの人は気がついているでしょう。私もNAVERまとめをやっていて気がつくのは、インターネットを検索しても「情報が全く出てこない、見当たらない」という事です。ニッチな情報であればあるほど、情報なんてほとんどないも同然です。だからNAVERまとめが価値をもてるのでしょう。

2ちゃんねるまとめサイトを食うNAVERまとめ

NAVERまとめと同じ会社であるLINE社が主体となっている「2ちゃんねるのまとめサイト」の勢いも、最近になってとまったと感じます。2ちゃんねるまとめサイトの共有数やPV数が伸びなくなってきているのです。NAVERまとめなどで情報をチェックする人が増えてきて、Twitterに流れる情報も2ちゃんねるまとめサイトだけではなくて、NAVERまとめなど多様化してきています。LINE社では、2ちゃんねるまとめサイトがいつまでも続く事はないと思って、NAVERまとめに取り組んだのかもしれませんが、本当にNAVERまとめの方が成長してきて2ちゃんねるまとめサイトを食ってきました。

NAVERまとめがどの程度までPVを伸ばせるかは分からないですけど、2013年は2ちゃんねるまとめサイトが更に衰退して、NAVERまとめが伸びる1年になる気がします。2ちゃんねるまとめサイトの欠点としては、1つのブログで更新していくので、管理人の味が出すぎて、例えばハムスター速報などのように「とにかくPVの為に韓国を攻撃」のような低レベルな情報が1度、2度でなくて、1日に何度も流される事があるという事です。所詮は、個人ブログの域を出ないという事で、複数のアカウントで情報の多様性があるNAVERまとめの方が多くの人が読みたい情報になっていくでしょう。

情報はもっと大量にあるべき

NAVERまとめは、既に開始から3年以上を経ているので、2013年が勝負の年になりそうです。更に急激な伸びを見せて、Yahoo!ニュースを叩き落すようになるぐらいじゃないと、サービスは衰退に向かっていくかもしれません。キュレーターの人にいかに「大量の情報を」「素早く」「数多く」出して貰うかというのは、大きな課題のような気がします。その為の1つの方法として、注目まとめの回転率をあげていると思われ、それはそれで「新しいまとめ」を作る動機になっているとは思います。

 

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NAVERまとめとスマートフォンの相性

  • 28 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめをスマートフォンで見ると、PCで見る時とは違った印象をうけます。NAVERまとめのキュレーター(作り手)の多くは、PC上にてまとめを作るので、スマートフォンで作り終えたまとめを確認する事は少ないでしょう。しかし、実際には閲覧者の半分がスマートフォンからの閲覧で、スマートフォンを意識したまとめというのも、キューレターとしては大切になってきます。

NAVERまとめは、スマートフォンを意識してだと思いますが、以前にあった引用文章に小さい写真を挿入するのをやめて、大きい画像だけに統一しています。スマートフォンでは、画面が小さいので、大きな写真でないとユーザーが見づらくなってしまうからです。また、スマートフォンは、複雑なまとめを閲覧するには、画面が小さすぎるので、単純なまとめが子とまれます。

スマートフォン


スマートフォンで好まれるまとめ

(1)インパクトのある写真が前半にある

スマートフォンでは、画面が小さくて指でスクロールするので、最初の方にインパクトある写真がないと読む気をなくしてしまいます。最初の方が文章だらけというのでは、スマートフォンユーザーにとっては苦痛以外の何者でもありません。前半に写真を多めに持ってくる事で、スマートフォンユーザーに「読みたい」と思わせるようにしましょう。

(2)シンプルな内容にする

複雑な構造、構成にすると、スマートフォンでは実に読みづらくなってしまいます。写真、説明、説明、写真、説明、説明ぐらいのシンプルな内容の方がスマートフォンユーザーに好まれる構成です。シンプルな構成にする事で、スマートフォンユーザーがしっかりと読んでくれる可能性が高まります。

スマートフォンのユーザーに合わせたキュレーション

PCでまとめの作成を行っていると、どうしてもPCから見た目線になってしまいますが、閲覧者を考えると「スマートフォンユーザーを意識したまとめ」を作る事も必要になってきていると思います。

(1)スマートフォンでまとめをチェック

キュレーターは、スマートフォンの「NAVERまとめアプリ」を使って、自分が作ったNAVERまとめの記事をチェックして、見やすいかどうかを確認する必要がありそうです。見づらい場所があったら、修正を加えて、スマホユーザーが見やすいような記事スタイルを追求していく必要があるでしょう。

画面に統一感を持たせる為に画像に統一感を出す事も大切で、出来れば横長の画像に統一するようにすべきでしょう。縦長の画像は、スマートフォンなどでは幅をとって見づらくなる可能性が高いです。

(2)スマートフォンで話題になるトピック選び

PCからの閲覧者とスマートフォンの閲覧者では、見たいコンテンツが異なっているかもしれません。例えば、スマートフォンは通勤の途中に読むサラリーマン、授業の合間に読む女子高生が多いかもしれません。そうしたユーザー向けの「話題になりそうなコンテンツ」を探してスマートフォン向けに提供するという事も考えられるでしょう。

 

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