スマートフォン
1990年代年代後半から2000年代にかけて普及していたフィーチャーフォンはSMS機能やインターネット閲覧機能を備えるなど十分に高機能だったが、メールやカレンダーなどの基本アプリ以外には使えるアプリが少なく、インターネットも限定的にしか見られなかった。
2010年代に普及しているスマートフォンは、インターネットを自由に使え、またアプリも自由にダウンロードしたり消したりバージョンアップすることができ、OSをバージョンアップすることもできる。またWi-Fi機能も使えるものが一般的である。2010年代中盤以降のスマホでは、高速通信(LTE)機能や、AIを使った音声認識によるバーチャルアシスタント機能を備えるものも多い。
スマートフォンのアプリ開発費が高騰してヤバい!10億円~20億円案件も多いスマホゲームの実情
スマートフォンのゲームアプリと言えば、以前であれば1億円で完成していたものがありました。今は、数億円が当たり前の時代になっていて、10億円~20億円する作品を制作する事も珍しくない時代になりました。これほど高騰してくると、いくら課金したとしても、ヒットしないと回収が厳しいということになってきます。
背景にあるのは、スマートフォンの高度なグラフィックなどを展開するゲームが増えてきた事です。スムーズに高度なグラフィックを動かすようにするゲームには、多大な開発費がかかります。そして、その開発費を負担できる企業というのは、上場企業でも少数であり、中小企業レベルで開発費を負担するのは非常に厳しい業界になってきています。
家庭用ゲーム並みに価格が高騰
スマートフォンのゲーム開発には、今では『家庭ゲームと同じぐらいの価格がかかるのが常識』となってきました。開発費のメインとなっているのは、プログラマーの人件費です。アプリ系のプログラマーの人件費は、時給5000円とも言われていて、優秀なプログラマーほど簡単に採用することができません。この為に優秀なプログラマーほど給料が高い大手に集中する傾向があり、中小企業では開発が困難になる案件が数多く出ています。
『ブラウザ銀河英雄伝説』のように開発に非常に大きな時間がかかってしまって、開発していた途中で数年が経ってしまって、ブラウザゲームが流行らなくなって正式リリースせずに終了するような案件も出ています。このようにリリースできないゲームがでると、そのゲームというのは全くお金を生み出さないので、完全に損失になってしまいます。
マーケティング費用もかかる
ゲームを作ってオワリではなくて、ゲームのプロモーションにお金をかけなければヒットするゲームを生み出せません。大規模に開発費をかけたゲームであれば、テレビCMなどでは流行らせる事も必要になるでしょう。最近では、数多くのスマートフォンゲームが出てきているので、その中では流行らせることが非常に大変になってきています。資金力がものをいう場合も多くて、サイバーエージェントなどは、豊富な資金力を背景にスマートフォンのマーケティングで攻勢をかけて、いくつかのゲームをランクインさせてゲームで稼ぐようになってきています。
このマーケティング費用をかけても、アプリ開発が成功するとは限りません。例えば、サイバーエージェントの755は、TVのCMなどを使ってマーケティングに20億円もかけたそうですが、アプリをインストールしたユーザーが増えただけで稼働率が高くありません。実際にアプリが面白いものでなければ、いくらマーケティング費用をかけてもヒットしないという難しさもあるでしょう。
体力勝負でやばくなるドリコム
『本当に儲かるなら、受託開発なんてしないで、自社で開発する』というのがIT業界では当たり前で、儲かる事は自社でやりたがるのは当然です。日本のアプリゲーム開発会社には、しっかりと自社開発を行う会社も沢山存在しています。その1つである上場企業のドリコムは、業績がヤバくて瀕死の状況です。その要因となっているのは、間違いなくゲームの開発費の高騰でしょう。
ドリコムは、2014年に3億円の赤字を出して以降、不安定な状況が続いています。2016年5月に発表した16年3月期の連結最終損益は5億3700万円の赤字(前の期は1700万円の黒字)に転落しています。
失敗する可能性が高いソフト分野
スマートフォンのゲーム業界に限った話ではなくて、何らかのアプリを開発する場合には、多額のお金・人件費をかけて開発しても失敗する場合が多いです。例えば、言語学習アプリを開発するとして、それを開発して、多くの人に認知して貰って、更に収益化するとなると、膨大な手間とお金がかかる事になってきます。そういった事を理解しない、できないレベルの中小企業が思い付きで『何かスマホアプリを作りたい』ぐらいの気持ちでやっても失敗するのは目に見えています。
ITの知識が中途半端であったとしても、アプリゲームを作りたいという事であれば、情熱を燃やして企画提案書を仕上げるなど、努力・情熱を燃やして成功に近づけるべきでしょう。『言語アプリを成功させたい』と口ばかりでいって、それをソフト屋さんに丸投げして成功する可能性はほぼ皆無であり、ソフトが出来たけど使う人がいないという状況は良く見る光景です。提案書をソフト屋の方にやらせるという事は、ソフト屋さんが得意分野で提案するか、得意分野すら使ってくれない手抜きで提案してくることになるでしょう。
フジテレビが出せずに視聴率を落とすバブル感が抜けないお台場フジテレビの惨状!テレビ局はオワコン時代
フジテレビの鉄壁と言われた、サザエさんの視聴率まで低迷し始めたそうだ。
どうしてかは、誰だって分かる事だけど、サザエさんが更に時代に合わなくなってきたのだ。今の時代に3世代で住んでいる世帯自体が減少傾向にある訳だし、それに和室の家も減少傾向にある。マンションなどに住む人も多くて、そういった層がサザエさんと同じ生活様式だとは思わない。更に言えば、サザエさんの家庭が想定しているサラリーマンというものすら過去のものになりつつあり、今まで視聴率が良かったのがむしろ謎だった。
そもそも、サザエさんにしても、ちびまる子ちゃんにしても、想定している物語は『昭和』であり、ちびまる子ちゃんに至っては、ちびまる子ちゃんが見ているテレビ番組が何と『山口百恵』なのだから、もういつの時代の話をやっているのか分からなくなる。山口百恵は、1970年代のタレントで、ちびまる子ちゃんは、その時期の小学生という事になる。もし、現実世界で成長していたとするならば、今は40歳~50歳ぐらいの年齢だろうか。
フジテレビは、サザエさんの安定視聴率が唯一の救いだったので、サザエさんまで視聴率が下がると、マジで顔色が真っ青でしょうね。だって、サザエさんで得られた利益というのが莫大で、その利益が少しずつ下がっていくんですから。サザエさんの視聴率は、16年に入るまでほとんど10%を割ったことがなくて、ずっと20%とか高い視聴率を維持してきていたのです。それが、何故か16年に入ってガンガン下がって、10%を割ってしまった。
何となく見ても、そこそこ楽しめるのがサザエさんだった訳だけど、あまりの時代とのずれに、多くの人が耐えられなくなったと見るべきでしょう。
今は、リアルサザエさんの時代
Youtubeで人気の桐崎栄二/きりざきえいじは、田舎に住んでいる3世代家族で、まさにサザエさんのような家族なわけだけど、現代のリアルサザエさんがリアルすぎて面白い。これを見たら、アニメのサザエさんなんて、誰も見なくなるだろうと思う。
Youtubeを見る小中学生の成長
HIKAKINの握手会となると、小学生が競って参加するのだという。そして、HIKAKINのファン層は、『将来はユーチューバ―になりたい』と話す小学生が多いという。このようにユーチューブを見ている世代があと10年~20年かけて成長したら、もうテレビの視聴率なんて、1%~5%程度しか取れなくなって、良くて10%というところだろう。テレビを置かない家庭の方が増えているかもしれない。
そもそも、テレビと言うのは、大きな箱とリモコンがあるんだけど、それを設置しないでパソコンから視聴したり、スマートフォンから視聴する世帯と言うのは、今でも結構多い。特に男性のビジネスマン世代でテレビを全く見ない人もかなり多いという。このような中で、スマートフォンに親しんだ小中学生が大人になっていくということは、将来を予想できる材料になるでしょう。
フジテレビのバブル臭のママ世代
バブル時代は、20年から30年前の話で、その頃に女子大生だった女性たちは、今では40代~50代のおばさん世代になっています。そのオバサン世代は、ちょうど中学生から高校生の子供がいる世代で、大半の世代が『バブルどころではなくてカネがない』という状況です。中学校から高校にかけては、特に子育てにカネがかかる時期でもあり、その子育てがかかる世代にフジテレビの『バブル全盛期と同じような『ファーストクラス』みたいなドラマが視聴率を取れるわけがないですね。お台場に居ると、『リゾート離島』として非日常の感覚に陥って、庶民感覚を失ってしまうのでしょう。
本社があるお台場は、ビジネスをやったり、テレビ局を配置する場所としては不適切だったんでしょう。庶民の生活とあまりに離れすぎていて、それが逆に『親しみづらさ』を生み出して、視聴者離れを加速したようです。テレビを見るのは、郊外、全国の田舎に住む人たちであり、都会のビジネスマンとか一等地に住む人はむしろテレビを見るのは少数派かもしれないですね。その変を良く理解せず、憧れの強いものを作れば売れると感じて90年代のまま突っ走っているんでしょうね。
明らかに企画力・制作力が落ちてるフジテレビ
他局に比較すると、コネがある人ばかり入社させているというフジテレビですが、それが制作力・企画力が落ちる原因となっているようです。コネを持つようなお金持ち・有名人のお子ちゃまたちは、テレビを視聴する主な世帯の地方に住む人であったり、東京の郊外に住む人たちの気持ちなんて分かりません。広い自宅から両親に買って貰った自家用車などに乗って景色の良いフジテレビに乗り付けて、そこで『庶民が見るテレビ』を作れるはずがありません。下請けの制作会社などに丸投げしても、下請けの制作会社もやる気が沸かず、結局それなりの番組しかでき上らないのです。
視聴率を安く買おうと思って、フジテレビは韓国ドラマを沢山放送しました。このアイディア自体は、他局もやっているので悪くなかったのですが、フジテレビは特に放送時間がながくて、それで『楽をして視聴率を取ろう』とした事で、ますます番組の企画力・制作力が落ちたのでした。
LINEはビジネスユースにならないとか言ってる奴はマジでアホ
ここの日刊SPA!の記事で『LINEはビジネスユースにならない』と言っている人がいるけど、それは大きな勘違いをしているのでしょう。中国では、E-mailでは遅いので、Weiboが日常的なビジネスユースとして利用されています。チャットの方が会話の伝達が速いからです。
『LINEがビジネスユースで使われない』とか言ってるアホのオッサンは、中国の現状を知らんだろwww
この記事でオッサンが書いているFacebookメッセンジャーとか、他のアプリって何だよ。Facebookメッセンジャーなんて、日本で使っている人は少数派で、海外だったら確かに利用率は高いかもしれないけど、日本の10代、20代でフェイスブックメッセンジャーなんてほとんど使われてません。私の友達から連絡が来るときは、ほとんどLINEで、Facebookメッセンジャーで連絡が来るのは、海外に住んでいる奴ぐらいです。ビジネスの話題は確かにメールが多いけど、LINEでも頻繁に連絡が来ます。
LINEはビジネスで使われている
私もLINEをビジネスユースとしてやり取りする事が良くあります。例えば、仕事の待ち合わせをLINEでやり取りしたり、出演して貰うタレントとは、マネージャーを介さないでLINEでやり取りする事もあります。そういったやり取りをした方がスムーズに事が運ぶことがあるからです。さっきの記事のオッサンがLINEをビジネスに使っていないだけで、実際にはかなりの人がビジネスでもLINEを使っていると思います。
とりあえず、出会った奴とは、よほど嫌でもない限りは、誰とでもLINEのIDを交換しておいて、後から連絡するかしないかを考えればいいのです。
LINEの欠点は、ウザい事
松屋などで『LINEの登録すれば、50円引き』みたいな記事を見ますけど、松屋と友達になりたいと思わないし、単純にFacebookのいいね!みたいな感じで気軽にリスト化出来ないのかなと思ったりします。この機能については、良くわからないので利用していません。LINEの機能は、スタンプショップとか、LINE MUSICとか沢山ありますけど、これ白黒で見づらいし、ぱっと見た感じなにをするか分からない。こんなのは、凄い使いたい人じゃないと使わないんじゃないかな。
スマホの対応より動画の対応かな。
スマートフォンの時代と言われるようになってきていて、スマートフォンに対応したサイトは当たり前になってきました。
私のサイトで広告掲載しているクリックの90%がスマートフォンという、スマートフォンがいかに主力になってきているか分かるようなデーターまで出てきました。サイトがスマートフォンに対応するのは、もはや『当たり前』の事になっており、その点は誰もが知っている事でしょう。具体的には、ブラウザで閲覧するなら『Responsive Desingn』というやつで、スマートフォンに合わせて横320の対応とか、タブレットPCで見やすくするとか、そんなところです。また、アプリにしてダウンロードされて、良く利用されると便利というのもあるでしょう。
スマホよりも動画で稼ぐ時代
テレビのチャンネルを見るのが今の主流になっていますが、今後の主戦場としては、テレビとインターネットの結合になると言われています。簡単に言ってしまえば、今までテレビを見ていた人がインターネットの動画を閲覧しはじめたら、テレビの市場が完全に崩壊して、動画を見る事になっていくという事です。動画の広告であったり、動画のView数が重要な時代になってくるので、動画に力を入れる時期としては、とても良い時期と言えるでしょう。しかし、動画を撮影したり、編集したりするのは、それなりに時間とコストがかかる事です。
現在、サイバーエージェントと朝日が組んで、アベマTVというものを始めて、そこそこ成功しているという事です。ただ、ネーミングが非常に微妙で、『アメーバTV』としたかったところが、海外のサイトにAmebaTVを利用して取得できず、アベマTVとしたので認知度を上げる為に広告費が必要になっているところが気になります。アメーバブランドがブログなどで浸透しているだけに、ドメインを取得できなかったのは大変な痛手で、もっと良い名前にできなかったのかと言う感じはあります。
クオリティが上がっている動画配信
Youtuberのクオリティですが、編集を含めて視聴者を飽きさせない工夫がふんだんにされるようになってきており、全体的なレベルがどんどん上がっています。当初から配信していたYoutuberの中には、チャンネル登録者数を増やしたり、アクセスを集めるのが難しくなってくる人も出てきました。単にお部屋から動画配信するだけでYoutuberとして注目される時代は終わって、今では『面白くないとみて貰えない』という時代にジワジワと推移しているようです。
ブログなども、最初の頃は『書いただけで多くの人が見てくれる』という時期もありました。NAVERまとめなども、最初のうちはコンテンツが目立ちやすかったですから、今よりも簡単に稼ぐことが出来たかもしれません。今では、ブログでも、NAVERまとめでも膨大にあって、主戦場が動画に移ってきています。動画の世界で稼げない人は、どんどんアフィリエイト市場からも追い出されていくでしょう。
スマホの時代にコンテンツをどこに置くかの重要性 -検索されないと存在しない
最近では、スマートフォンからコンテンツにアクセスする人が増えています。そんな傾向の中で、Googleで検索して流入してくる人が減っているのだそうです。最近では、Instagramであったり、Twitter検索を活用する人が多いという事です。ニュースなどが話題になっていれば、先ずTwitter検索を行って、そこからニュースに飛ぶという方法です。
ツィッター検索にひっかかる事が大事
ツィッターの検索が多くされる現状では、ツィッター上にコンテンツを置いておいたり、ハッシュタグを利用する事が必修になってきます。そういう状況を考えると、コンテンツを大量にツィッターにつぶやくのは、アクセスを集める上では、それなりに有効であると言えるでしょう。自動でも良いので、とりあえずツィッター上に置いてないと検索されないので、ツィッター上にリンクを置いておくことが重要になります。
かつてGoogle検索の上位に表示される事は大事でしたが、Twitterは上位表示というよりは、時間でつぶやき続けないと、すぐにキーワードが下がってしまいます。そう考えると、BOTでも良いので、同じものを何度でもつぶやく事は、ツィッターで検索される上では有効になるという事は明らかです。さらにニッチのキーワードだとツィッター上にないという事もあるので更に有効です。
NAVERまとめの検索にひっかかる重要性
NAVERまとめなどのアプリにおいても、表示される事が大事になりますが、その為にはNAVERまとめの中にまとめが作られているか、自分のサイトのリンクが引用されている必要性があります。そうしなければ、NAVERまとめの検索からは、自分のサイトに流入してくる事が永遠にないのです。こういう事態というものは、様々な場面で起こっています。Google検索ではなくて、アプリからNAVERまとめの検索を利用するユーザー層もある程度の数になってきています。
日本の検索エンジンの統計を見ると、2014年になかった傾向が2015年で現れ始めています。それは、Facebookの検索とNAVERまとめの検索の出現です。Facebookでは、様々な情報が内部で完結されるようになってきており、それは特に日本において高齢者に顕著です。NAVERまとめの年齢層は高くない(20~40代が中心)ですが、日本のまとめサイトとして相当の影響力を持つに至っています。これは、パソコンでの利用者数の減少であり、スマートフォンでの利用者数は増加しているサービスもあります。
https://seopack.jp/seoblog/20160419-s-e-share/
YahooやGoogleが圧倒的であったものは、少しずつ切り崩されていて、分散が進んでいる事が分かります。特にFacebookやNAVERまとめの検索などは、オープンではなくて内部検索である事に注意が必要です。言い換えれば、Googleのような『多数のサイトの集合体からの横断検索』ではなくて、その内部に適した形でコンテンツを配置しておかないと、誰も見てくれない、閲覧されないという事を示しています。
スマートフォンから伸び続けるアクセス
一方で、スマートフォンかあのアクセスはどのサイトも伸び続けています。ただし、ブログサービスであるアメーバブログのみはアクセスの伸びがほとんどありません。これは、芸能人ブログなどが頭打ち(LINEブログやLivedoorに食われた)になった事と、ブログサービスというものがNAVERまとめのようなまとめサイトにアクセスを食われた(NAVERまとめの方が圧倒的に写真が入っていて読みやすい)という事があるでしょう。
特にちゅうもくすべきは、Amazon, LINE, NAVERが25%を超える凄い勢いで伸ているという事です。このサービスは、スマートフォンやタブレットPC分野を更に強化しており、今後は更にユーザー数が伸びると予想されています。これを言い換えれば、こういった場所にコンテンツを配置されていないと、ユーザーから全く見られないという事を意味しているでしょう。上位のサービスは、スマートフォンユーザーの半数ほどが利用していると考えられます。
スマートフォンで好まれる簡易コンテンツ
スマートフォンでは、動画だってそんなに長い時間を視聴する事はできないでしょう。せいぜい、1分~5分ぐらいで、映画をスマートフォンで見るという人は稀です。パソコンを持っていない人で映画を見たいという人は、スマートフォンではなくて、タブレットを購入するか、DVDプレイヤーなどを持っているのが普通です。スマートフォン向けのコンテンツと、パソコン向けのコンテンツを分けて考えたり、最初からスマートフォン向けに絞り込むのが良いかもしれません。
NAVERまとめのような簡単で写真が多いプラットフォームと言うのは、スマートフォン時代に良くマッチしていると感じます。また、実際にNAVERまとめは、日本でトップ10に入るアクセスを集める凄いサイトに成長しました。NAVERまとめでコンテンツを作っておくというのは、コンテンツライター・作成者にとっては、とても重要であると感じます。
寄付によるメディア運営は、長期的に成立しないか。IWJの経営危機にみるメディア運営の難しさ
寄付によるメディアの運営が活発化していますが、寄付によるメディアの運営は成立しないと考えています。それは、『メディアが経営効率化の努力をしないから』という事にあります。寄付を貰う事によって、メディアというものは、大手メディアが伝えないような情報を伝えようと努力はするでしょうが、独立採算は会員数が増えないと安定しないという事になります。
ニコニコ動画というのは、会員によって支えられていますが、投稿者が大量に存在しているという事も見逃せません。人を集めるような魅力的な投稿者を集めることは、ユーザーを増やす上で何よりも大切になりそうです。
寄付による運営の限界
現在の日本においては、寄付で集められるお金というのは、寄付文化がそれほど発達しているとも言い難いので限界があります。アメリカで、バーニー・サンダースは、選挙で個人寄付100億円以上も集めたとされていますが、日本で100億円以上も集める事は至難の業と言うよりは、ほとんど不可能と言えるでしょう。日本では、それほど寄付文化が根付いておらず、特に大口寄付を行う人・企業が少ないという特徴があります。
アメリカの場合には、大口の個人寄付があるので、100億円という莫大な金額を集める事ができますが、日本で市民運動に関わるような人は、小口寄付になりがちで、1回の集会で1000円単位の寄付が普通です。それで集めれられるのは、50~100万円ぐらいのもので、人件費を使ってしまうと厳しい運営が予想できます。首都圏反原発連合に至っては、週に1回の行動を続ける為に常任スタッフを決めて、報酬を出していますがウェブ上で会計報告が2013年からなされておらず、不明瞭な会計となっています。
多額の寄付によって運営されるIWJ
IWJは、寄付によってかなりの運営費を賄っていますが、毎月の会員が出す会費と、寄付だけでは不足しており、毎月300万円ほどの赤字が出ているということです。6割が会費という事ですが、4割を寄付に依存しているという事で、会社の経営としては非常に珍しいほどに寄付の割合が高い事が分かります。IWJの運営を継続する為には、寄付金を毎月100万円~300万円の単位で集めないといけないということらしいのです。
岩上さんの話では、経営を寄付に依存しているIWJに融資する銀行はないという事で、2013年度(2012年11月1日〜2013年10月31日)の決算収支で400万円の赤字に転落を報告しています。岩上さんが個人のお金をIWJに向けて貸し付けている状況になっていて、2013年10月末時点で2,729万円ほどIWJに岩上さんが貸し付けているという事です。岩上さんは、役員報酬もほとんどカットしており、税金も支払っているので、ほとんど無報酬で働いているという事です。しかも、IWJに貸し出したお金がIWJの運営に消えてしまっていて、返済の見込みもありません。
ざっくりと申し上げますが、IWJはこの数ヶ月、財政が急速に悪化、ピンチに見舞われています。原因は毎月のご寄付・カンパの低迷です。昨年の夏から始まった今期、夏から秋は好調でしたが、冬に入り、ご寄付・カンパが件数・金額ともにガクンと減り、年が明けても回復しません。もちろん、毎月、いろいろな方にご寄付いただいております。支えてくださっている方々には、心から感謝申し上げます。 ただ、やはり、この5カ月あまり、ご寄付・カンパの件数と金額が少なく、非常に厳しくなりつつあるのは事実です。現在の会員数は3月6日時点で5703人。サポート会員は1540人、一般会員は4163人と、会費だけで運営する理想のラインには、まだまだ足りません。現実の支出と、会費収入との差額をこれまで埋めてきたのが、皆様からのご寄付・カンパでした。IWJの活動運営費は、現在、約6割が会員の皆様からの会費、残りの約4割がご寄付・カンパなどのドネーションに頼っております。IWJの現在の活動規模ですと、年間通しての支出が、特別な出費のない限り、全部で1億4500万円程度。
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/19919
Ustremを使ったビジネスの限界
IWJは、会費・寄付を使ってUstreamでリアルタイムで配信するというビジネスを行っていますが、このモデル自体が古いものになっているのです。Ustream自体が日本から撤退しており、日本人にますます馴染みのないものになっています。言い換えれば、会員からすると、Ustreamで配信されても、リアルタイムでは仕事があるかもしれませんし、見ないと思います。
今では、DOMMUNE (ドミューン)の配信においても、UstreamではなくてYoutubeを使っています。Youtubeの配信でSEALDsが視聴者2万人とか集めていて、それで経営が成立しています。多くのユーザーを考えるのであれば、Ustream配信よりも、Youtubeのライブ配信を増やしていった方が良いと考えられます。特にインタビューなどの記事であれば、Youtubeのライブ配信が良い事は明らかでしょう。Ustreamは、特に日本において全く流行らない配信システムになっており、一般的でない配信システムなので、辞めた方が良いでしょう。
IWJは、Ustreamではなくてツイキャスを使っての配信を考えているようで、実際にツイキャスによる地方ボランティアの配信が多くなってきています。ただ、ツイキャスの配信というのは非常に画質が悪い場合が多いので、ツィキャスで配信するのも問題が多いでしょう。リアルタイムだけではなくて、Youtubeの録画配信などでも、画質が綺麗であれば問題がないような気がします。
若い女性を活用すべき
2012年7月には、八幡愛さんをリポーターとして現場に立たせていたこともあるのだし、もっとこういう注目を集めそうな女性を起用したり、民放のように大学生記者を起用したりすれば、注目度も変わってくると思うんですけどね。実際に報道番組などでは、サポーターとして女性記者を使っているところは結構ありますからね。
引用:http://ameblo.jp/aiainstein/entry-11302023283.html
無料記事の配信で稼ぐ必要性
Ustreamなどの動画配信は、多くの手間がかかりますが、お金にする事が難しいシステムです。IWJのメイン収益としては、会員向けの有料記事の配信ですが、これは会員が増えるような独自性のある記事を配信しなければいけません。会員が見るような独自性のある記事とは、具体的には著名人に対するインタビュー記事であったり、政治にこだわらない対談などがあると思います。政治を中心にしたウェブニュースサイトの会員になるような『コア層』だけではなくて、政治以外にも興味がある(例えばファッションなど)層をいかに取り込むかという課題があると考えます。
記事に対して広告を付けて稼ぐ必要性があります。IWJでは記事も配信していますが、記事の閲覧者はそれほど多いとは思えず、もっと無料記事の方でも独立採算を取っていく必要があると感じます。記事に広告を掲載して運営するメディアの場合には、スタッフの数は多くて数名で回さないとやっていけないでしょう。つまり、40名ものスタッフを抱えているとするIWJは、明らかに過剰人員が多すぎるという事になります。
無料記事の大量配信の重要性
無料で記事を大量に配信する事は、有料記事を配信する事と並んで重要になってきます。何故ならば、無料記事を配信しなければ、有料会員を集める為には、他社に広告を出すなどのコストがかかってきてしまうからです。有料の会員を大量に集めるには、それだけ無料記事を増やしていく必要があります。この為にニコニコ動画も、ニコニコニュースを持っていたり、GreeがGreeニュースを持っているなど、ニュースで多くの人にアプローチをかけようという試みが行われています。
IWJに関しても、無料の記事をさらに増やして閲覧者を集めることが求められますが、そのコストも多大にかかってくるでしょう。動画の書下ろしなどで検索エンジン対策を行うなど、コストをかけない形での無料記事の大量配信を行う事が求められます。産経新聞に関して言えば、無料記事の大量配信を行っており、他社よりも様々な記事をウェブ上に大量に配信するという特徴を持っています。
多様なメディアの発達
インターネット上には、多様なメディアが発達していており、新聞メディア・TVメディアのみが多くの人に情報を発信する時代ではなくなってきています。特にインターネット・スマートフォンで情報を得る人が増えており、検索すらせずに『スマホアプリ』を使って情報を閲覧する人が増えています。Youtubeで稼ぐ個人であるYoutuberの存在も大きなものになってきています。その中において、フェイスブックは、まだYoutubeのように動画の配信に対して個人に広告を分配する方法をとっておらず、この事はYoutuberをYoutubeに留まらせる事になっています。今後、フェイスブックがYoutuberのように動画配信を行うようになれば、かなりのYoutuberがFacebookにも移動してくるものと見られています。
Facebookは、現在でも動画の広告収入の分配を行っていますが、その条件として『オフィシャルパートナー』であって、他のサイトに動画をアップロードしないこととなっています。これが一般にも適用された場合には、独占禁止法に接触する可能性がある内容であり、独自のコンテンツがフェイスブックのみにアップロードできて、Youtubeにアップロードできないという事には、Youtuberがどちらかのサイトを選ぶことになる可能性もあります。フェイスブックは、実際には若者の間で『オワコン化』しています。見ている多くのユーザーが35歳以上であり、オッサンSNSとまで呼ばれています。10代の半数が持っているフェイスブックのアカウントですが、実際にはあまり投稿をしていない10代が多いという事です。
今、何が流行っているかという事を考えたとしても、その答えは見つかりづらいでしょう。Vineが流行っているという人もいますが、6秒の動画を見たことがある若者は多いにも関わらず、動画をVineに投稿した事があるユーザーがほとんどいないというのです。Instagramが流行っているという人もいて、確かに流行っていますけど、私の周囲ではまって使っている人は『イケてる女性』ぐらいのもので、男性の利用率は高くないし、そもそも写真で自分をアピールしないといけないというのは、芸能人ならまだしも、自分が使っていると飽きるサービスです。
日本だと稼げる『芸能人ブログ』などをやっている芸能人は多いですが、Instagramをやる芸能人は少ないですね。突破口がない売れない芸能人などは、自分をブランディングするInstagramとかやった方がいいと思うんですけどね、事務所に営業を任せてるだけでは、成長しないでしょうに。
市民メディアのあり方の変化
市民メディアというのは、ここ5年ぐらいで大きく変化してきました。2003年ぐらいにブログやAdsenseなどが出た時代から更に発展して、Youtuberで稼いだり、NAVERまとめで稼ぐなど、個人でも稼ぐ方法というのが多様化してきました。その中で、記者を使うというのがコスト的に割に合わなくなってしまっている事は確かです。取材の記者を派遣すれば交通費がかかって、それに人件費がプラスされて、最低でも1万円~3万円がかかってしまいます。こんな割高な取材ができるのは、購読数が多い大手新聞社ぐらいですが、その大手新聞社も赤字に苦しみ始めています。
日本では記者クラブに加盟していないと記者会見に出席できないことが多く、市民記者が十分な取材活動を行えないことがある。 「オーマイニュース」が終了した際、フリーライターの赤木智弘は、自らのブログで、「人を安く使ってメディアを運営できると思う考え方は派遣業者を使う企業の新自由主義理論と何ら変わらない」と指摘した。(Wikipadiaより)
最初のうちは寄付に頼るのはありだと思いますが、数年したのであれば、経営感覚を持たないと会社としてやっていくのは厳しいという事だと思います。寄付に頼らないように会員に依存するというのはありですが、会員の方も支払うメリットがないと思えば、月額1000円を定期でずっと支払い続けるのは厳しいと思う人も多いでしょう。IWJを解約するのであれば、新聞を解約した方が良いと思いますが、地方紙の場合には数少ない地方情報が掲載されるので、解約するなら全国紙ですね。
投稿プラットフォームを作る事が大事
市民が誰でも投稿して『稼げる』と思えるプラットフォームを作る事が何よりも大事になるでしょう。NAVERまとめのようにインターネットを用いて市民にお金を配るようにしていかないと、コストが高くつきすぎます。言い換えれば、従業員を雇って取材をさせると、アルバイトだとしてもコストがかかりすぎるので、従業員を雇わずに現場にいる市民が取材を行って、その人にお金を支払った方が明らかに安上がりになるという事です。これは、Youtubeなどで市民が勝手に配信するのが安上がりという事を示しているので、企業としては『その動画をまとめあげる』というプラットフォーム化する事が最も安上がりという事になります。もしくは、カメラだけを貸し与えて、マニュアルと一緒に送付して、撮影して貰うという方法もあるでしょう。
1人がITを使って効率的に作業を行う事が出来れば、非効率なアルバイトの数倍の生産性をあげる事ができると考えられます。取材するのではなくて、市民が取材した動画をまとめあげるポータルを作る事で、同じサービスが提供する可能性があります。
スマートフォン時代だからこそPCを使いこなすべき
安藤美冬という人がノマドワーカーとして情熱大陸に出演したのは、2012年4月だった。ノマドのワークスタイルというのは、カフェなどを転々としても働けるという事で、サラリーマンには憧れだったのかもしれません。安藤美冬さんは、特にパソコンをフル活用したクリエーターの仕事というよりは、大学の講師であったり、執筆活動であったり、講演活動などが多いようなので、別にパソコンに依存する必要がないのかもしれないですが、少しでもクリエイティブな活動をしようと思うと、デスクトップパソコンじゃないと厳しいです。
ノートパソコンで仕事の効率が落ちる
私もノートパソコンで作業をする事がありますが、なんせノートパソコンは小型なので、仕事の効率がデスクトップパソコンと比較するとどうしても低いものになってしまいます。作業効率を考えると、大型のディスプレイでしっかりとした画面を見ながら行わないと、仕事に集中してしっかりと仕事をこなせません。デスクトップパソコンは、安いものだと5万円ぐらいで買えて、ディスプレイ合わせても7万円ぐらいでそこそこのものが買えるので、仕事で使う場合には、自宅でもそのぐらいの初期投資が必要になりますね。
ノートパソコンで出来る事といったら、文字を打ち込む事ぐらいのものでしょうか。ノートパソコンで出来る事は、スマートフォンにも出来ることが多くなってきました。ノートパソコンが無くても、スマートフォンがあれば情報にアクセスして情報を取得して、簡単なリプライを返すぐらいの事が出来るようになっています。ノートパソコンがあえて必要でない事も増えてきました。
スマートフォン時代だからPCを使いこなす
多くの若者がPCを持たないで、パソコンをほとんど触った事がない人も多いと言われています。だからこそ、パソコンを使いこなせる事が強みになるんじゃないかなと思うのです。パソコンでは、スマホで打ち込む文字のスピードと比較にならないほどのスピードで文字を打ち込むことができます。また、写真の加工、動画の編集などは、スマートフォンで行うのは限界があります。クリエイティブの作業というのは、いまだにPCを必要としています。必要性にもよるのですが、スマートフォンが弱い部分である「マルチタスク」が多い仕事では、やはりPCが必要になると感じます。クリエイティブな仕事では、2-3台のPCが必要になる事もあるでしょう。
安藤美冬さんであったり、芸能人ブログを更新している芸能人などは、スマートフォンから写真・ブログ更新などを行うだけで十分だと思います。スマートフォンは、写真と文章を発信するぐらいの事は出来ますし、器用な女性であれば、相当の長文をスマートフォンから書き込む事にも慣れているようで、スマートフォンから信じられないぐらいの長文の文章をポストしている女性も多いです。もちろん、スマホからニュースをみたり、SNSを更新したりと。
PCを使うならスマホに勝たないといけない
今の時代では、スマートフォンのアプリを遣えば簡単に写真を編集したり、動画を編集したりできるようにもなっています。どうせPCを使うのであれば、そういったスマートフォンを使って写真や動画を編集している人たちよりもクオリティが高いものを作らなければ、PCを使っている意味も薄れてきています。高いクオリティのものを出すには、それなりのソフトをしっかりと使いこなす事が求められます。NAVERまとめだって、作る側はPCから投稿に限定されており、スマートフォンから投稿する事ができません。
Adobeは、既に定額制のパッケージソフトになっているので、月額数千円を支払ってAdobeのソフトを使ってクリエイティブ作業を行う人は増えています。ここでも、やはりインターネットに接続した「定額制」が出てきます。毎月の固定費がかかる時点で1つのハードルがあり、それを使いこなす事で更にハードルがあります。そして、そうしたハードルを乗り越えてPCで作品を仕上げたとして、その単価が激安だったりする訳です。それをどうやって乗り越えるかが腕の見せ所ということになるでしょう。
多様なモバイルの時代
私の友達でも、、アマゾンのKINDLEであったり、iPADなどを持ち歩いている人も沢山います。いわゆるタブレットPCと呼ばれるもほは、情報を大量に取得できるという点で、スマホよりも優れていますし、携帯性にも優れています。また、タブレットPCを使って写真や動画を撮影して、そのままYoutubeにアップロードする人も増えています。
情報化社会と言われる時代でもあり、格差社会と言われる社会でもあります。情報分野においては、特に自分から「どのように情報を発信していくか」という事は、個人にとって誰もが考えなければいけない課題でもあります。インターネットで世界に繋がりを持つ時代ではありますが、スマートフォンのアプリを使いこなすだけだと、まだまだ自分の世界を狭めかねません。
あとは・・・・彼女が部屋に来たら、安くなった液晶ディスプレーが30インチ以上の巨大画面で、「好きな番組を選んで?どれが見たい?」というのが、今では当たり前になっていますね。
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