新生銀行の海外出金サービスが終了。海外旅行に行く人は注意が必要
新生銀行の海外出金サービスが終了する通知がありました。2018年12月8日からキャッシュカードで海外ATMで出金・残高照会ができなくなります。
今までは、国内外を問わずに4%の手数料でキャッシュカードを使った出金ができましたが、今後の海外出金は『プリペイドカード GAICA』という良く分からないカードになります。
海外出金サービスを目当てとして新生銀行に口座を保有する事は難しいと言えるでしょう。
銀行の新しいビジネスモデル
銀行のビジネスモデルは、転換期にあると言われています。従来のお金を預かって貸し出すようなビジネスモデルが全く儲からなくなってきたので、新しいビジネスモデルを構築する必要性に迫られているのです。最近では、日本の銀行は、投資信託の販売、銀行ATMの手数料など『手数料ビジネス』を強化するようになっています。
新生銀行とすれば、お金をあまり持っていない顧客を扱っても、出金手数料ばかりがかかるので、お金を扱っている顧客を相手にするようです。
新生銀行の利用を止める
新生銀行は、出金手数料が『いつでも無料』だから主力銀行として使っていたのですが、出金手数料がかかるようになったので利用を停止する事にしようと思います。海外でお金を引き出すサービスも便利だったのに終わってしまいました。新生銀行を使うメリットは、ほとんどなくなってしまったと言えます。資産に応じて出金手数料が無料なのは、他銀行でもあるので、新生銀行を使うメリットはほとんど感じません。
楽天銀行であったり、住友SBIネット銀行などは、自社系グループの証券会社と提携しながら資産運用をできる強みがあり、資産運用の手数料は、専門である証券会社の方が安くなっています。お金は銀行で運用するよりも、証券会社に預けておいた方が良い時代と言えるでしょう。