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国民年金で生活できない高齢者が増加中!貧困化する下流老人たち

  • 26 November 2018
  • のぶやん
国民年金で生活できない高齢者が増加中!貧困化する下流老人たち

会社で1年でも働いていると、厚生年金を貰える権利が発生するので、大学を卒業したらとりあえず就職して1年ぐらいどこかで働いてから次の進路を決めるというのは、日本では十分にありですね。国民年金だけの支給では、生活が本当に大変です。それでも、国民年金の支給開始年齢、支給額は、今が最も良い水準にあると言われており、これからどんどん悪化が見込まれています。

国民年金で生活できない高齢者が増加中!貧困化する下流老人たち

国民年金支給は月額7万円

国民年金は、月額6~7万円が満額支給となています。年間所得としては、80万円ほどにしかならないので、本当に貧困状態となります。自分の家を持っていない場合には、家賃の支払いが発生すると、それだけで暮らせない状況になってしまいます。この支給額で国民年金で生活することは、生活保護よりも厳しいとさえ言われています。

特に高齢者の女性が貧困に陥りやすいとされており、高齢者の女性の50%が収入が平均の半分以下である貧困状態にあるとされています。その日を暮らすだけで精一杯という状況に陥っている高齢者が多いという事を意味しています。

50代以下の世代が貰えない年金

日本の年金は、あと20年ほどで財源が枯渇するとされていますので、あと20年ほどすれば、年金を貰う事が期待できなくなります。このために日本政府は、年金支給の年齢を遅らせる事にしており、年金支給開始年齢が70歳からになる事が確実視されています。将来的には、72歳、73歳からの支給になるかもしれません。つまり、老後は年金に期待する事が出来ないという事です。

高齢化・財源の枯渇が進んでいるので、たとえ年金が支給されたとしても、その金額は今の半分以下になると考えられています。つまり、現在は月額6~7万円支給されている年金ですが、今後は4万円、5万円ほどしか支給されない可能性があるという事です。貯金を切り崩して生活したり、生活が難しい人が次々と出てくる可能性があるでしょう。

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