インターネット大手Google社が2016年に過去最高益を記録!1つの企業がモバイルOSを独占

  • 27 January 2017
  • のぶやん

米グーグルの持ち株会社アルファベットが2017年1月26日発表した2016年10~12月期決算は、売上高が前年同期比22.2%増の260億6400万ドル(約2兆9900億円)、純利益が8.3%増の53億3300万ドル

スマートフォンで高いシェアを誇るGoogle社は、とにかく儲かって仕方がないぐらい儲かっています。世界のモバイルシェアの85%を握っていて、はっきり言って独占状態と言えるでしょう。

動画広告を握っているGoogle

Googleが握っているのは、単にスマートフォンだけではありません。Google社がスマートフォン以上に強いのは、Youtubeで動画プラットフォームとしての地位を確立しています。他社では赤字だからとても追随できるものではありませんが、Google社は、無尽蔵に出てくる動画で1000億円級の赤字が出ても全く何ともないぐらいの体力を保有しているので問題になりません。

Google社がインターネット広告の大きな部分を握っていて、更にYoutubeで動画攻勢を仕掛けているので、テレビ局などの視聴率が大きく落ちる要因ともなっています。Googleは全世界から収益を得ていて、日本のテレビ局が動画事業で束になっても勝てないような資本を保有しているので、動画事業で競合しても勝つのが難しいような状況になってきています。

国家より強いGoogle社

Google社は、今では世界中のソフトウェアの支配者とも言える存在となっていて、Obama政権とも非常に緊密な関係にあったとされています。今は、オバマの後継者であるヒラリーが負けたので、トランプと仲良くなろうと接近しているといいます。トランプとしても、国家に匹敵する金額を動かせるGoogleと仲良くしないわけにはいかないでしょう。Googleと米国政府は、人員が行ったり来たりする関係で癒着していて、その関係は今後も続くという事です。

国家が予算の使い道に関して有権者からの非常に大きい制約があるのに対して、Google社の株を個人が握っているような状況なので、お金の使い方を株主が決める事が出来ます。貧困層など全くお構いなしに、自分たちのサービスをいかに生活の隅々まで浸透させるかを考えています。


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