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NAVERまとめはGoogleAdsenseの収益を超えられるか?

  • 25 November 2012
  • のぶやん

私の場合には、NAVERまとめにもかなりの時間を費やしていますが、それでもGoogle Adsenseを超えることができません。理由ははっきりしていて、NAVERまとめの単価が0.2で固定されているので、Google Adsense以上にアクセスを集めなければ、当然ながらGoogle Adsense以上の収益が見込めないからです。

NAVERまとめの奨励者認定の不平等

奨励者制度は早期に変更すべき

NAVERまとめでは、奨励者を決めていますが、奨励者になってから「画像まとめの量産」などを行っても、奨励者を外されていません。つまり、全く同じ画像まとめ系を作っても、普通の人なら「単価0.2円」、奨励者に最初になっている人なら「単価0.7円」と開きがでる訳です。

そういう結果を実は多くのユーザーが知っていて、ユーザーは敏感に反応するので、多くのユーザーは良質まとめを熱心に作らなくなります。良い例が「11月開催のNAVERまとめのコンテスト」ですけど、コンテストに出品された作品の数は多くありませんでした。奨励者を奨励していくのは良いのですが、不平等感が出てくると、多くの人が「良いまとめ」を作る動機をなくしていくものでしょう。

奨励者を目指す、目指さない以前の問題として、何人が奨励者で、誰が奨励者かさえ見えないのは問題です。日本の会社に成果主義を導入しても、公正な評価が行われず、不平等であったから上手に機能しなかったのです。NAVERまとめの奨励者制度も、奨励者が特に良い働きをしているとは思えない以上は、制度の変更を早めに行わなければ、多くのユーザーのやる気を損なっていくでしょう。

Google Adsenseのプレミアムアドセンス

こういった状況は、Google Adsenseのプレミアムアドセンスでも見られる傾向です。プレミアムアドセンスであれば、アダルトを掲載してもOKになっているのに、一般アドセンスであれば停止されるという状況です。こうした状況を見て、多くの人がGoogle Adsenseを辞めて、もう少し基準を緩和している場所に張り替えなどを行っています。結果として、Google Adsenseの地位低下を招いているのは、Adsense関係者も知っています。

例えば、Google Adsenseは「何度も違反を繰り返している」として、NAVERまとめに対する広告配信を停止したのですが、結果としてNAVERまとめが「自社の営業を使って広告をとってくる方法」を使った事で、NAVERまとめの急成長の要因を提供してあげる事になりました。結局は、何かを駄目だと言えば、別のやり方を考えるというのが現実でしょう。

NAVERまとめで月間1000万PV達成した人

月額15万円は超える

NAVERまとめでは、既に月間1000万PVを達成しているアカウントの人がいます。この人が奨励者になっているか、なっていないかは不明ですが、月間1000万PVを超えると、単価が0.2円で低く見積もったとしても15万円を超えてくるので、収入としてはそれなりに確保出来ることになります。もちろん、Google Adsenseであれば1000万PVを集めれば50万円を超えてくるかもしれませんが、NAVERまとめはサーバー代金もかからなければ、アクセスを積極的に集める活動を行う必要はありませんので、NAVERまとめの「気軽さ」はメリットです。

簡単には1000万PV集まらないよ

つまり、自分が出費する予算を抑えた形で、マルマル15万円の収入が得られるので、これは本当に「オイシイ話」とだと思います。ただし、NAVERまとめのユーザーが数万人-数十万人と推測される中において、1000万PVを達成できるのは、現状で多くて数人という事には注意が必要です。それだけの時間と頭を使う必要があるという事でしょう。

Adsenseの収益は超えられる

私の場合には、まだNAVERまとめの収益は、Google Adsenseの収益を上回る事ができていません。ただし、Google Adsenseの収益が減少傾向にある中において、NAVERまとめの収益は増加傾向にあります。このまま推移していけば、逆転するのは時間の問題だと思ってしまいます。つまり、NAVERまとめの収益は、Google Adsenseの収益を超えられるという事です。

また、私のように大量にサイトを運営していない人であれば、Google Adsenseからの収益は見込めないと思うので、その場合には、NAVERまとめは良い収入源として期待していけるのではないでしょうか。

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まとめ記事1本書いて3000円の衝撃

  • 19 September 2012
  • のぶやん

私の場合には、自分でいろいろな記事を書く仕事もしますし、人に記事を書いて貰う仕事もして頂いています。自分で記事を書く場合にしても、人に記事を書いて貰う場合にしても、長期的にWeb資産として利益に貢献してくれる記事かどうかが非常に重要になります。1記事を人に依頼する時には、1文字1円ほどで計算する事が多い(案件により異なる)ので、アクセスを上手に集められないと赤字になってしまいます。

まあ、赤字になっても動く金額が小さいので大丈夫という範囲で発注していれば問題ないのですが、発注数がどんどん多くなってくると出費がどんどん増えるので、記事の本数とアクセス数、収益などをしっかりとコントロールしていかないと、思わぬ出費になってしまう可能性があります。1本1000円で1日5本書いて貰うと費用が5000円、1ヶ月に出来上がる記事数は150本足らずで15万円ほどかかる事になるので、これ以上の収益を生み出していく必要が出てきます。

・収益を狙える記事と収益にならない記事

このブログのように収益に全くならないですが、自分の「発想メモ」代わりに使っているというブログも幾つかあります。良い発想というのは、後から大きな収益を生み出す知的原資になる可能性があるからです。もし、お金にしたい、収益の狙えるブログを作るのであれば、基本的に何度同じ記事を見ても参考になる記事が「記事としての資産価値」が高いと言えるでしょう。ブログというよりも、サイトという形の方が長期的な収益源として適しています。

・Nanapiの3億円調達

日本でコンテンツ事業を本格的にやっているNanapi(私も応援してますよ!)は、ライターを雇用する為に3億円をベンチャーキャピタルから調達して、今まで記事を4万本ほど生成してきました。アクセスは、そこそこ集まっているようで、大成功とは言えないと思いますが、「悪くない成功」ぐらいにはなっていると思います。ただし、事業の伸びという点においては、NAVERまとめの方が圧倒的に強さを持っていると言えます。

・人に記事を書いて貰う事の重要性

ある程度のサイトを仕上げたら、人に記事を書いて貰うという事が非常に重要になってきます。ノマドワーカーという生き方という本を出版してネットで有名になっている立花 岳志さんのブログは、私もファンで良く見るのですが、彼の人柄は素晴らし過ぎて、他の人がブログを代行したのではあれほどアクセスを集める事は不可能でしょう。記事がLivedoorのポータルに取り上げられて、1ヶ月アクセス数が160万アクセスなので、月額の収入で言えばアドセンス10-15万円、楽天で2-3万円といったところでしょうかね。

ブログで生活するというノマドワーカーという生き方は凄まじいと思うのですが、実際にブログの時代は既に終わりに向かっており、今後は新しい資金源を確保していかないといけないでしょうね。1人で更新を続けていくブログだと、ライターを大量に使ったサイトとずっとアクセスを競っていくのは難しいというよりは、不可能になってくるのです。1人が出来る事というのは、いずれにしても限界があるという事です。

No Second Life
http://www.ttcbn.net/no_second_life/

・1人の知識に限界があるというのは?

例えば、立花さんがパリに旅行に行った記事をアップロードされていますが、パリに行った事がある人ならほとんど行った事がある場所ばかりで、記事の内容が物足りなく感じます。アップロードされている写真が自分が持っている写真と似たような写真ばかりという事があるわけです。やはり、パリ在住の人から本格的なパリの良さを問題も交えて伝えて貰いたいという需要はあるでしょう。そういった踏み込んだ内容を伝えていくには、1人で伝えるには限界があるという事でしょう。

最近の読者は、いろいろな情報を目にしているので目が肥えすぎていて、少々の情報・写真で満足できない読者が増えてしまっているのが現状です。

NAVERまとめで1本3000円の案件が話題に

・Sohoサイトで1記事3000円NAVERまとめ案件

Sohoサイトなどにおいて、NAVERまとめの記事1本1000円-3000円ほどで募集がかけられているという事です。1本3000円という事で、今までのライター案件(例えば、Nanapiの場合には1500文字で300円-500円単価)を考えれば破格の待遇と言えるかもしれません。さて、発注側としてはNAVERまとめを作ってくれるキュレーターに対して、3000円も支払って採算があうのでしょうか?

・ウェブ資産化の考え方

考え方としては、現在NAVERまとめにおいて「1日3000円稼ぐ」アカウントがあったと仮定すると、そのアカウントから得られる3000円を新規コンテンツ作成の原資にして、コンテンツ作成者に1000円で3本書いて頂くとしましょう。そうすれば、1ヶ月で90本の記事を新たに増やせるので、結果としては従来3000円だった収入が、3300円になるかもしれません。1ヶ月で消費した金額を長期的に回収するという手法です。

この3000円でNAVERまとめを書いて貰うという単価を実現するには、条件が必要になります。
(1)とりあえず原資(もしくは自分でお金を持っている)があるという事
(2)長期的に収益を得られる自信があること
上記の2点ぐらいは必要になってくるでしょう。

3000円でまとめた記事は、3000円以上の収益を生み出すという保証は特にありません。しかし、3000円でまとめた記事が6000円の価値を生み出せば大きな利益になる可能性があります。NAVERまとめで3000円と言えば、Nonアダルトの分野において最低10万PV以上(単価0.2で計算した場合)は集めないと採算が取れないという事になります。単価0.4のルーキーかレギュラーになれば、3-4万PVでいけるでしょうから、発注者はレギュラーである可能性が高いです。

Google Adsense vs NAVERまとめ

・NAVERまとめでライター雇って稼げるか

Google AdsenseがNAVERまとめに掲載されていた時には、その単価は低い時で0.2、高い時で0.4ほどになっていました。つまり、現在のNAVERまとめのレートというのは、Google Adsense時代のレートを参考に作られていると言えるでしょう。そこから考えると、ライターを採用してNAVERまとめをやって貰うというのは、ウェブ上でライターを雇うのとそれほど変わらない事かもしれません。しかも、アクセスを自社が集める必要はなく、NAVERまとめがアクセス集めを代行してくれるので、良いまとめを作るだけです。

・ウェブで100万以上稼ぐ人の多くは仕事を外注

ウェブで月額100万円以上稼ぎ出す人(スーパーアフィリエイターとも呼ばれる)の多くは、仕事を外注しています。外注しないと、自分の時間が全く持てなくなってしまうという事と、経費をかけた方が税金の関係から良いという事があります。例えば150万円を稼いだとすれば、50万円ぐらいは外注した方が時間も出来るし、経費も節約になるので良いでしょう。

参照した文章

お仕事サイトにNAVERまとめの案件が登場
http://navermatome50k.blog.fc2.com/blog-entry-9.html

元ネタはこちらです。
「NAVERまとめ」は儲かるのか?-まとめ記事1本3000円でライター募集
http://www.otonano-kaisha.com/news_WELf5SkTa.html

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