市民連合

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勝てる方法を考えなければ、負けるだけだ。

  • 5 February 2016
  • のぶやん

ウェブサイトでどうやったから稼げますか?という質問は、良くある質問です。サラリーマンを辞める為にウェブサイトで稼ぎたいと思う人は多いでしょう。ウェブサイトで月に10万円でも稼げたらいいと思う人も多いでしょうが、それは非常に困難な事です。何故ならば、ブログを書くという行為が『誰でもできる行為』だからです。誰でも出来る事は、安いというのが世の中の常でしょう。

ワードプレスを使うなら大量投稿が必要

ブログのプラットフォームとして確立されたワードプレスですが、拡張性はDrupalほど高くありません。言い換えれば、単なるブログのプラットフォームとして使うには非常に便利ですが、それ以上の事をしようとすると難しいという事でもあります。ワードプレスを使うのであれば、ユーザーが興味を持つ記事や写真を大量に投下して、それで稼ぐという事が必修になります。

ワードプレスは非常に簡単にインストールして、ある程度のカスタマイズでサイトやブログとして利用する事ができます。しかしながら、そのプラグインは、まるでXOOPSのようにガチガチであり、1つ1つのプラグインが独立したような形になっています。プラットフォームが簡単という事は、残っているのはコンテンツの量と質の勝負になって、量産を行わなければ『ほとんど勝ち目がない』という事になります。ワードプレスは、記事の量産が何より重要になり、それがインターネット上の記事単価をどんどん定価させてきました。



選挙で勝つための戦略をどうするか

2016年夏の参議院選挙においては、『選挙に勝つための戦略』というものが必要になります。アメリカのサンダース候補の活躍を見ていると、選挙に勝つにはどのようにすれば良いのかという事が見えてきます。つまりは、『若者の支持を得て、SNSでの選挙運動を幅広く行っていく』という事です。現在、市民連合の中心になっているオッサン学者たちでは、戦略を立てようもありません。インターネットで拡散できるような、マーケティングに詳しい奴を呼んで来なければお話にならない訳です。

現在の『市民連合』の枠組みの中では、最も必要であるはずの『若いビジネスマン』のカテゴリが抜け落ちてしまっています。学者と言えば、完全にビジネスから離れた学術にいる人で、学生はその学者から学ぶ人です。ママの会にはビジネスで活躍する人もいますが、基本的に立場はママとして子供を守るという立場で参加しています。あとは、退職した方が多い『総がかり行動』の人たちですが、どれだけビジネス関係の人がいるか不明です。

経済政策をもっと語るべき

金子勝さん(慶応大学教授)は、経済が専門で、話も上手な上にラジオ番組などにも出演しているので若者にも知名度が高いです。政治学者なんて言ってる事は良く分からないし、経済学者の発言力を強めるべきだと思っています。経済が語れる人が出てくれば、若いビジネスマンなども参加しやすくなると思うのです。

フリーターの人が経済に興味があるとは思えませんが、少なくとも『最低賃金を1500円にした方が良い』というものに賛同する人は多いと思うのです。格差の縮小を掲げる経済政策などで共感を取り付ける事ができれば、若者の無党派層を取り込める可能性があるでしょう。

今の『学者の会』の市民連合では勝てない

若者世代の無党派層を取り込むのがカギになりますが、若者の無党派層の心に響くような政策がちっともあがってきません。『学者の会』やら『立憲デモクラシーの会』やらは、高い所から講演するのが得意かもしれませんけど、実際に選挙の現場に来て泥臭いスピーチをしてほしいです。八王子市長選挙では、いがらし仁さんに対して、山口二郎さんが『応援メッセージ』を寄せたけど、そんなのいいから八王子に来てよ!と言いたかったですね。

学者らしいと言えば学者らしいのですけど、発想が完全に『机上の空論』になっていると感じます。実際に八王子市長選挙などで感じた『選挙体験』というものが伴っていないので、そのノウハウや反省もなくて、どうやって国政で戦おうというのか見えてこないです。実際の選挙戦でどうだったかというのが非常に重要だと思うのですが、市民連合が選挙に関わってない訳ですから、描くものが全て『机上の空論』になる事は確実です。

選挙の営業を市民に押し付けか

学者の会の人たちは、『市民連合の記者会見』の時は調子よくしゃべりたい放題しゃべりまくって、『総がかり行動』の高田健さんにほとんど発言の機会を与えませんでした。『先生』などと呼ばれて、戦略家・知力家として出てくるのは結構な事ではありますが、それでは資金力で勝る自民党を倒せそうにありません。市民を巻き込むのは、市民でなくてはならず、学者では巻き込めないと考えます。それは、共感を得なければいけないのは、非正規雇用などの人であり、そういった人に学者の先生の訴えが全く伝わっていないからです。

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市民連合が「学者の会」になっているのが気になる

  • 27 January 2016
  • のぶやん

市民連合というのは、学者であったり、学生などが中心になっているので、経済界の考え方が反映されていません。市民連合シンポジウムに行っても、そこで議論されるのは「政治とはどうあるべきか」であったり、哲学者による講演であったりするわけです。正直に言えば、戦争法が違憲であって、9条が大切だという話なんて、今さら会場で聞くような話ではないような気がします。

話し合うべきは、「参議院選挙についてどのように戦略を立てるか」という事などを政治家を交えながら話し合うべきなんですけど、単なる政治学者の話を聞くシンポジウムになっているのは凄く気になります。市民連合としての記者会見だって、学者の会、立憲デモクラシーの会、ママの会、SEALDs、総がかり行動とういう5団体なんですけど、どの団体も経済団体と距離があって、経済団体との話し合いに弱いだろうと用意に予想できます。

何かをマネタイズする能力

頭の良い人は、どんなものでもお金に変える事ができるし、頭の悪い人は、何をやってもお金にする事ができないのだと思います。SEALDsの活動であったり、市民連合の活動を「無駄だ」というのは、それをマネタイズする能力がないだけなのだと思います。能力さええれば、多くの人が下手だと思うような『ピカソの絵画』であったとしても、何億円もの価格がつくのですからね。世の中に無駄なことというのは存在しておらず、どんなものでもカネになります。

ニートの生活だって、テレビに取り上げられると、それに広告がついて多くの人が視聴してお金になるのです。お金にならないことは無駄という発想ではなくて、どうやってお金にするかという発想が重要になります。その発想を持てない人は、会社経営には向いていないでしょう。

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市民連合の第1回新宿西口の街頭宣伝に参加した感想

  • 7 January 2016
  • のぶやん

市民連合が主催した「第一回新宿西口の街頭宣伝」に参加してきました。

市民連合については、先日もこのブログで書いたように、民主党の呼びかけで集まった学者の会、ママの会、SEALDs、総がかり行動、立憲デモクラシーの会が発起団体となっているのですが、どちらかと言えば学者寄りであり、社会人の私としてはやや違和感があるというか、距離を感じるわけです。ただ、それは市民連合に始まったことではなくて、国会前で既にあった違和感で、「同世代の人がいないなー」と思っていたのがそのままきているので仕方ないです。

市民連合じたいあ、最初の出発点が5団体になっているところから、発表がない=動きがないと見られていて、中野晃一先生が政治家たちの動きが遅いと言っているのですけど、実際には市民連合だってそれほど動きが速いわけではありません。市民連合の賛同団体も発表されていないし、ホームページも公表されていません。

とにかく学者色が強すぎる

市民連合という団体を形成して5団体が発起団体として形成したのは良いのですが、その中心にいるとみられるのは佐藤学先生で、市民連合の記者会見に出席したのは、高田さん以外はママの会の西郷さんも含めて学術関係者という事で、何とかバランスが取れなかったものなんでしょうかね。私は学術関係者が悪いとは思わないけど、一般市民とはかなり距離があると思っていて、特に大学に進学していなかった人たちとの距離感というのは、相当のものであろうと想像します。

佐藤学先生は教育学者ですし、中野晃一先生、山口二郎先生は政治学者です。そこに経済系の議論が抜け落ちてしまっており、学者らしい「狭い議論」にはなるのですが、経済を含む広範囲の議論が行われる事がないのが大変に気になります。

非正規雇用の若者をいかに取り込むか

現在の『市民連合』では、学習院大学の名誉教授という大変に社会的な地位が高いであろう方が中心になっているところもあって、非正規雇用の若者などとあまりに距離が大きいと考えられます。雇用の4割を占めていて、政治にほとんど関心を示さないとされる非正規雇用の若者をいかに取り込むかというのは、『市民連合』の大きな課題であると考えます。その為には、1500円デモのエキタスなどの若者に向けたアプローチが欠かせないと考えます。

現在の『高貴すぎる』市民連合は、市民との距離もあって、多くの市民の共感を呼ぶことは不可能でしょう。自民党の中には、底辺レベルを巻き込むような戦略を立てている人も沢山いて、特にテレビなどの芸能系であったり、産経などは『フジ産経』などのゴシップ雑誌を使ったり、ネトウヨを使って底辺層にもアプローチできるようにしています。

 

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SEALDsが参加した「市民連合」に対する疑問と違和感。何故2000万人署名するの?

  • 30 December 2015
  • のぶやん

SEALDsが参加した「市民連合」ですが、記者会見が何故か極秘で行われて、どこで開催されたのかすら明らかになっていません。記者会見の場所が事前に明らかになれば、私もカメラ撮影したいので行こうかなと思っていたのですが、記者会見の場所を明らかにせず、一部の人にのみ通知したのかどうか知らないですが、その理由も不明でガッカリしています。開かれたオープンな場所で記者会見しない理由は何でしょうか。

市民連合の記者会見で最初に会見したのは、学者の会、立憲デモクラシー、ママの会、SEALDs、総がかり行動なんですけど、学者の先生が3名(中野先生、佐藤先生、山口先生)、更に京大の大学院生のママの会の西郷南海子さん、SEALDsの諏訪原健さん、そして高田健さんということでした。高田健さん以外はほとんど学術寄りの人ばかりであり、市民の立場がないよな・・・と思うのが正直な感想でした。市民連合の記者会見でも、学者の会の佐藤先生と山口先生が中心になりすぎて、市民を代表する高田健さんの発言がほとんどないまま進められていました。はっきり言って、これじゃあ学者の会の連合にしかみえません。

アラサーを代表する人がいない

この中に私の属するアラサー世代の代表がおらず、その意味で、現状の市民連合に賛同しかねています。SEALDsや学者の会はもちろん応援したいですが、働き盛りの市民の若者を代表する人が不在では、自分の声を代弁してくれる人がいるとは思えません。佐藤先生、山口先生、中野先生のいずれも経済学系の先生ではないので、経済学系の視点から何らかの提案を議論する事も難しいと考えています。ここに金子勝先生などが入ってくると違ってくるのでしょうけど、経済系の議論が盛んにおこなわるようでないと、いくら立憲主義がどうのこうの言ったところで、無党派の取り込みには失敗すると思います。

市民連合には、今後も様々な団体が入るという事ですが、市民連合に対して自分の意見を代弁してくれる自分と似たような世代の人が入って、経済的な側面をしっかりと議論できるようでないと、市民連合に対しては賛同しかねます。それは、20代後半から30代が感じている事であり、無党派層の違和感でもあります。学者の先生方の「憲法を守るように」という議論に対して両手を上げて賛同していますが、それと日本の財閥などの問題点をしてきする現実主義とはまた違うと考えています。

2000万人署名に対する疑問

私は野党を強く応援する身でありながら、2000万人署名に参加していません。それは、2000万人署名に対する疑問が拭い去れないからです。そもそも、2000万人署名がどこから、どうして出てきたものかも知りませんし、それが市民を巻き込む意義に関しても、賛同しかねます。「労力をかけて署名を集めるべきなのか」というところがまだ、納得がいくものではないという事です。様々なイベントで署名用紙を頂きましたが、自分が署名もしてないのに人に署名を進めることなどできませんし、どうして署名しなければいけないかの意味が理解できないのに、署名する気にはなれません。意味が分からないのに署名するのは民主主義ではないですから。

単に署名を集めて下さいというのでは、誰も動きません。その署名をすることによって、世の中がどのように変わって、署名がどこでどのように使われるのかという事を理解しないで署名する訳にはいかないからです。「安保に反対するから署名して下さい」「市民連合に賛同するから署名して下さい」「安倍を引きずり降ろすから署名して下さい」「総がかり行動の応援として署名して下さい」と、署名の意味も様々でしょうが、あまりに曖昧すぎて、この署名活動には理解をしかねます。よって、現在において署名する気はありません。

何故か共産党が署名を1000万人集める

市民連合において学習院大学の佐藤先生からの話によると、「市民連合への賛同は、署名を持って行っていく事とする」という事ですが、それは違うと思います。ならば、共産党が2000万人の署名のうちで1000万人の署名を集めると発表された事についてはどうなるのでしょうか?それなら、共産党が2000万人のうちで1000万人集めるという事は、市民連合の半分は共産党を支持しており、実質的に市民連合の半分が共産党であるという理解にならないでしょうか?

市民連合が支援する候補は、「無党派で市民が選出した人」となっているにも関わらず、共産党が1000万人分の署名を集めるのはおかしいと思います。市民連合は政党色を出すべきではなくて、市民連合が集める署名に対して共産党が集める署名を含めるべきではないと考えています。市民連合は、結局は「学者+共産党だった」と言われかねないような組織にならないでほしいです。

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