Google、Facebookともに嘘の情報を見抜くことができない事が明らかに!DeNAの医療サイトWELQ問題で明らかになったGoogle検索の限界

  • 9 December 2016
  • のぶやん

DeNAのWELQが医療情報でかなりのデマとみられるような『肩こりの原因は幽霊』などというネタをそのまま掲載して炎上しましたが、Google社はそれを検索上位に表示していました。DeNAの炎上は、DeNAが科学的に根拠がない情報を掲載していた事がきっかけとなっていますが、実際にGoogle上位に表示される事がなければ、こんなに騒ぎになっていなかったでしょう。

Google社は、WELQの情報が医療について素人が書いていたりしたものであるにも関わらず、もしくは大学生のインターンと称するアルバイトが作成していたにも関わらず、上位表示を行っていました。

大統領選挙でFacebookに流れたデマ

Facebook上では、大統領選挙の際に『ローマ法王がドナルド・トランプを支持している』というデマであったり、『ヒラリー・クリントンがイスラム国に武器を打っている』などという真偽の良く分からない情報が沢山のシェアと共有を集めて、Facebookで上位表示されるようになっていました。本当か嘘かを確認することは非常に難しい事であり、流れてきた情報を拡散したり、そのまま信じたりする人が多くいたという事です。

実際にWELQの記事にどれだけデマが含まれていたか定かではありませんが、医療情報などであれば、専門的な知識がないと分からない事も多いので、素人ライターが適当に書いた記事というのは、結果的に間違った処置を行う可能性に繋がるので危険です。例えば、怪我をした時の処置を間違えたりすると、身体的に影響がある場合もあります。

テレビで政府がプロパガンダ放送

インターネット上に嘘が溢れていますが、それはテレビで政府がプロパガンダ放送を行う事とあまり変わりありません。日本政府の場合には、NHK会長などに安倍信三の親戚を据えるなどして、NHKの情報統制を行っています。政府にとって都合の良い放送を流して、市民を騙して信じ込ませるという行為は、偽の情報を信じさせる行為にほかなりません。島国の日本人は、かつて海外からの情報が全く入ってこない状況だったので、戦前などには完全に洗脳された国民となっていました。結果として、日本が強いとか、日本が戦争で勝つとか信じていた国民は少なくありませんでした。

偽の情報が偽だと気が付くための方法としては、自分の足を運んで海外の実態を見に行く事であったり、語学力を身に付けて沢山の言語を操れるようになって、インターネットで他の言語の情報に触れるなどの方法があります。デマを見抜くには、1つの方向から入ってくる情報だけでは不十分で、多くの情報を自分の足で見聞きしたり、複数の情報源を持つことが大事になっています。

信用できる情報は自分で取りに行く

情報を自分の足で取りに行かないと、正確な情報というのを得る事は出来ないでしょう。そういう意味では、海外に全く行かないで海外の事を知ろうとするのは無理なので、海外にどんどん出ていって、海外の情報を得ようとする努力は必要になるでしょう。日本においても、海外で情報を仕入れる為にどんどん海外に出ていく人と、そうでない人の情報格差がどんどん広がってきています。何十年も前であれば、海外に出ていける人はごく一部でしたが、今では10万円ぐらいあれば、ツアーで海外に出る事も難しくなくなっています。

日本の情報がどのような状況にあるかは、外から見ないと分からない事もあるでしょう。海外に住んでみて、外から日本を眺めるという事も必要になってくると思います。

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