WELQが完全に消滅してNAVERまとめが生き残れそう。MERYはどうなるか?

  • 16 December 2016
  • WEB情報屋

当サイトでは、2016年9月にWELQの検索エンジンの強さに目を付けて、『welqのGoogle検索エンジンがNAVERまとめより圧倒的に強い件』という記事を書きました。そこで、WELQが検索エンジン上位を独占する事を見て、『NAVERまとめが5年後に消滅か』と書きましたが、実際に先に消滅したのは、WELQの方でした。

welqのGoogle検索エンジンがNAVERまとめより圧倒的に強い件

更にWELQが消滅しただけではなくて、そのリライト手法などが他のサイトでも利用されていたので、他のサイトも炎上して停止に追い込まれる事になり、DeNAが運営している合計10サイトが停止状態にあります。新規事業としては、もはや『壊滅状態』にあると言えるでしょう。

DeNAが休止した10サイト

・WELQ(ウェルク):医療
・iemo(イエモ):インテリア
・FindTravel(ファインドトラベル):旅行関連
・cuta(キュータ):出産・子育て
・UpIn(アップイン):マネー
・CAFY(カフィ):料理
・JOOY(ジョーイ):メンズファッション等
・GOIN(ゴーイン):自動車
・PUUL(プウル):マンガ
・アニメ ・MERY(メリー):女性向けファッション等

WELQが行っていた手法というのは、今までNanapiなどが行っていた『単にキーワードをターゲットとして定める』というものを更に高度化させたものでした。ある特定のキーワードで上位が出るまで類似の記事を書いたり、上位が取れるまでリライトを加えたり、上位に表示されるまで文字数を増やすなどの手法も用いて、とにかくGoogleの上位を狙っていました。その結果は、アクセス数にすぐに表れて、検索エンジンでNAVERまとめを超えて1位、2位表示されるものが急増しました。

引用を超えたリライトが問題

WELQで最大の問題となったのは、引用を超えた範囲でのリライトでした。NAVERまとめでは、引用するという形をとって法律をチェックしながらやっていましたが、WELQの場合には、引用を超えた違法行為を行っていた可能性が指摘されています。外部からの指摘が相次いで、炎上騒ぎとなるまで、経営陣はこのグレーゾーンを見てみぬふりをしていました。その原因となったのは、経営に対するプレッシャーです。

DeNAのゲーム事業は、携帯電話の主力がガラゲーからスマートフォンに変化した事に対応できず、先細り状態にあります。ガラゲーでは、グリーとモバゲーが2強としてプラットフォームを形成していましたが、そこにGoogle社とApple社という国際巨大資本が乗り込んできたことにより、グリー、モバゲー共にスマホ分野で大成功する事が出来ませんでした。ガラゲーのプラットフォームを握っていても、スマートフォンのシェアが伸びている状況で利益が出しづらくなってきたのです。

リライトしないで書く方法

リライトをしないで文章を書くのはどうすればいいかと言えば、経験談であったり、事実に対する感想を書く必要があります。しかし、こういったオリジナル性の高い文章というのは、専門性の高い分野であったり、参考になる資料集めをしなくてはならず、非常に手間のかかる作業になってきます。場合によっては、独自の取材もしなければならない場合もあるでしょう。リライトしないで自分なりの文章を書くにはコストがかかるのです。

良くある手法としては、体験談を踏まえた上で、事実を入れながら書く方法です。例えば、自分が恋愛ではどのような行動をとったかを書いて、脈あり・脈なしの判定を行う方法について紹介したりする方法で素。完全に自分で考えて日頃からノートにメモしておいて、そのメモを基にして書けば、自分なりの言葉で記事を完成させることができるでしょう。

村田マリが統括した9サイト+MERY

MERYは村田マリ氏が行っていた9サイトとは別に、ペロリという会社が運営していました。このMERYは、買収金額が数儒億円と大きかった事からも、DeNAが新規事業として大きく期待していたサイトでした。このMERYまで停止に追い込まれてしまった事は、DeNAとして非常に大きな痛手になる可能性があるでしょう。それは、新規事業からの利益が得られなくなるだけではなくて、将来の新規事業が消失してしまう事を意味しています。

DeNAは、とにかく金になる事業を早く育てたいと焦っていたところがあり、村田マリが執行役員なのに、日本に月に5日程度しか顔を出さないような普通の会社ではあり得ない状況も許されていました。その結果、村田マリが事業を統括する立場にあったにも関わらず、記者会見にも姿を現さないなど、事業責任者として無責任すぎる姿勢が批判されています。村田マリ氏は、Facebookの過去の投稿であったり、ブログを削除するなど、完全にだんまりを決め込んでいます。

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