日本でシェアリングエコノミーが成功しないであろう理由!クラウドワークス大赤字で株式会社ココナラも赤字


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  • 19 December 2016
  • のぶやん

どうやら日本でシェアリングエコノミーと呼ばれる会社が複数社出てきたけど、今一つぱっとしない。その理由を考えてみると、やはり『単価が安すぎる』というのがあるのだろうと思う。単価が安い事によって、仕事を発注する側はメリットを受けるかもしれないが、仕事を受ける側は『手抜きをして作業するしかない』という状況が生まれます。こうした傾向は、クラウドワークスであったり、ランサーズなどのライターで見られた傾向で、DeNAのWELQ問題として表面化しました。

働く人のメリットを高めること

シェアリングエコノミーに取り組む会社は、もっと働く人の事を考えなければいけません。先ず、例えばエニタイムスで手数料が一律15%というのは高すぎます。インターネットで仲介するのであれば、手数料を5%ぐらいに押さえてほしいものです。そうしなければ、労働者の取り分が圧倒的に安くなってしまいます。労働者の事を真剣に考えるのであれば、仲介手数料が低くなるのは当然でしょう。

また、1つの仕事単価を上げる事も大事になります。仕事における最低価格の設定であったり、仕事ごとの最低賃金の設定など、設定を決めるというのもありでしょう。今の段階においては、多くの会社で扱っているのが500円、2000円などとあまりに安すぎる仕事が多くて、それでは『1人1人がやりたがる仕事』ではない事は明らかです。何故、タクシーのUberが世界で人気になっているかと言えば、運転手側にとっても、単価が高いので稼ぎやすいという事があります。例えば、東京-神奈川まで行く人が、ついでに1人乗せたら5000円稼げます。タクシーなら1万円の距離です。

民泊のAirbnbを貸し出す人も、1回当たりの利用単価が高い(最低数千円で連泊すると万単位になる)ので商売が成立します。このように単価が高い商品を扱わないと、労働を提供する側の生活が成立しないという問題点があります。だから、家事を専門にするのであれば、目安などを設定して、取引をスムーズに出来るようにしないと、働く側の手抜きになって品質低下に繋がります。

日本人の労働力が十分に安い

日本人の労働力は、世界でも高いと言われているのは、既に過去の話になろうとしています。非常に低賃金の場所が増えていて、最低賃金ギリギリでアルバイトを募集しているところが多いです。更には、最低賃金すら守られない劣悪環境で募集する違法労働をさせる会社もあります。このように日本の労働力というのは、既に十分に安くなっていて、シェアリングエコノミーが流行らないだろうと思わせる要素があります。

基本的には、シェアリングエコノミーは、安さが中心になってしまいます。そして、安さが中心になってくると、どうしても品質が低下して技術力がない人しか集まらないサイトになってしまいます。そして起こるのがサービスを利用したことによる『企業の信用力の失墜』などです。WELQの問題は、この安さを求めるあまりにライターが大量にコピペを行っていた事が問題になりました。

日本のシェアリングエコノミー

日本では、2016年1月にガイアックス、スペースマーケット、クラウドワークス、ココナラ、AsMama、エニタイムスの6社がシェアリングエコノミーの普及や発展を目的とした『一般社団法人シェアリングエコノミー協会』が設立されています。ベンチャー企業がこんな協会を設立する時間があるならば、本業に励めばいいのにと思うのですが、このような協会が設立される背景には、政治とシェアリングエコノミーが癒着したがっているという背景もあるでしょう。国であったり、東京都などの補助金を狙っている可能性もあります。

株式会社ココナラの赤字

2016年12月15日に発表された2016年8月31日株式会社ココナラの決算。4億7,000万円の赤字計上しています。サービスの規模の割に赤字出しすぎでしょう。赤字金額があまりに大きすぎるので、このサービスは長く持たないですね。1回の取引で300円の手数料が動いたとして、それが1万人規模で動いたとしても、300万円にしかならない。単純計算すると、10万人規模でサービスが動かないと、サービスを維持するだけでも大変です。

上にも書いていますけど、500円から使えるというサービスは、使う側にとっていいかもしれないけど、使われる側(働く側)のメリットは何もないというのが大きな問題ですね。500円で働く側の気持ちを考えてサービスを作ったらいいのになと思います。



クラウドワークスも赤字で、株式会社ココナラも赤字となると、もうシェアリングエコノミーが日本で黒字化するのは無理じゃないか?と投資家に思われ始めても不思議じゃないです。しかも、アメリカでもうまくいっているシェアリングエコノミーの会社は数えるほどです。それが日本で成功する見込みなんてあるんでしょうかね。

広告を出しまくって赤字が出ると言っても、広告を出さなくなったら、今度は登録者数が増えなくなるのは目に見えているでしょう。お金を余った投資家が投資して、広告をどんどん出すビジネスモデルは、グノシーのようなアプリのビジネスだけど、それで客が集まる時代はそろそろ。。。

能力高い人は働かない

能力が高い人は、クラウドワークスとかココナラなんて使わなくても仕事があるので、能力が高い人ほどいわゆる『シェアリングエコノミー』というものを使わないでしょう。仕事の単価が安い事を期待して発注が出されるので、1回当たりの仕事の単価が安すぎて、まともに仕事を引き受ける事ができないからです。人を物のように売買しても、利益が薄利である事は明らかでしょう。

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