地方の中古不動産価格がゼロになる日本の未来!収益性資産の変化
日本では、地方と都市部の郊外の中古不動産の価格がゼロになるとされています。今でも、10万円で売買されている不動産は、全国に数多くあり、大都市の郊外においては、100万円~200万円ほどで売買されている不動産というのも沢山あります。
お金をあげてひきとって貰う不動産
北海道の過疎地の場合には、不動産を手放す為に解体費用を支払って不動産を手放す人もでてきています。中古不動産の多くは、今では資産の要素が非常に低くて、負債の要素がかなり強いものになってきています。今後、不動産価格が上昇する見通しもないので、不動産を保有したがる人はどんどん減少して、ゴーストタウンのような場所が沢山でてくるとみられています。
駅に近い場所であったり、病院に近い場所であれば、安心して暮らせるので多くの人が暮らしたいと思いますが、それ以外の場所の地価というのは、全国的にどんどん下落していく見通しです。
不動産はタダの時代
衣食住のうちで、不動産はタダのような価格で手に入るとすれば、収入が少ない金額であったとしても、生活は可能という事になります。その代わりとして、過疎地などで労働所得をあげる事は、ますます困難になっていくでしょう。大都会のような便利な立地に人が集中する傾向がさらに強まって、二極化が大きくなります。現在、八王子などで100万円で売られているようなマンションなどは、10年後には10万円を下回るとみられています。買い手が全くいない状況では、空室だらけになってゴーストタウン化していく事は間違いないでしょう。
不動産で資産価値を持つのは、駅近くであったり、都心の一等地だけになって、その他の場所というのは、収益性を持たなくなると考えられています。その代わりとして収益力を持ってきているのがオンラインの仲介業などです。
日本の人口(内閣府)
仲介業者がいらなくなる
不動産の仲介業者は、大きなビジネス以外は不要になってくるでしょう。現在においても、シェアハウスなど仲介業者を通さないモデルも確立されていて、最初の『事務手数料』だけ支払えば入居が可能になっている場合もあります。
不動産の仲介業がなくなって、オンラインの仲介に移行していくとみられています。
絵に描いた餅は食えない
日本においては、都心の一等地以外の値上がりはなくなるので、不動産は収益を生まない『絵に描いた餅』になっていきます。