多くのサラリーマンから見れば、イケダハヤト氏のようにインターネットを使って稼ぐ方法というのは、羨ましいと思えるかもしれません。イケダハヤト氏が今からサラリーマンをやろうとすれば、採用してくれる会社はあるでしょうけど、サラリーマンの人がイケダハヤト氏のような生き方をしようと思っても、簡単にする事は難しいからです。羨ましいとまで思う人は少ないかもしれませんが、少なくともイケダハヤト氏のようにインターネットで稼ぎたいと思う人がいることは確かでしょう。
ネットで稼ぐのは難しいか
アフィリエイトで生計を立てるほど稼いでいる人の多くは、もう自分で記事なんて書いてません。記事を自分で書いているのは、稼ぎが10万円以下の初心者アフィリエイターです。プロのアフィリエイターの多くは、何らかの形で記事を外注にまわして、それで効率よく稼ぐ方法を模索しています。自分で記事を書くというのであれば、1日10記事以上も面白いと思われる記事を書くようなサイトを持たないと稼ぐのは難しいと言えるでしょう。
一般的な人にとってみると、インタネットで稼ぐというのは幻想に近いと考えた方が良いでしょう。インターネットだけを使って稼げている人と言うのは確かに少数派いるのですけど、そういった人たちが持っているサイト数やページ数というのは、ネットで稼げるの?と質問している人の想像を絶するほどに膨大なぐらいのもので、とても簡単に真似できないぐらいの代物です。
Adsenseは稼げない?
Google Adsenseについては、様々な記事を目にする機会がありますが、Google Adsenseだけで生計を立てようというのは、無謀だと言えるでしょう。確かにGoogle Adsenseは素晴らしいプログラムであり、誰でもそこそこの稼ぎをあげられる事は事実でもあります。しかしながら、これが10万円を超えてガンガン稼ぐとなってくると、相当なアクセスを揚げないと稼げないのです。
プロの記事を書いているとされるイケダハヤト氏ですら、Google Adsenseの収入が4万円-5万円であると公表しています。イケダハヤト氏は、1日4、5本の記事を書くという事ですけど、Google Adsenseだけでは全く生活するどころか、お小遣い程度にしかならない事が分かります。外部の講演会、外部からの企業広告、アマゾンからの売り上げがなければ、かなり厳しい状態にあるといえます。そもそも、イケダハヤト氏のブログというのは、更新が前提になっているので、収益性資産としての価値は相当に低いものがあります。
・月間80万PV
・ユニークユーザーは月間40万
・Googleアドセンス、自社広告、アフィリエイトで喰っている
・昨年は500万の売り上げがあった
・収入の内訳 Googleアドセンスは50万円(月額に換算すると4万1666円)
(自サイト広告販売が7割 残りはアフィリエイト)
生活に必要なページビュー(PV)数
多くの個人ブロガーであったり、個人サイトを見てきた私の推計になりますが、(個人の場合で)1人の人がインターネットで稼ごうとした場合(生活費を30万円とした場合)には、生活に必要なPV数は、Google Analyticsを基準とした場合にて1日5万PV以上、月間150万PVほどであると考えています。1日5万PVほどあれば、1日の収入が5000円-1万円を超えることも可能になります。NAVERまとめのPV数というのは、内部PVであったり、アイテムPVなどを含んでいるのであてにならないのですが、NAVERまとめであれば、その10倍ほど1500万PVほどあれば、1日5000円-1万円ほどの金額を稼ぐ事が可能です。
いずれにしても、膨大なアクセス数を稼がないとインターネットで生活するなどという事が難しいことが分かります。たとえ、そのアクセス数を稼ぎ出したとしても、大量の更新を続けていかないといけない事であったり、Google Adsenseにしても、NAVERまとめにしても、アカウント停止のリスクやサービス停止のリスクが付きまとってくるので、収益の多角化が必要になるので難しい戦いになるでしょう。アフィリエイトをやるのであれば、PVを追いかけるのと並行して、成果補修を追いかけた形のアフィリエイトも必修になります。その逆も言えることで、成果報酬を追いかける人はPV数も追いかける必要があります。
PVというのは、ピラミッド式の底辺の部分にあり、大量の広報を誰でもいいから見てほしいという形でかけるのですけど、成果報酬といのは、少し単価が高い代わりとして、
ピラミッド方式と収益率
(下に行くに従ってPV数ごとの収益率低くなる)
1、大手企業との直接広告契約
2、中小企業との直接広告契約
3、ASPを通じたアフィリエイト契約
4、Adsense, 楽天アフィリエイトなどの大規模広告
5、NAVERまとめなどのアクセス型広告