インターネット業界に詳しいものとして、『インターネットで稼ぐのは難しいですか?』という質問を受ける事があります。ハッキリ言えば、インターネットのコンテンツで稼ぐことは、非常に難しいと言えるでしょう。
サイトを立ち上げる難易度が下がって、誰でもインターネットでコンテンツを発信できるので、コンテンツがインフレを起こして『その価値』が暴落しているのです。インターネット初期に珍いとされたはあちゅうのような一般の女の子の写真だって、今では公開された写真をインスタでいくらでも見る事ができます。
サイトの立ち上げは簡単
数年前に比べても、ウェブサイトの立ち上げの難易度は大幅に低下しています。特にウェブサイトの専門的な知識がなくても、少し勉強すれば1日でウェブサイトであったり、ブログを立ち上げる事は簡単です。Wordpressをボタン1つで立ち上げたり、慣れている人ならコマンドを使って約5分でウェブサイトを立ち上げる事ができます。
ウェブサイトを立ち上げても、単にコンテンツを増やしていくだけだと、アクセス集まりません。ソーシャルメディアを利用したり、ブランディングを図ったりなど、様々な工夫が必要になります。
ブログの競争激化
著名ブロガーとされるイケダハヤト氏でさえ、アドセンスのようなコンテンツの連動広告で稼ぎづらいので、コンテンツの連動広告を外してしまいました。好きなことを何でも書いてコンテンツに連動させるより、何か商品販売(資産運用の紹介含む)などを行った方が広告効果が高くなるのです。
ブログ形式の『まとめサイト』もジワジワと稼ぎづらくなってきていると言われていて、大手まとめサイトと言われているサイトも、以前の2分の1から3分の1に収益が減少していると言われています。それでも、大手まとめサイトと言われるサイトは、数十万から数百万円の広告費を得てるようで、今でも健在ではあります。
稼いでも損をする場合
インターネットでは、主婦などが在宅で商品紹介などをして稼ぐ人も多いですが、商品レビューなどでリンク切れが多発して手間ばかりかかって稼げないという事も多いです。一時的にアクセスを集めて稼げたとしても、長期的に稼げるサイトやブログに育てないと、安い労働者になってしまいます。
アルバイトで時給200円で働くのを損だと感じる人が多いのと同様に、インターネットで収入を得ても、それ以上に労働力を投入していたのでは働いている意味が分かりません。短期的に稼ごうとするのではなくて、自分の勉強になったり、技術力が向上したり、記事が永久に使えるなどの『自分の資産として長期的に使える』という形を考える必要性が出てくるでしょう。
再利用できるものが資産
長期的に収益を生み出して、再利用できるものが資産と呼ぶことができるでしょう。文章・画像など、以前に作成したものを再利用してお金になるなら『資産』と呼ぶことができるでしょう。プログラマーが作成したプログラム・知識なども再利用する事ができるので資産と呼ぶことができます。
コンテンツの再利用を考えると、単にWordpressで書くような手法だと非常に非効率になってきます。効率的にコンテンツを運用して、上手に使いまわせるようにならないと、高い収益を確保するのが難しい状況になってきています。もしくは、高価値のコンテンツを電子書籍のようにダイレクトに販売する手法もありでしょう。いずれにしても、コンテンツの使いまわしは重要なキーワードです。
どんどん進化できるか否か
単にWordpressをインストールして、ブログを書くような手法だと、イケダハヤトのように早期にブランディングした人に太刀打ちする事はできないでしょう。自分の技能を活用して、どんどん進化していく事ができれば、大きく成長できる可能性があります。
1つのサイトを運用するだけだと、なかなかノウハウが拡張できないので、複数のサイト運用がオススメです。アフィリエイトで稼いでいる人の多くは、10以上のサイトを効率良く運用しています。1つのサイトが稼げなくなったとしても、別のサイトで稼ぐことができるようになるからです。